錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

探しもの

2021年02月21日 | 魚(海・淡水)
現在、世界は下に記した 2属4種のカブトガニが生息いる。
アメリカカブトガニLimulus polyphemus
カブトガニ(Tachypleus tridentatus)👈日本のカブトガニはこれね
ミナミカブトガニ(Tachypleus gigas)
マルオカブトガニ(Tachypleus rotundicauda)


そして、その中でもアジア産のミナミカブトガニやマルオカブトガニがアメリカにおいてウナギやツブガイ(巻貝)漁の餌として大量に使用されていたことと、輸出された先での食用へ転用されたり海洋において感染症の影響を考慮し輸入禁止の処置がとられた。
まぁ、激減していることを鑑みると止むを得ない処置なんだけど・・・
そして、その輸出元となっていた中国でも捕獲や販売などに免許制度を導入ものだから、日本で入手できるのは、このアメリカカブトガニだけになってしまった。


だから・・・
このマルオカブトガニのように標本は何れどうにかかなるだろう、なーんて高を括っていたらミナミカブトガニの標本を得ないまま規制されちやったんだなぁ。
いやぁ、マジで参っちゃいましたよ。


※👆これは国内でみられるカブトガニ(Tachypleus tridentatus)の交接個体/産卵中
しかーし!
そんなCherryを神は見捨てなかった。
泉から出てきた女神がCherryにむかって言った。
あなたが無くした斧は、この金の斧でか?と・・・
Cherryは答えた。
いいえ、違います。
私が無くした斧はプラチナの斧です  なーんてね ww
まぁ、そんな与太話は何処か遠くにでも置いといて、あなたが探しているミナミカブトガニって、これじゃない?って情報が・・・・
いやぁ、待てば海路の日和ありじゃないけど、随分と長いこと待ってましたよぉ!
そして昨日は、そのカラカラに乾燥したカブトガニの標本が箱詰めされて届けられたのですが、今日は箱を開けて4種のうち何れのカブトガニに該当するのかを同定しようと思います。

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