歴史だより

東洋と西洋の歴史についてのエッセイ

≪2022年 わが家の剪定日誌≫

2022-12-31 19:11:28 | ガーデニング
≪2022年 わが家の剪定日誌≫
(2022年12月31日投稿)

【はじめに】


 今年を振り返ってみるに、新たに挑戦し始めたことに、樹木の剪定が挙げられる。
 以前から必要に迫れられ、庭木の手入れはしていたのだが、今年から本格的に庭木や畑のウメ、スダチなどの剪定を始めた。
 今回のブログでは、その記録をとどめておきたい。




執筆項目は次のようになる。


・剪定を始めたきっかけ
・2022年の剪定行程・日程






剪定を始めたきっかけ


 庭木の剪定を始めたのは、父親が3年前に亡くなったことがきっかけである。
 それまでは、父親が庭師さんに年2回来てもらって、庭木の剪定・消毒をやってもらっていた。
 しかし、父親が亡くなると、庭木にまでなかなか手が回らず、庭師さんに依頼することもなくなった。
 中でも、一番困るのが、マツの剪定である。

 マツの剪定は知識と経験が必要で、庭師さんに頼むとそれなりの金額が要る。
 だから、若い人は祖先から庭木のマツを引き継ぐと、手放したり処分したりする場合も多いと聞く。
 You Tubeを見ていると、庭に黒松があるけど、剪定方法が分からない人向けに詳しく解説した動画もある。
 たとえば、「ジョーの家庭菜園チャンネル」の「夏の黒松剪定~黒松をカッコ良く見せたいなら必ずこの剪定は必要になります」(2022年7月4日付)もそんな動画の一つである。
 この人は、父親から新築祝いに黒松を贈られ、やはり剪定方法が分からなかったので、自分で勉強されて、剪定をするようになったそうだ。動画の中でも、マツはお金のかかる樹木で、経済的な理由から、マツを処分したりする人が多いことに触れている。だから、マツの剪定方法が分からない人でも剪定できるように動画をアップしたという。
 自分の庭には、マツに限らず、イトヒバ、イチイ、キンモクセイ、モミジ、モチノキ、ツバキ、ゲッケイジュ、ヒイラギモクセイなどが植わっており、放置しておくと伸びて、ますます手に負えなくなる樹木も出てきた。もう少し、剪定を学んで、庭木の管理をしなくてはと思い、勉強し始めた。
 今年から、本格的に剪定を始めたきっかけは、二つあるように思う。
 一つは、妹が刈り込みバサミをプレゼントしてくれて、本人も自ら率先して、庭の笹を刈り込んできれいにしてくれたこと。
 もう一つは、たまたま田んぼの草刈りをしていた時、70代の男性と話して、脳梗塞で一度倒れられ、リハビリがてら、剪定に勤しんでおられると聞いたことである。
 この二つのことがきっかけで、昔の本を引っ張り出してきて読み直したり、You Tubeで庭師さんなどの剪定の様子を閲覧して、勉強している。
 参考になったYou Tubeのチェンネルをリストアップしておく。

庭木のYou Tube


<庭木一般>
〇樹木医miki3
〇横浜マイスター:木下透の剪定講座
〇造園パートナーズ庭師の教科書
〇「カーメン君」ガーデンチャンネル
〇剪定道
〇みどりと共にサントーシャじゅん
〇植木屋ケンチャンネル。
〇庭秀チャンネル
〇クロダシャチョー神戸の植木屋
〇いたやんの剪定ライフ
〇よこはまの庭職 庭師のにわっち
〇直香園芸 naokaengei
〇庭師ライフ【お庭のキハラ】
〇横浜市緑区の植木屋中嶋

<みかん関連>
〇ふかや村TV Japanese fukaya village
〇農業JAPAN
〇みかん専門チャンネル-satsuma-

<ウメ関連>
〇梅ボーイズ

・どの動画も教えられる所が多いが、中でも、次の二つは大いに参考となった。
〇樹木医miki3
 「No.101 剪定技術教室 Pruning technique course by miki3」
 (2022年1月1日付)
※樹木医miki3さんは、解説に際して、すべて英語に翻訳してもいる。
その該博な知識と剪定技術には敬服している。

〇横浜マイスター:木下透の剪定講座
 「No.144_クロマツのミドリ摘み(理屈とアドバイス)」
  (2022年4月28日付)


【2022年の剪定行程・日程】


〇2022年の剪定行程・日程を箇条書きに書き出してみた。

・2022年10月31日(月) 晴 18℃(11~19℃)
  9:30~11:30 
・トイレ横のヒイラギモクセイ(モクセイ科モクセイ属の常緑小高木。ヒイラギとキンモクセイの雑種)の生垣(下部と横のみ剪定)。
・松のもみあげ、イチイの頂部切り落とす。
(ただし、イチイの一番の天辺の木は手ノコでは無理だった。電動ノコギリで後日)

