レフティやすおの新しい生活を始めよう!

50歳からが人生の第二段階、中年の始まりです。より良き老後のために良き習慣を身に付けて新しい生活を始めましょう。

新潮・角川・集英社<夏の文庫>フェア2019から―『陸王』他

2019-07-27 | 本・読書
―第252号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★
2019(令和元)年7月31日号(No.252)
「新潮・角川・集英社<夏の文庫>フェア2019から」


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◇◆◇◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆◇◆◇
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2019(令和元)年7月31日号(No.252)
「新潮・角川・集英社<夏の文庫>フェア2019から」
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新潮・角川・集英社<夏の文庫>フェア2019から
“新顔”作家を探せ!
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 今年も毎夏恒例の新潮・角川・集英社の
 <夏の文庫>フェア2019から――。

新潮文庫の100冊
https://www.100satsu.com/

角川文庫 カドフェス2019
https://features.kadobun.jp/kadofes/

集英社文庫 ナツイチ2019
http://bunko.shueisha.co.jp/natsuichi/


 昨年は、
「新潮社・角川書店・集英社―3社<夏の文庫>フェア2017から
  人の心の不思議、人生の重さ」でした。

 一昨年は、
 この3社フェアから「新たな名作を探してみよう」
 というテーマで検討しましたが、思いのほか見つけられず、
 「集英社文庫ナツイチ 2017から『あやかし草子』」
 だけでした。

2017(平成29)年7月31日号(No.204)-170731-
「新潮社・角川書店・集英社―3社<夏の文庫>フェア2017から
人の心の不思議、人生の重さ」


 昨年は、「未読の名作から」検討するということで、
 川端康成の作品を新潮文庫から『雪国』角川文庫から『山の音』
 を選び紹介しました。

2018(平成30)年7月31日号(No.228)
「新潮社・角川書店・集英社―3社<夏の文庫>フェア2018から
川端康成『雪国』(新潮文庫)『山の音』(角川文庫)」


 さて、今年はどうなることでしょうか。

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 新潮・角川・集英社<夏の文庫>フェア2019から
  ◆ “新顔”作家を探せ! ◆
  吾輩も猫である/小説 君の名は。/陸王
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(画像:新潮・角川・集英社夏の文庫フェア2019パンフレット)






(画像:同上より『陸王』他)

 ●昔の名作にずれを感じた昨年
 ●今年はもう一度「新顔作家を探せ!」
 ●【新潮文庫の100冊】から―『吾輩も猫である』

『吾輩も猫である』 2016/11/28
 赤川 次郎/新井 素子/石田 衣良/荻原 浩/恩田 陸/原田 マハ/村山 由佳/山内 マリコ
―猫好きの人気作家8名が夏目漱石の「吾輩は猫である」に挑戦!という、夏目漱石没後100年&生誕150年記念出版の「猫」アンソロジー。


 ●タネも仕掛けもない小説
 ●【角川文庫 カドフェス2019】から―
   『小説 君の名は。』新海誠

『小説 君の名は。』新海誠 2016/6/18

 
だから生きる。/私は生き抜く。》第七章 p.229


 
それでも【もがく】(傍点)のだと心に決めた人。
  未だ出逢えぬなにかに、いつか絶対に出逢うはずだと信じて
  手を伸ばし続けている人。
》著者「あとがき」p.257


*参考:
山中恒『おれがあいつであいつがおれで』旺文社文庫 1982/02

C・L・ムーア「ヴィンテージ・シーズン」

 
もしメッセージを残すことができれば――。(略)
  運命を変えさせることができれば――。
》p.292


(『revisions 時間SFアンソロジー』大森望/編 ハヤカワ文庫JA 2018/12/5 収録 幹遙子訳)


 ●【集英社文庫 ナツイチ2019】から―『陸王』池井戸潤

『陸王』池井戸潤 2019/6/21


 ●地味に始まる遠大な成功譚

 
「あがいてみるもんですな」/そう呟く。/
  「それが――生きてくってことじゃないんですか。
  会社だって、人だって、結局同じかもしれない」
》第十章 pp.399-400


 
肝心なことは生き残ることだ。》第十六章 p.626


 ●「陸王」の命名に関して

 ・・・

本誌では、「新潮社・角川書店・集英社―3社<夏の文庫>フェア2019から」と題して、今年は「“新顔”作家を探せ!」をやってみました。
結果として、<夏の文庫フェア>から各社一冊ずつ――

 新潮文庫からは、夏目漱石没後100年&生誕150年記念出版ということで、漱石の「吾輩は猫である」にかけた、人気作家8人による猫アンソロジー『吾輩も猫である』
 角川文庫からは、新海誠の人気アニメの監督自らの手になる原作『小説 君の名は。』
 集英社文庫からは、ドラマも小説も人気の作家、池井戸潤『陸王』

について書いています。


『小説 君の名は。』も『陸王』も、最後まであきらめずジタバタあがき、もがき続ける人々を描いています。

人生において大事なことは、やはり生き抜くこと、最後の最後まで、明日を信じて(自分にとって、まわりの人にとって)最善(と思われること)を尽す――「もがき、あがく」ということでしょうか。


で、最終的に当初の目標「“新顔”作家を探す」はどうだったか、といいますと……。
(まあ、それは本誌をご覧になった方だけの秘密ということで。)

・・・

では、詳細は本誌で!

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』

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『レフティやすおのお茶でっせ』より転載
新潮・角川・集英社<夏の文庫>フェア2019から―『陸王』他
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