いろんな人の言葉を総合してみても、やはり良い習慣の一番にあげるべきことは、あいさつでしょう。
特に朝のあいさつ。
朝起きて一番にすることといえば人それぞれあるでしょうが、その中でも特に注目すべきことはあいさつです。
個人的なこと―おトイレとか、乾布摩擦とか、歯磨き洗顔、水を飲むなど―は別にして、対人関係、あるいは自分の精神面を考えたとき、最も大事なことはこの朝のあいさつです。
人より先に、人の顔を見たら、いや姿を見たら、すかざず積極的に声をかけてみましょう。明るく元気な声で行う、これが大切です。
すると不思議なもので雰囲気が変わってきます。
あたりがパーっと明るくあったかく活気が出てきます。自分の心も軽く明るくあったかく元気になって来ます。
まずは親兄弟など、いっしょに住んでいる家族から始めます。
夫婦で、あるいは親子で、家の中で朝のあいさつなんて、という人もいます。
しかし、一日の始まりをきちんと区切ることが大事です。
朝のあいさつは、さあ、今日という新しい一日が始まりましたよ、という宣言です。
みんな今日も一日精一杯がんばるぞーっ、ということです。エイエイオーッ、という気合のようなものです。まあ、そこまで熱くならなくてもいいのですが…。
せっかくあいさつをしていても、口の中でもぐもぐと、おはようございます、といった感じで声がフェイドアウトして行くような人もいます。
これは損です。
あまり損得でものをいいたくないのですが、せっかくあいさつしても相手にきちんと伝わらなければ、ホントに無駄になります。
それならやらないほうがまし、とはいいませんが、もったいないですね。
せっかくあいさつしているのなら、もう少し、勇気を出して相手に伝わるようにしましょう。
あいさつは自分がここにいるという宣言でもあります。また、相手に対して、貴方がそこにいるのを認めましたよという宣言でもあります。
学校でも、職場でもどこでもそうですが、いつの間にか現れてその場にいる人が居ます。
こういう人を見つけると一瞬ハッとしますね。人によっては、こういう人は怖い、あるいは気持ち悪いという印象を持ちます。これも損です。お互いの関係を悪くします。
たとえ遅れてきても、きちんとあいさつする方が、いい印象を与えます。もちろん人の邪魔にならないようにタイミングに気を配る必要はありますが。
逆に言えば、朝のあいさつをきちんとできる人は、あまり遅刻するということはありません。
毎日心がけていれば、自然とそういう風になって行くものです。
これが良い習慣の力です。
さて、えらそうなことを書いてきましたが、あんたはどうやねん? とおっしゃる方もいるでしょう。
こういうことは実は誰でも知っていることですね。
私もそうです。心の中でやらなきゃと思うのです。
でもいざとなると、ちょっと恥ずかしい。躊躇してしまいますね。
でも、そこをがんばって勇気を出して始めてみる。すると、だんだんとやりやすくなります。
一日目より二日目、二日目より三日目・・・と、これが習慣の持つ力です。
私も朝起きた時、家族に対しては、初めは照れくさかったりして、正面きって大きな声では言っていません。
でも、ちょっと声をかけるだけでも、雰囲気が変わります。
徐々にいうようにしていけば、家人も気にしなくなり、構えずにできるようになります。
職場など外では、もっとはっきりと言うようにしています。
他のことはいい加減なところのある人間ですが、朝のあいさつだけは分け隔てすることなく、別の部署の人にでもあいさつします。
知らない人でもいつも顔を合わす人には会釈ではなく声をかけます。
初めはちょっと怪訝な顔をしていた人でも次からは態度が改まります。気軽に声に出してあいさつを交わすことができるようになります。
すると、何かの機会に仕事のことで話す時などまったく違ってきます。知り合い同士という関係になっています。
これなどは、あいさつによる実利ということになりますね。
でも、それは考えてしたことではありません。
結果です。
こういう余得もあるよ、ということです。
大事なことは損得抜きで、自分の表現として自然に行うことです。
人を見たら、勝手に口から出るようにすることです。
あいさつとは、相手を思い、自分を思う、そういう心の反応です。
明日の朝は、元気に「おはようございます」から始めましょう!
