最近はワインを召される方も多くなったようです。
ワインといえば、やはりワイン・オープナーまたはコーク・スクリューと呼ばれる、コルク栓抜きが必需品です。
これにもちゃんと左手/左利き用があります。
私は専用品は持っていないのですが、いつもポケットに入れているウェンガーのスイス・アーミー・ナイフの左手/左利き用である、レフトハンダー・シリーズのひとつ、ハイカー・レフトには左手/左利き用のワイン・オープナーがついています。
これだけ見ると、右手用とどこがどう違うのかわからないでしょうが、見比べてみると一目瞭然です。
螺旋の方向が逆なのです。
右手/右利き用では、右回り=時計回りに回すと食い込んでゆくようになっています。
左手/左利き用では、左回り=反時計回りに回すと食い込んでゆきます。
そういえば、一月に参加した左利きサイトのオフ会でも、これが話題になりました。
さて、このワイン・オープナーに関して、うっきーさんが「左利き用コルク抜き」という記事を書いておられます。
「ついつい慣れで反対に回しそうになる」感覚、よくわかりますね。知らず知らず右になじんでますからね。
「使いやすいかどうかは・・・??よくわからなかった。」とのこと。
えーっと、これはですね。以前「レフティサーブ」36号で渡瀬さんが書いてらしたことなのですが。
手の甲を上にして前に出してみてください。そして内側、外側の順に回してみてください。どうでしたか。
人間の手は内側(左手の場合は右回り=時計回り、右手なら左回り=反時計回り)には、あまり回せないのです。せいぜい45度ぐらいか。
でも反対に外側(左手なら左回り、右手なら右回り)には、半回転ぐらい回せるのです。
このように順手でワイン・オープナーを持って、内側に回そうとすると小刻みにしか回せませんが、外側にはグーっと回せるのです。
そこで、右手/右利き用を左手で使うと、右回りに使うようにできているので、内側に回さないと食い込んでゆきませんから、同じ角度すすめるのに何回も小刻みに動かさなければいけません。
それが左手/左利き用だと、左回りに使うので外側へ回せばよいことになり、少ない回数でいっぺんに開けられるという理屈です。
きっと慣れると便利なはずです。
私は、手に持ってグリグリ使うちっこい鉛筆削り、あれの左手/左利き用を持っていたのですが、便利さがわからずほったらかしにしていました。
この腕の回し方の話を聞いて理解できました。同じ理屈でした。
(参照:5.20「50にして知る左手用/左利き用鉛筆削りの快感」)
右手には右手用、左手には左手用の道具が便利です。当たり前のことです、がね。
よーくできてるでしょ、道具って。
何事も知らないと損してますよ、どっかで。
※本稿は、ココログ版「レフティやすおのお茶でっせ」より転載して、テーマサロン◆左利き同盟◆に参加しています。
ワインといえば、やはりワイン・オープナーまたはコーク・スクリューと呼ばれる、コルク栓抜きが必需品です。
これにもちゃんと左手/左利き用があります。
私は専用品は持っていないのですが、いつもポケットに入れているウェンガーのスイス・アーミー・ナイフの左手/左利き用である、レフトハンダー・シリーズのひとつ、ハイカー・レフトには左手/左利き用のワイン・オープナーがついています。
これだけ見ると、右手用とどこがどう違うのかわからないでしょうが、見比べてみると一目瞭然です。
螺旋の方向が逆なのです。
右手/右利き用では、右回り=時計回りに回すと食い込んでゆくようになっています。
左手/左利き用では、左回り=反時計回りに回すと食い込んでゆきます。
そういえば、一月に参加した左利きサイトのオフ会でも、これが話題になりました。
さて、このワイン・オープナーに関して、うっきーさんが「左利き用コルク抜き」という記事を書いておられます。
ん~、ついつい慣れで反対に回しそうになる。
中学の理科の時間に「右ねじの法則」を習うまでは、こういう「回しもの」(ねじ、ボルトなど)はいちいちどちらに回すのかいつも混乱していたし、右回り=時計回りということもなかなか覚えられなかった。
それを思い出してしまう感覚。
で、使いやすいかどうかは・・・??よくわからなかった。
「ついつい慣れで反対に回しそうになる」感覚、よくわかりますね。知らず知らず右になじんでますからね。
「使いやすいかどうかは・・・??よくわからなかった。」とのこと。
えーっと、これはですね。以前「レフティサーブ」36号で渡瀬さんが書いてらしたことなのですが。
手の甲を上にして前に出してみてください。そして内側、外側の順に回してみてください。どうでしたか。
人間の手は内側(左手の場合は右回り=時計回り、右手なら左回り=反時計回り)には、あまり回せないのです。せいぜい45度ぐらいか。
でも反対に外側(左手なら左回り、右手なら右回り)には、半回転ぐらい回せるのです。
このように順手でワイン・オープナーを持って、内側に回そうとすると小刻みにしか回せませんが、外側にはグーっと回せるのです。
そこで、右手/右利き用を左手で使うと、右回りに使うようにできているので、内側に回さないと食い込んでゆきませんから、同じ角度すすめるのに何回も小刻みに動かさなければいけません。
それが左手/左利き用だと、左回りに使うので外側へ回せばよいことになり、少ない回数でいっぺんに開けられるという理屈です。
きっと慣れると便利なはずです。
私は、手に持ってグリグリ使うちっこい鉛筆削り、あれの左手/左利き用を持っていたのですが、便利さがわからずほったらかしにしていました。
この腕の回し方の話を聞いて理解できました。同じ理屈でした。
(参照:5.20「50にして知る左手用/左利き用鉛筆削りの快感」)
右手には右手用、左手には左手用の道具が便利です。当たり前のことです、がね。
よーくできてるでしょ、道具って。
何事も知らないと損してますよ、どっかで。
※本稿は、ココログ版「レフティやすおのお茶でっせ」より転載して、テーマサロン◆左利き同盟◆に参加しています。