錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

大型連休(GW)間近ですね

2015年04月22日 | 撮影関連
さぁ、大型連休(GW)も間近となりましたが、皆さんのご予定は如何でしょうか?
このブログの管理人である私はというと混雑するGWを避けて一足先にお出かけしてきまーす。
えっ!どこへ行くのかって?
いやぁ… GWの期間中は混雑が予想されるので、その前に、ちょいと鹿児島まで行ってきます。
そして・・・
このブログを見て、連休を利用して桜島の噴火を撮影に・・・と考えられている方へ私なりの撮影方法をUPしておきますね。
※但し、これは飽くまでも参考としての掲載ですので、何かしらのトラブルがあったとしても、このブログの管理人は一切の責任は負いませんのでご注意ください。
要するに自己責任であることをお忘れなく・・・


先ず、三脚固定か手持ち、どちらでも構いませんが事前にレンズの倍率(ズーム)を決めて火口へのピントを合わせます。
もし、この事前の手間を省きたいのであれば地理院地図(電子国土Web)のサイトから機能をクリックして撮影場所と被写体までの距離を測り、自分の住む地域にある目立つ建物(高い煙突とかビル)を火口に見立ててピントを合わせ、その位置を上にUPしている画像のように印を付けておくと便利です。

次に・・・
ピントと合わせが完了するとレンズの倍率とピントが動かないようにテーピングして固定します。

片方だと捻じれてピントがズレる可能性があるので両サイドを固定。

固定が終わると使い捨てカイロをレンズに巻きます。
天体写真を撮られる方だと既にお分かりかと思いますが、これは夜露などを避けるためで湿度が高い低いに関わらずカイロでレンズを温めておかないと、撮影中に確実にレンズが曇ってしまい、せっかくの苦労が無になってしまいます。

そして、次に登場するのが、これ!
レッグウォーマー。(笑
昔風に言うとすればルーズソックスってやつですね。
このレッグウォーマーは使い捨てカイロを保温するためで、これがあるのと無いのとでは大違い・・・ いや、マジで。

で!このレッグウォーマーを巻き終えるとマジックテープで固定。
っていうか・・・
このレッグウォーマーの固定はマジックテープじゃなくても、ガムテープとか輪ゴムなど何でも良いんですけどね。

はい、これからが大事なところです。
少し大きめのビニール袋の底をレンズフードの大きさに切り抜きます。

そして、レンズのフード方向から被せます。
もちろん袋は底が切り取られているのでレンズだけが飛び出す感じになります。
まぁ、こんな(↑)感じですね。

次に切り抜かれたビニール袋とフードをガムテープで固定。
この時に火山灰が中に入らないように、隙間を作らないように止めます。

また、もう一つ大事なことを・・・
撮影中に火山灰が入らないようにレンズフードをガムテープで止めたらカメラ本体の底にある三脚固定ネジの部分に指で穴を開けて三脚に固定します。

ここまで出来たら、ほぼ終わりです。
最後に撮影モードをマニュアル(←これ大事)に切り変え、ISOの設定や絞り値、そして大切なシャッタースピードを設定してレリーズを接続します。
※ISOの設定、絞り値、シャッタースピードは、その時の状況で変わります。
月もなく真っ暗であればISO/1100~800、絞り値3f~4f、シャッタースピード/15s~20sほどで良いとは思いますが、日没後しばらくや夜明け前の薄明かりがあると更に値が変わりますので近くに撮影者がいれば尋ねてみるのも一つの方法です。

そして、全ての設定が終わればカメラの側面にあるUSBケーブルの差し込み部分などに火山灰が入らないようにガムテープで塞ぎ、モニター部分もビニール袋のマチを利用してガムテープで止めてしまいます。

さぁ、これでレリーズを押せばカメラが勝手に撮影してくれます。
もし、撮影してみてISO・絞り・シャッタースピードを変えたい時はマチの部分を開けて設定後に再び閉じます。
ビニールに包まれてはいますが、撮影した画像を確認したい時はビニール袋の上から操作できます。
また、この他に三脚のブレ防止方法などはカテゴリーの中の撮影関連に別件でUPしていますので、そちらを参考に…

※そして、最後に・・・
この撮影には危険が伴います。
通行車両に迷惑がかからぬよう注意し、そして有事の際には安全に避難できるよう、あらゆる事を想定し十分な装備を用意されトライしてください。








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