オーストラリア ヒロシのリタイヤ日記

1994年からメルボルン在住のヒロシです。留学後に現地で就職、国際結婚、2020年、55歳からリタイヤ生活。

妻との馴れ初めと夫婦円満の秘訣

2023年07月05日 08時29分18秒 | 国際結婚

今朝は久しぶりにジョギングに行きました。スキー旅行もあって2週間ぐらい怠けていたのですが、、、無事に再開出来ました。

さて、今日のお題は妻との馴れ初め。実は、珍しく読者の方から妻との馴れ初めを教えて欲しい、とリクエストを貰ったので、、、書いていきます。

もう、20数年前の事になりますが、、、この国で仕事を始めてから程なくして、同じ業者の集まりで、オーストラリア人のヒューさんと知り合い、友達になったのです。ヒューさんの奥さんは幼稚園の教諭をされていて、、、ある時、ヒューさんの家で、パーティーがあり、ヒューさんの友達や奥様の友達が招待され、僕も呼ばれて行きました。そのパーティーに来た人達は全部で10人程で、ヒューさんの友達や奥様の友達が半々だったと思います。

その時に会ったのが、現在、妻になった人で、、、第一印象は、金髪でとても可愛い人だなと思いました。(後に、毛染めしていることが判明)その時は、あまりその人と話す機会がなく、また会えたらいいなという感じで終わったのです。

当時は、今と違って、インターネットや携帯、マッチングアプリのない時代で、、、出会いと言えば、職場か友人、知人、または地方新聞の恋人募集の欄に限られていました。なので、友人や知人のパーティーに参加することは、新しい人に出会う貴重な機会だったのです。

そのパーティーの1年後か2年後、再びヒューさんにパーティーに招待されました。その日は、またあの人に会えるかな?来ているといいな、、と、はやる気持ちが抑えられず、遅刻しないように、予定の時間より1時間以上も前に、まず近くのショッピングセンターに到着。大きなショッピングセンターの中をブラブラと歩きながら、「今日は絶対に、あの人に会いたい。あの人は来るのだろうか。」と思いつつ、ドキドキしながらショッピングセンターの中を行ったり来たりしてパーティーの開始時間を待ちました。

時間が来たので、ヒューさんの家に行って、暫くすると、、、1年か2年、待ち焦がれていたその人が来たのです!

その時は隣に座って、その人と話すことが出来たのですが、、、皆の前で、その人の電話番号を聞く勇気はなく、、、次の日、意を決して、まず、ヒューさんに電話をかけ、「その人の電話番号を教えて欲しいのですが、、、」と尋ねてみると、、、あっけなく、教えてくれました。

そして、すかさず、その人に電話して、「一緒にお食事でもどうですか。」と、デートに誘ったのです。、、、その人は少し驚いていた様子でしたが、OKの返事を貰いました!

その日は海岸を散歩して、ご飯を食べてという感じの健全なデートで、お付き合いが始まり、、、とんとん拍子に、3か月後に、同棲を始めました。20代なら結婚する前に数年お付き合いするのが普通だと思いますが、お互い30代の半ばで、女性のタイムリミットは迫っていましたから、あまり悠長なことを言っている暇はなく、最初のデートから約1年後にスピード結婚し、翌年には娘、そしてその後に息子が誕生しました。彼等は既に成人してしまいましたが。

婚約時代や結婚当初は、ラブラブだったのですが、子育てが始まると、口喧嘩が増えていきました。国際結婚ですから、育った環境や言語さえ違うのですから、衝突があるのは当たり前なのですが、、、やはり相手に自分の言う事を聞いてもらいたい、と思うのは誰もが持っている欲求だと思います。特に子育てに関しては、育った環境が違いますから、意見の食い違いが大きいです。

日本なら、母親は赤ん坊と同じ布団か、同じ部屋で寝るのが当たり前ですよね。赤ちゃんを別の部屋で寝かせるなんて、不合理。同じ寝床で寝れば、常時見ていてあげられるし、母乳も直ぐにあげられる。でもオーストラリアでは、それをしないんです。

意見の食い違いは、例えば、一緒に買い物に行った時、、、妻はこの商品を買おうと言い、僕は必要ないと言った場合、どうなるでしょうか。お互いに意地を張り合っていたら、日が暮れて、お店が閉まってしまいます。どちらかが、折れて「分かった。あなたの好きな様にして。」とならなければいけませんよね。

結婚して一緒に住み始めると、自分の意見や考えをパートナーに押し通すことが不可能であることが、段々分かってきます。つまり自分の意見を押し通すのではなく、、、自分の意見は諦めるしかない。一応、こうした方が良い、とは言うけど、相手は相手の考えがあるだろうし、、、人生は諦めが肝心と聞いたことがありますが、、、結婚は諦めが肝心だと思います。

諦めらめてしまえば、喧嘩もなく、平和な日々が送れるのです。毎日自分の主張を押し通そうとして喧嘩してばかりいるよりは、自分の意見は諦めて、相手と平和に共存した方がずっと良い気がします。

これから、ご結婚しようとされている読者の皆さんに、国際結婚に限らず、夫婦円満のコツは何かと聞かれれば、

1.相手を自分の考えに従わせようとはしないこと。多少の慣れが必要だが、相手の考えに従うこと。意見が違うのは当たり前。どちらかが折れなければ前には進まない。

2,我慢すること。他人と一つ屋根の下で住むということは、生活が自分の思い通りに行かなくなるということなのです。自分の思い通りに住みたかったら、1人で住むしかない。2人で住むのなら、我慢や妥協することが多くあるのです。

なので、結婚生活は決して全てがバラ色というわけではないのですが、、、上記の2点が出来れば、、、夫婦円満で楽しく過ごせるのではないでしょうか。上記の2点が出来ないなら、、、いずれは別居、離婚になると思います。

なので、あなたがもし結婚してしまったら、

1、相手を自分に従わせようとせず、妥協、我慢をして夫婦円満に暮らすか、

2、相手を自分に従わせようとして、喧嘩ばかりしている夫婦になる、もしくは、別居離婚するか。

の2択になります。どっちを選ぶかはあなた次第。さーどうする?

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 財布を忘れてお店に | トップ | テレビ電話と空飛ぶ車 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

国際結婚」カテゴリの最新記事