レフティやすおの新しい生活を始めよう!

50歳からが人生の第二段階、中年の始まりです。より良き老後のために良き習慣を身に付けて新しい生活を始めましょう。

左手/左利き用ワイン・オープナー

2005-02-12 | 左利き
最近はワインを召される方も多くなったようです。
ワインといえば、やはりワイン・オープナーまたはコーク・スクリューと呼ばれる、コルク栓抜きが必需品です。

これにもちゃんと左手/左利き用があります。
私は専用品は持っていないのですが、いつもポケットに入れているウェンガーのスイス・アーミー・ナイフの左手/左利き用である、レフトハンダー・シリーズのひとつ、ハイカー・レフトには左手/左利き用のワイン・オープナーがついています。

これだけ見ると、右手用とどこがどう違うのかわからないでしょうが、見比べてみると一目瞭然です。
螺旋の方向が逆なのです。
右手/右利き用では、右回り=時計回りに回すと食い込んでゆくようになっています。
左手/左利き用では、左回り=反時計回りに回すと食い込んでゆきます。

そういえば、一月に参加した左利きサイトのオフ会でも、これが話題になりました。

さて、このワイン・オープナーに関して、うっきーさんが「左利き用コルク抜き」という記事を書いておられます。

ん~、ついつい慣れで反対に回しそうになる。
中学の理科の時間に「右ねじの法則」を習うまでは、こういう「回しもの」(ねじ、ボルトなど)はいちいちどちらに回すのかいつも混乱していたし、右回り=時計回りということもなかなか覚えられなかった。
それを思い出してしまう感覚。
で、使いやすいかどうかは・・・??よくわからなかった。

「ついつい慣れで反対に回しそうになる」感覚、よくわかりますね。知らず知らず右になじんでますからね。
「使いやすいかどうかは・・・??よくわからなかった。」とのこと。
えーっと、これはですね。以前「レフティサーブ」36号で渡瀬さんが書いてらしたことなのですが。

手の甲を上にして前に出してみてください。そして内側、外側の順に回してみてください。どうでしたか。
人間の手は内側(左手の場合は右回り=時計回り、右手なら左回り=反時計回り)には、あまり回せないのです。せいぜい45度ぐらいか。
でも反対に外側(左手なら左回り、右手なら右回り)には、半回転ぐらい回せるのです。
このように順手でワイン・オープナーを持って、内側に回そうとすると小刻みにしか回せませんが、外側にはグーっと回せるのです。

そこで、右手/右利き用を左手で使うと、右回りに使うようにできているので、内側に回さないと食い込んでゆきませんから、同じ角度すすめるのに何回も小刻みに動かさなければいけません。
それが左手/左利き用だと、左回りに使うので外側へ回せばよいことになり、少ない回数でいっぺんに開けられるという理屈です。

きっと慣れると便利なはずです。

私は、手に持ってグリグリ使うちっこい鉛筆削り、あれの左手/左利き用を持っていたのですが、便利さがわからずほったらかしにしていました。
この腕の回し方の話を聞いて理解できました。同じ理屈でした。
(参照:5.20「50にして知る左手用/左利き用鉛筆削りの快感」

右手には右手用、左手には左手用の道具が便利です。当たり前のことです、がね。

よーくできてるでしょ、道具って。
何事も知らないと損してますよ、どっかで。



※本稿は、ココログ版「レフティやすおのお茶でっせ」より転載して、テーマサロン◆左利き同盟◆に参加しています。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 10マス計算ドリル 左利き用2... | トップ | 産経新聞1/24記事「こども大... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

左利き」カテゴリの最新記事