【ヒイラギモクセイの写真(2022年10月31日撮影)】


・2022年11月2日(水) 晴 20℃(11~19℃)
  11:00~11:30 
・車庫のかしらのツツジの剪定(少し切りすぎて、穴が目立つ)
・ついでにミカンを収穫(10個)~枝が少し垂れすぎ

・2022年11月3日(木) 晴 19℃
  13:10~13:30 妹来訪。電動ノコギリ(VOLTAGA充電式レシプロソー20V)と木バサミ(植木バサミ)を借りる
  (木バサミは妹の義父のものという)

・2022年11月4日(金) 晴 19℃
  9:30~11:00 昨日借りた木バサミでイトヒバと松を試しに剪定。
(イトヒバは下垂した黄色になった葉を中心に剪定。イトヒバは45リットルのゴミ袋に一杯に)
 ・裏庭の木をノコギリで剪定。
(手袋をはめずに剪定したら、右手人差し指を切り枝で負傷)

・2022年11月6日(日) 晴 16℃(8~18℃)
  17:30 回覧板を持って行った際に、向こうの畑のウメの木の剪定をすると断わり

・2022年11月7日(月) 晴 17℃(7~18℃)
  10:00~11:30 裏山の竹の伐採とサカキの枝打ち(下部)
※竹にクズがからまり、景観を損なっていたので、気になっていたが、細い竹を伐採。
 サカキも、4~5メートルの高さで、枝が伸び放題。
 下枝に登れる範囲で枝打ちに初挑戦。
(登ったはいいが、降りる時、足のかけ所に注意せよ)
※裏庭、1階屋根の樋あたりに、スズメバチが飛び回っている。

・2022年11月9日(水) 晴 11℃(9~19℃)
  8:30~9:00 庭や車庫のかしらにあるイトヒバ、イチイ、月桂樹、モチノキの写真撮影
  イトヒバの主幹は上部でも直径10センチはありそう。どう切るか?
  イチイの頂部に残った枝も直径10センチ余り。
  車庫のかしらにあるモチノキは、電線にかかりそうに伸びている。
【イトヒバの写真(2022年11月9日撮影)】

【モチノキの写真(2022年11月9日撮影)】


・2022年11月10日(木) 晴 19℃(11~21℃)
  10:30~12:00
・初めて電動ノコギリ(レシプロソー、親父が買ったもので15V)を使う
⇒イチイの先端部を切る。二連式ハシゴを初めてかけて切る。
 細かい枝は難なく払えたが、主幹(直径10センチ)に苦戦。
 まず下から当てて、3分の1くらいで、上に切り換えたが、木が振動し、ハシゴにも伝わる。20~30分かかる!
・その後、1時間は車庫のかしらの植木(直立)、ハゼ2本を切っている途中で、レシプロソーは電池切れ。
・残りは手ノコと太枝切りバサミで、ツバキ、ツツジを切り詰め
(破竹の途中まで切った切り株に注意せよ)

・2022年11月12日(土) 晴 20℃(10~24℃)
  10:00 アマゾンでニシガキの「枝打ち一発」(6.5メートル可能)を注文
⇒11月14日(月)14:45届く

・2022年11月15日(火) 晴時々曇り 14℃(7~17℃)
  9:00~10:00 イトヒバ伐採 14枝
  (10枝は「枝打ち一発」で、4枝はVOLTAGA充電式レシプロソーにて)
  10:00~10:30 試しにビニール袋に葉っぱを詰めてみる
  (剪定バサミで、枝と葉っぱに切り分けてから)
  15:30~16:30 曇り(作業後に雨) 17℃
   裏山の常緑樹4本伐採、サカキの下枝2本を切る
 
・2022年11月16日(水) 昨晩より雨のち晴 16℃(8~16℃)
  9:00~10:00 車庫のかしらのモチノキとロウバイの強剪定
  モチノキに最初、二連式ハシゴをかけてみたが、先端がうまく幹と枝にかからず、三本足の脚立に代えてみる。
  一番最後に主枝を伐ろうとしたが、なかなかできず。VOLTAGA充電式レシプロソー(20V)で何とか。
  10:00~11:00 イトヒバを葉と枝に剪定バサミで切り分ける

