高級分譲地から空き家だらけの団地に転落、専門家の現地リポート
20代半ばで結婚し、小さな1DKのアパートに住んでいました。子供が生まれると部屋が狭くなったので、〇〇沿線に新しくできた公団分譲の申し込みをしました。当時4カ所くらい申し込みましたが、全て抽選に外れてしまったので社宅住まいという選択になりました。
日本列島改造論から始まり、高度成長期を迎えお給料は倍になり、その当時の夫の帰宅は、午前0時過ぎでしたね。帰りの遅い夫を待ちながら子供たちを寝かせる日々でした。仲良しの友人宅に親子共々夕ご飯を招待し合ったりなどお付き合いの輪も広がっていきました。今思えば、いちばん楽しかった時代かもしれません。楽しい思い出ばかり残っています。
社宅住まいも長くなると、誰しもがマイホームを持ちたいという夢があって、いつかはマイホームということで、財形貯蓄に励みました。(笑)ある程度頭金を貯めて憧れのマイホームを購入しました。あの頃、誰も皆パワーがありましたね・・・。
当時の社宅の広大な敷地に、今は分譲マンションが立ち並んでいます。社宅時代の友人と車で走りながら当時の事をあれこれと語り合ったり、一つの時代が終わってしまったのですね。時の流れでしょうか。