晩秋の浜離宮恩賜庭園を散策しました。近代的な高層ビルを背景に東京湾の海水を引く潮入の池があり都内にある9つの庭園の中でも、特別史跡浜離宮恩賜庭園は江戸城の出城でもあり徳川将軍家の鷹狩り場でした。
高層ビルと和風庭園。不思議な不思議な風景に感じますが、都会のオアシスなんですね。
あと数日で12月だというのに、コートを脱ぐほどの暖かい日曜日でした。
白いサザンカの花が、秋の日射しの中で可憐に咲いています。
若い頃は、四季の中で秋がいちばん好きでした。今は、桜の花が咲く春が好きです。どの季節もそれぞれいいと思うのですが、北風吹き付ける冬は、今も苦手です。
今から約300年前、六代将軍家宜が庭園大改修の偉業を讃えて植えられた松。
今もなお、堂々たるその姿に感動しました。