オーストラリア ヒロシのリタイヤ日記

1994年からメルボルン在住のヒロシです。留学後に現地で就職、国際結婚、2020年、55歳からリタイヤ生活。

スキー 2日目はスターリング山 (昨日の続き)と イルカ

2022年06月19日 21時10分27秒 | スキー

昨日はスキーから帰ったのがメルボルン時間の夜7時ごろだったので、ブログを書く時間がなく、短いブログになってしまい、申し訳ありませんでした。毎日60人ー90人の方に読んでもらっていて、いつもメルボルン時間の午後6時か7時ごろ(日本時間で、5時か6時)に投稿しています。中途半端な記事を書いて、せっかく見に来ていただいた読者をがっかりさせたくなかったので、兎に角、短くてもいいから、投稿して、このブログの読者の皆さんには取り合えず、昨日した事を手短にお知らせしようと投稿しました。

さて、昨日行って来た山はスターリング山(Mt Stirling)といって、メルボルンから3時間程で行ける有名なスキー場ブラ山(Mt Buller)のすぐ隣にある山です。メルボルンでブラ山はとても有名なのですが、スターリング山は知らない人が多いと思います。ブラ山と違って、スターリング山にはホテルや山荘がないので、自然のままの山なのです。前にも書きましたが、オーストラリアのスキー場は車一台の駐車券が一日60豪ドル(5500円)チェアリフトが一日券で150ドル(1万3千円)とべらぼうに高いのです。スターリング山は昔は入場料がかからなかったそうですが、今は60豪ドルかかります。

だから僕のようなアウトドア派にはバックカントリースキー、つまり自然の中でするスキーが良いのです。スキー場は人が多くて、チェアリフトに行列で並んだり、何度も同じ場所を滑り降りるのは、なんか違う感じがします。自分の足で雪の積もった登山道を登っていくのは大変ですが、頂上に立つ達成感もあり、下山はスキーで楽しみながら降りられます。良い運動ですから体にも良いし、お財布にも良いと思うのです。

今日はスキー友達のジェフさんと一緒に、僕の車(スバルXV)で行ってきました。この車は去年買ったばかりのほぼ新車で、雪道でも安心の4輪駆動なので、安心してスキーに行けます。ただ、こちらではスノータイヤは一般的ではなく、僕も普通タイヤでスキーに行きます。でもスノーチェーンを車に積んでいなければ、雪山に入ることができません。

5時20分起床、6時に出発。6時半にいつもの集合場所のショッピングセンター着。ジェフさんのスキー道具を僕の車に移して、即出発。霧が濃くて、ゆっくり運転して行きました。メルボルンの冬の朝はよく霧がでるのです。日が昇ると自然に消えますが。3時間半ほどドライブ後に、スターリング山の入り口で、入場料60ドルはジェフさんが払ってくれました。そこから登山口までは、10分程のドライブだったと思います。ジェフさんとは時々週末に一緒にスキーに行くのですが、過去二年間はコロナ禍のロックダウンで、スキーに行けなかったので、会うのはほぼ3年ぶりでした。

天気は風がなく快晴、場所にもよりますが、山道の幅は4メートルぐらいで、坂がきつくなると、スキー板のエッジを効かせてヘリンボーン(V字型)で登っていきます。ここ1、2週間は雪が降っていなかったのか、枝や葉っぱが雪の上にあって汚く、少し残念ではありました。ジェフさんは身長が180センチほどで、僕よりかなり高く、僕より5年ほど若く、毎日、往復1時間40分ほど、自転車に乗って通勤しているので、スキーで山道を登る時は、グングン引き離されたのが、悔しかったです。でも30メートル程離れたら待っていてくれましたけど、、、。最近はコロナで2週間ほどジョギングができなかったのですが、3か月程前の始めたジョギングでかなり体力は付いていたと思います。(因みにコロナはすっかり良くなりました。咳も殆ど出ず、全快と言っていいと思います。)

途中の避難小屋(King Spur Hut)の前で、昼食のサンドイッチを食べ、僕と同じく、この山は今日が初めてだというスキーヤーのティムさんとお喋りを10分ほどしました。昨夜は麓でキャンプをして、とても寒かったと言っていました。

この避難小屋は、薪ストーブがあって、(写真参照)小屋の中と外にはよく乾いた薪が常備してありました。テントを持っていれば、避難小屋に泊ることができそうです。(何等かの原因で避難小屋が使えなくなると困る

2時15分に登頂 (標高1747メートル。)4時間近くかかって登りました。頂上には僕達の他に3人のスキーヤーと2人のスノーシューのカップルがいました。山頂で記念写真を撮り、360度のパノラマを見ながら、毎冬1回か2回はこの山に登るという、熟練のスキーヤーとお喋りすることができました。見出し写真は頂上にあるレーダーの反射板で、飛行機が山にぶつかるのを防ぐ為にあるのだと思います。日本の山にはレーダーの反射板ってありましたっけ?

写真では見にくいかも知れませんが、遠くにはビクトリア州の最高峰ボーゴン山 Mt Bogong(1986m)、を始め、ビクトリア州の高山が白い帽子をかぶっているのが良く分かりました。

帰り(下り)は5、6回は転びましたが、、、。(ジェフは2回ほど)始めはボーゲン(ハの字)とプルークターンでゆっくり降りて行きたかったのですが、急な坂道はスピードが出過ぎて何度もこけました。やはりパラレルターンで両方のスキーのエッジでブレーキを効かせてスピードを落としながら降りて行くのが最良のように思われます。ただ、山道の道幅が4メートル程と狭いので、はやく小回りのパラレルをマスターして、スピードがあまり出ない様に、転ばないように、安全に、カッコよく、山から降りてきたいです。

積雪量は下の方は50センチ、上の方では80センチくらいだったと思います。雪質は午前中は固く、降りてくるのはコントロールが効かず、ちょっと怖いかなと思っていたのですが、圧雪車が登山道を雪ならししていたので、登りやすく、午後は気温が3.5度まで上がったせいで、雪の表面が柔らかくなり下りは制動がし易く、スキーに良い雪質だったと思います。

家に到着したのは7時ごろで、息子がスパゲッティを作ってくれていました。今日の走行時間は7時間以上、走行距離は往復で500キロほどでした。雪山にいた時間より運転していた時間の方がずっと長くなってしまいました。

今日は寝るのが遅かったせいで、昨日のスキーと長距離ドライブの疲れが残っている感じでした。でもジョギングしましたよ。今日は幸運なことに、沖合300メートルぐらいに、イルカ2頭が泳いでいるのが見えました。ジョギングの最中でしたが、座っている人3人ほどに「イルカが泳いでますよ。」と教えてあげ、「うわー、すごい!」と有難られました。

では、明日のブログでお会いしましょう。


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