錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

己の器量が試される時

2024年11月12日 | 両生・爬虫類
既にご周知かと思いますが…
現在、哺乳類などの小動物のほか鳥や爬虫類などを迎える場合は販売者側は後のリスクも含めて生体の状況を告知し、購入者は告知内容に対して同意した上で生体販売確認書という書類に署名をしなければならない。
そして、そこには対象となる生体の情報も細かく記すよう御上から義務付けされている。
例えば…
性別とか個体の生産地(国)からの入荷日や国内繁殖個体では生年月日など細かくね。
さて、ここからは本題へと話を戻しましょう…


このトカゲはオーストラリアを原産とするフトアゴヒゲトカゲ。
最大全長49cmに達するアガマ科のトカゲなんだけど生まれた場所はオーストラリアではなく…
👇ここ。


この国旗で分かりますかぁ?
その国名はチェコ。
で、そこに記載されていた入荷年月日は今年の10月28日と… ん!?
ちよっと待って!
そうなると、11月2日に迎えたのだから日本に来て数日しか経ってなかったってこと?
マジですかぁ…😱



おまけに出荷時に絶食でもさせていたのか?
それとも管理が十分なかったのか体の皮は弛み、頭デッカチで腰回りの骨(腸骨)も浮いたように見える。
でもぉ、この子って発色がイイんですよね…
ならば!
ここは己が器量をフル発揮してフトアゴの体づくりでもをしてみますか。💪🏻
まぁ…
フェスとかイベントで扱われている生体は特別価格の設定で一般の小売店より安いんだけど、同時にトリメが十分でなかったりして己が持つ飼育技術でカバーしなればならない部分が多々あるんですよね。
だから…
それを補うように自身の器量が試される。
でもね…
年が明ける頃までには【アンタは誰ぇ?】みたいな感じでプリプリの丸々に仕上げてあげから待ってなさい。

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