ふと、手にした婦人雑誌の対談記事の中で心動かすものがありました。
現代社会のあり方に危機感をもち、それぞれの活動に取り組んできた倉○聡さんと坂○龍一さん
2011年東日本大震災や福島第一原発事故後の日本について、お二人の対談記事を読みながら深く考えさせらました。
倉本氏
「地球の変動は常に起こっていることで歴史の中で考えれば不思議なことではない。
けれど、原発事故は完全な人災で、天災に対する補償と原発事故の補償は故郷を喪ってしまった
人たちの為にも分けて論じなければならない。」
あの事故以来、今も福島の実家に帰れない友人のことを思えば私も胸が痛みます。
坂本氏
「感動の共有」が難しい時代になってきた
親も行政も学校も管理責任を問われるからマニュアル化が進み、本来子供は遊びのなかで
創造性が養われるものなのにどんどん悪くなって、想像力の欠如は危険なことだ。
今、世界では1秒間にサッカー場1つ分の森が失われていて、森がなくなったら人類はいきていけない
大事な子供たちの将来を守るために、お二人は、森の再生に取り組まれています。
材木となる幹ばかり見てしまうけど、葉っぱが大事だそうです。
倉本氏は、今は北海道富良野にお住まいですが人の素晴らしさにも触れられていました。