特に朝のあいさつ。
朝起きて一番にすることといえば人それぞれあるでしょうが、その中でも特に注目すべきことはあいさつです。
個人的なこと―おトイレとか、乾布摩擦とか、歯磨き洗顔、水を飲むなど―は別にして、対人関係、あるいは自分の精神面を考えたとき、最も大事なことはこの朝のあいさつです。
人より先に、人の顔を見たら、いや姿を見たら、すかざず積極的に声をかけてみましょう。明るく元気な声で行う、これが大切です。
すると不思議なもので雰囲気が変わってきます。
あたりがパーっと明るくあったかく活気が出てきます。自分の心も軽く明るくあったかく元気になって来ます。
まずは親兄弟など、いっしょに住んでいる家族から始めます。
夫婦で、あるいは親子で、家の中で朝のあいさつなんて、という人もいます。
しかし、一日の始まりをきちんと区切ることが大事です。
朝のあいさつは、さあ、今日という新しい一日が始まりましたよ、という宣言です。
みんな今日も一日精一杯がんばるぞーっ、ということです。エイエイオーッ、という気合のようなものです。まあ、そこまで熱くならなくてもいいのですが…。
せっかくあいさつをしていても、口の中でもぐもぐと、おはようございます、といった感じで声がフェイドアウトして行くような人もいます。
これは損です。
あまり損得でものをいいたくないのですが、せっかくあいさつしても相手にきちんと伝わらなければ、ホントに無駄になります。
それならやらないほうがまし、とはいいませんが、もったいないですね。
せっかくあいさつしているのなら、もう少し、勇気を出して相手に伝わるようにしましょう。
あいさつは自分がここにいるという宣言でもあります。また、相手に対して、貴方がそこにいるのを認めましたよという宣言でもあります。
学校でも、職場でもどこでもそうですが、いつの間にか現れてその場にいる人が居ます。
こういう人を見つけると一瞬ハッとしますね。人によっては、こういう人は怖い、あるいは気持ち悪いという印象を持ちます。これも損です。お互いの関係を悪くします。
たとえ遅れてきても、きちんとあいさつする方が、いい印象を与えます。もちろん人の邪魔にならないようにタイミングに気を配る必要はありますが。
逆に言えば、朝のあいさつをきちんとできる人は、あまり遅刻するということはありません。
毎日心がけていれば、自然とそういう風になって行くものです。
これが良い習慣の力です。
さて、えらそうなことを書いてきましたが、あんたはどうやねん? とおっしゃる方もいるでしょう。
こういうことは実は誰でも知っていることですね。
私もそうです。心の中でやらなきゃと思うのです。
でもいざとなると、ちょっと恥ずかしい。躊躇してしまいますね。
でも、そこをがんばって勇気を出して始めてみる。すると、だんだんとやりやすくなります。
一日目より二日目、二日目より三日目・・・と、これが習慣の持つ力です。
私も朝起きた時、家族に対しては、初めは照れくさかったりして、正面きって大きな声では言っていません。
でも、ちょっと声をかけるだけでも、雰囲気が変わります。
徐々にいうようにしていけば、家人も気にしなくなり、構えずにできるようになります。
職場など外では、もっとはっきりと言うようにしています。
他のことはいい加減なところのある人間ですが、朝のあいさつだけは分け隔てすることなく、別の部署の人にでもあいさつします。
知らない人でもいつも顔を合わす人には会釈ではなく声をかけます。
初めはちょっと怪訝な顔をしていた人でも次からは態度が改まります。気軽に声に出してあいさつを交わすことができるようになります。
すると、何かの機会に仕事のことで話す時などまったく違ってきます。知り合い同士という関係になっています。
これなどは、あいさつによる実利ということになりますね。
でも、それは考えてしたことではありません。
結果です。
こういう余得もあるよ、ということです。
大事なことは損得抜きで、自分の表現として自然に行うことです。
人を見たら、勝手に口から出るようにすることです。
あいさつとは、相手を思い、自分を思う、そういう心の反応です。
明日の朝は、元気に「おはようございます」から始めましょう!