昨日は七夕。
そして新型コロナの感染拡大中という事もあって、できるだけ人との接触を避けての深夜徘徊をやってました。
そんな深夜の道を車で走っていると…
何処からともなく覚えのある甘い香りが闇の中から匂ってくる。
近くでサガリバナが咲いているんだなぁ。
そうだ時間は十分過ぎるくらいあることだし…
そのサガリバナが咲いているであろう、いくつかのポイントまで足を延ばすことにしました。
すると…
まだ距離はあるというのに匂う!
そう、サガリバナの香りです。
そして到着早々に車を降りてハンドライキタトで照らすと…
キタ――(゚∀゚)――!!
これよ、これこれ!
やっぱ自生ののサガリバナは迫力が違いますよ。
そして闇の中でライトに照らし出された花は繊細で美しい…
これが昼間だと誰しも見ることができるのだろうけど、残念なことに夜限定の一夜花。
おまけに、これらの島々にはハブがいるもだから、その恐怖が邪魔をして見たくても見れないレアな花になっている。
いや、その前に日中だと花がない上に甘い香りもしないので大抵の方がサガリバナとは気づかない。
で、そのサガリバナの花を真下から見ると…
丸い!
そう、花のつくりがフジ
(藤)の花に似ていることからサワフジ
(沢藤)と呼ばれているんだけど、その名に沢と付くだけあってジメジメとした川沿いに自生しているものだから、この爺さんが大好きな毒蛇のハブ
(サキシマハブ)もセットになっているんだなぁ…
まぁ、そんなこともあって何処に行けばサガリバナがあるかってことを良く知っている。
そして気づけは空は白みはじめた夜明け時。
これまで咲き誇っていた花はポロッ!ポロッ!っと散り、その下の水面へと落ちてく。
儚いなぁ…
けど、それはそれで美しい。
と、いう事で…
星空を堪能した後は、闇の中で咲き誇るサガリバナと落下した花が醸し出す幻想的な風景を楽しんでました。
新型コロナと毒蛇のハブ。
どちらが怖いかというと…
この爺ちゃんにとっては新型コロナかなぁ?