・2022年11月17日(木) 晴 14℃(8~17℃)
  10:30~12:00 医院に薬をもらいに行って帰宅後、裏山のサカキ伐採
  三脚脚立をサカキの太枝にかける(上から2番目の段まで登る)
  テイカカズラが頂部にからまっており、手こずる。
  VOLTAGA充電式レシプロソーで頂部を切るも、なかなか。充電切れる。

  15:30~16:30 VOLTAGA充電して再開
   サカキの枝の出っ張りを除去。そして幹の部分(130センチ、22キロ、直径15センチ)を切除。レシプロソーの刃が何度も途中で止まり、苦戦。最後の一息、向こう側に押し倒す。サカキのみで充電切れる。
  青色のレシプロソーで、おとといの常緑樹の残り1本の先端を切る。他の3本も、枝を元から切る。
   
・2022年11月18日(金) 晴 14℃(9~17℃)
  10:00~11:00 イトヒバ、サカキの後片付け(葉と枝に切り分ける)

・2022年11月21日(月) 晴 17℃(9~20℃)
  9:30~12:30 イトヒバとサカキの葉と枝をビニール袋に詰める
  イトヒバ 葉(45リットル2袋)、小枝(30リットルの米袋2袋)
  サカキ (ガーデンバッグ45リットルで1.5袋)
 剪定バサミで葉っぱ、太枝切りバサミで太い枝と小枝に切り分ける

・2022年11月22日(火) 曇りのち雨 15℃(9~16℃)
  9:30~12:10 サカキの続き、葉と小枝に切り分ける
  葉(45リットル2袋)、小枝(30リットルの米袋2袋)
  道路の水道工事が再開する。12時から小雨が降ってくる。

・2022年11月25日(金) 晴 15℃
  9:30~10:30 庭のサカキ剪定(裏山のサカキの挿し木が1.5メートルに)
  (立枝、内向枝、交差枝、徒長枝、ヒコバエを除去)

・2022年11月28日(月) 晴 20℃(8~22℃)
  10:00~12:30 小枝と葉の片付け
   葉(45リットル4袋)、小枝(30リットルの米袋1袋、グリーンパック袋3袋)
 ※明日から3日間雨予報、明後日には冬型の1月中旬並みの寒さになるとのこと

・2022年12月4日(月) 小雨のち曇り 10℃(8~13℃)
  9:00~10:00 第3回目神社そうじ 

・2022年12月5日(月) 曇り 10℃(8~11℃)
  9:00~12:00 車庫のかしらの剪定したモチノキの枝葉を土中に埋める
  剣スコップとクワで穴を掘るも、地盤が固くて深さ10センチ位しか掘れず。
 (縦横が50センチ、1メートル位の長方形状。備中鍬の刃が曲がる)
 太枝切りバサミで太枝を切り、小枝と葉にして、穴に埋める。
  You Tubeで米ぬかを入れると良いというので、精米時にでた米ぬかを入れ、
土をかけて、踏んでおく。上に大きな石を重しとして置く。
※ツツジも下枝を切り、強剪定。キンカンも今季、初収穫50個。

・2022年12月6日(火) 曇り 10℃(6~11℃)
  9:00~12:30 ウメの木の強剪定
 車に電動ノコ、手ノコ、太枝切りバサミ、剪定バサミ、4段脚立を積み、畑へ
 電動ノコギリで太い枝、とりわけ内に生えた枝を切る。
(30分位で電池が切れたので、後は手ノコにて)
 太枝切りバサミで中枝、小枝を切る。
 2本とも、4段脚立を伸ばして、木に登る。
【ウメ(剪定前)の写真(2022年12月6日撮影)】

【ウメ(剪定後)の写真(2022年12月6日撮影)】


・2022年12月8日(火) 晴 13℃(2~14℃)
  9:00~10:30 向こうの畑の草刈り(初)
   混合油が今年購入した分で、タンクの3分の1しか残っておらず。
   畑と通り道、水路周辺だけを草刈り。コセンダングサの枯れ枝に苦戦。
  10:30~12:00 裏山のツツジの強剪定
   脚立が枯れ葉ですべり、片手で太枝切りバサミを持っていたので、落ちかける。油断大敵。
   ツツジの太い枝がかなり垂れ下がっていたので、枝分かれ部分からバッサリ伐る。

・2022年12月27日(火) 晴 8℃(2~10℃)
  9:00~10:20 スダチの収穫(6キロ)と施肥
   スダチの剪定(立枝、徒長枝、下垂枝、内向枝、逆さ枝)
   スダチ、ユズ、ウメに施肥(米ぬか)
   樹形の周辺をクワで少し堀り、米ぬかをまく
  11:00~11:30 スダチ30個を妹宅へ届ける
  (その際に、妹宅の玄関のヤマボウシは亡き父親が植えたものと聞かされる)



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