2011.3.17(木)
(携帯電話のカメラで撮ったのでツルの姿が解るかな?)
今日は所用があり周南市八代に行った。ツルの飛来地で有名な所であるが、私は近くに住んでいても初めての地である。今日は寒い一日で、積もるほどではないが朝から雪が舞っている。ツルが居る場所は農地が綺麗に整備されている。
まずは案内所兼資料館のような建物に入る。1週間前までは11羽居たようだが、今日現在8羽のナベヅルが居ると表示されていた。案内所の職員にどの辺りにツルが居るのか聞いてみると、ここから3~4百メートル先のツルの監視所の前方に居るのだそうだ。監視所までは徒歩で行ってくださいと言われる。雪は降るし風も強いので行くのを躊躇したが、今度また何時来れるか解らないので思いきって行ってみることにした。
案内所には監視カメラの映像がモニターTVに映し出されていた。その方向を見るとツルらしきものがうごめいている。設置してある双眼鏡で覗いて見ると4羽のナベヅルがいた。まだ幼鳥らしく体毛が茶色である。親ヅルの姿は見当たらない。ちょっと遠すぎて良く見えないが、地元の小学生の『つる日記』なるものを読んでみると、1羽1羽名前が付いているようだが、私には区別が付かない。
ナベヅルは10月下旬頃飛来し3月には北帰行するそうだ。そうすると今年はこれが見納めになるのかも知れない。昭和50年頃は100羽以上のナベヅルが飛来していたようだが、近年では数が激減していて、保護ツルを放したり、鹿児島県出水市から移送してきたり、ツルのデコイを作成したりの懸命な召致努力をしているようだ。それだけ環境が悪化しているということだろうか。
僅かではあるがツル募金をして帰る。
【3月17日過去の釣行記録】
・2007年第2埠頭東側、06:30~16:40、中潮、釣果=カレイ9・アイナメ1
【この日の釣り情報】
・2007年華西防波堤、18:30~23:00、中潮、釣果=メバル9