
先月、石垣島の某所で首チョンしたサキシマハブの頭から頭骨標本を作ったのは、このブログへも既にUPしていましたが、今日は、その頭骨から回収していた予備の毒牙(管牙)を整理する序でに撮影をしてみました。

で・・・
この毒蛇である有牙類の牙には溝牙と管牙の二つのタイプがあるのですが、今回、頭骨標本を作ったサキシマハブの毒牙は、ここにUPした画像からも分かるように注射針のような管状の牙である管牙であることが分かると思います。
そして、この管牙は予備の牙が控えていて抜けたり折れたりしてもサメの歯のように後方から次々に起き上がってくる構造になっているのです。
でもって・・・
普段は上顎に折りたたまれた状態になっているのですが口を大きく開けると、その動きに連動するように牙が起き上がってくる仕組みになっていて、この時にカプッ!と咬まれると、その管牙の先端から毒が注入されるんですね。
とかなんとか言ってるけれど、それだけの話で深い意味は無い。
