この週末、いわゆるDIY(Do It Yourself)に励んでいました。
長いこと手をつけていなかったコミック本を大量に処分し、空いたスペースにプリント用紙の為のデスクトレーを入れたくて自作していたのです。
「既存品を買えばいいのでは?」
と思われそうですが、トレーを入れたいスペースの高さが5cm程しかなく、身近なお店で売っている既存品では高さがあり過ぎて入れれなかったのです。
ネット通販で高さ的に合致するものはあったものの価格が2400円程と高く躊躇する事に。
考えた末に
ホームセンターで材料を買って自作しよう
という結論に。で土曜日にホームセンターに行ったのですが、材料の選定に悩み2時間も木材コーナーで材料とにらめっこする事に。
材質や厚み、価格を検討した結果
5mm厚のシナ合板(底板用)
9mm厚のヒノキ(側面用)
でデスクトレーを作る事に。材料を買って有料でカットして貰い自宅に戻って早速工作を開始。
エポキシ接着剤で貼り付けてすぐに出来ると思ったのですが、底板の接着を失敗し大きく斜めになってしまい、無理矢理剥がして接着し直す事に。
その結果底板と側面に目立つすき間が出来た為にウッドパテ(木材用の補修剤)で埋める作業が追加になってしまいました。
いざ組み上がったものの出来た商品を見ると違和感が。それもそのはずで木材をそのまま組んだ為に角が尖っていたのです。
ヤスリを探したものの木材加工に適した紙やすりがなく、近所の100均ショップで買って来てせっせとヤスリがけしたのでした。
そして一応の完成を見ることに。
ただ何か物足りなさを感じ、ぼんやりとしてると材料をカットした際に出た端材が目に留まりました。
シナ合板の端材を見て
これ(シナ合板の端材)でデスクトレーの上蓋を作ろう
と思い立ち、端材をホームセンターに持ち込みカットした上で蓋の滑り止め用の棧木に使うヒノキの角材も購入(ふた用の端材から切り出すことも考えましたが買って自分で切ったほうが安上がりでした)。
棧木をエポキシ接着剤で取り付け、紙やすりで磨いて蓋が完成。
完全に覆うと紙の取り出しに難儀することもあり、トレーの縦幅の2/3程の蓋となりました。
ふたを作る過程でもう一つモノを作りました。
フィギュアケース用のステー(支柱)です。
先日カラーボックスを改造してフィギュアケースを作ったのですが、扉が前開きにも関わらず留め具等を予算その他の制限で付けれず
フィギュアの出し入れの際は絶えず片手で扉を持ち上げていないといけない
というかなり危うい方式になってしまったのです。
どうしようかと考えていた時にデスクトレーの側面用に買ったヒノキ材の端材(23*9*900mm)が目に留まり、これで扉を支える棒を作ろうと考えたのです。
長さを測った上で自宅でカット。角をヤスリがけして丸くして支柱を完成させました。
しかしこのまま使うと扉のアクリル板がいくら角を削ったとはいえ支柱で傷だらけになるのが確実。
アクリル板が傷付かないようにゴムパッドでも取り付けようとまた100均ショップに行ったところ
イス足カバー(フローリングの床を傷つけたり音が出ないようにする為のソックスタイプのもの)
が売っていたのこれを利用する事に。
※写真右端の棒が自作したステーです。
これで安全にフィギュアの出し入れが出来るようになりました。
結局、材料や補修剤、木材の加工費が
ヒノキ材など:1,070円
補修剤:379円
木材加工費:210円
100均アイテム:216円
となり合計すると
1,875円
と当初購入を考えたが市販の木製デスクトレーに近い額の出費となってしまいました。
しかし、木製の蓋付きのデスクトレーは(高さが合致しないとはいえ)今回トレーその他を作った費用の倍額を出しても買えない上にフィギュアケースの問題も解消出来たので結果としては御の字と考えてます。
おたくが日曜大工なんて似合わないと思われそうですが、やってみると結構楽しいです。
時間と費用が許せばまた何か作りたいものです。
ヤマト工芸 ファイルケース -A4 FIVE COLORS- YK13-015 白色 | |
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