2018年8月12日のコミックマーケット94、3日目。夏コミ最終日ということではありましたが朝からビッグサイトへは向かわず色々寄り道をして来ました。
朝食を済ませたあと、向かった先が東京駅。シン・ゴジラでの最終決戦の地という事で一種の聖地巡礼的なノリで時間を過ごしておりました。
そして東京駅から向かったのが飯田橋。駅から歩いてしばらくの場所にある。
千鳥ヶ淵戦没者墓苑
に参る為でした。最近ハマっている作品のアレやコレを思うに、個人的に思うところがあり、一度ちゃんと訪れたいと思っていて今回ようやく叶ったのでした。が、早くに着きすぎて(開門が9時から)少し待つことに。
父方のご先祖様の中に先の大戦で亡くなった方が何名かいると今年に入って判り、静かに手を合わせてきたのでした。
その後向かったのが靖国神社内にある
遊就館
国内で九七式中戦車チハや艦爆彗星を保存展示している数少ない施設(彗星は国内にあるのがここにある一機のみ)という事で数年ぶりに見に行きたかったのです。
去年から戦車などを展示する大展示室に限り写真撮影が可能という事で写真を撮りまくっておりました。
そして今回遊就館を訪れたのにはもう一つ目的があり、9月30日まで開催の特別展
群青の追憶
を見ておきたかったのです。
※図録:1,800円です
水中写真家の戸村裕行氏が撮った世界中の海底に眠る軍艦や徴用船などの戦争遺産の写真を詳しい解説付きで展示しており、瀬戸内海に沈んだ戦艦「陸奥」などの貴重な写真を見ることが出来ました。
当初図録の類は買う気がなかったのですが、写真が大変興味深かったので思い切って買うことにしたのでした。
遊就館の見学を終えたあと、いよいよコミケに向かおうと市ヶ谷の駅から東京駅に向かおうとしたのですが、ここでちょっとしたトラブルが発生。
汗で都区内パスがよれて自動改札で詰まってしまい、自動改札を通すのは無理という事で改札印を貰って以降は有人改札を通る以外になくなってしまったのです。
新木場経由で国際展示場駅に着いたのですが、どうも様子がおかしいと気付きました。明らかに人が多すぎて午前11時過ぎだというのに全くと言っていいほど待機列が動かなかったのです。
それもその筈でこの日の参加者数は公式発表で過去最高の21万人。ビッグサイトの外も中も人で溢れていたのでした。
そんな中で買ったペットボトルの水。最初的屋のお兄さん方のような人から買ったので不安だったのですが、なんとWHGホテルグループの非売品のミネラルウォーター、しかもガッチリ凍らせてあったので暑さを乗り切るのにたいへん助かったのでした。
結局約1時間掛かってビッグサイト内に入れたものの人の多さに閉口。この日に関しては狙っていたサークルさんが落選されていたりで回るところを削ってはいたのですが
この状況でグダると確実にやばい!
とさらにサークルを絞って早々に撤収することに。
同人誌の方は早めに見切りをつけてコスプレイヤーさんの撮影をと思ったのですが、屋上展示場、エントランス共に人が多すぎて暑さも相まって
このまま居てもグダる
とビッグサイト内での撮影に見切りをつけて前日と同じく
有明防災フェア
に来たのでした。
とはいえこちらもこちらでビッグサイト内が大混雑になった余波で人で溢れる事に。
撮影に関しても積極的に動こうという考えもなく(到着したのが午後1時過ぎで時間が限られていたのも大きかったです)まったりと過ごしておりました。
この日に関しては最終日ということで更衣室を早めに占めると午後3時前からコミケスタッフが通知して回っており、撤収する人も多かったので自分も早々に帰ることに。
帰り際に東京臨海広域防災公園の本部棟(シン・ゴジラで首相官邸地下のオペレーションルームのロケ地となったオペレーションルームがある)を見学。映画から2年経ち、見学者もまばらだったのでのんびり見ることが出来ました。
帰りは九段坂に向かう都合何年ぶりかでゆりかもめに乗車。豊洲で地下鉄に乗り換えて直に九段坂に向かう予定だったのですが車窓から見えたクレーンが気になり向かうことに。
ららぽーと豊洲一帯が元々石川島播磨重工業の造船所跡という事で当時の物を今に伝えるモニュメントがいくつかあり、寄り道した甲斐がありました。
豊洲から地下鉄を乗り継いで到着した九段坂。こちらにある
で開催中の特別展
を見るためでした。戦中と終戦直後の人々の暮らしを呉に住む女性すずさんの視点で描いた漫画にしてアニメ「この世界の片隅に」に関連した特別展という事で興味があったのです。
劇中での出来事とそれに関連した文物を合わせて展示し、当時の人々の暮らしを追体験するという事で非常に興味深かったです。
※特別展の冊子、無料でした。
昭和館を後にして秋葉原に向かおうと徒歩で飯田橋か水道橋に向かうことに(大凡の方向だけ把握していてどこに着くかは行き当たりばったりでした)。
道沿いに歩いていたら気になるビルを発見。
雑誌「近代麻雀」で今年まで連載されていた麻雀漫画「アカギ」の連載終了記念のラッピングが正面出入口にデカデカとされていたのです。
何これ?
と思ってビルを見上げてびっくり
竹書房だ!
今年放送のアニメ「ポプテピピック」の原作で度々ネタにされていた出版元の竹書房。その本社ビルに偶然、本当偶然にたどり着いていたのでした。想定外の事態に内心苦笑。まさかこんな形で聖地巡礼することになると思っていなかったのです。
そして竹書房のビルを撮ろうとして歩道橋に上がった時に見つけた
東京大神宮
の石碑。折角なので立ち寄ることに。
お参りを無事済ませ、厄除けのお守りを買ったのでした。
結局歩いて着いた先は飯田橋の駅。この日に関してはコミケに2日間しか参加できなかった事もありもう一泊する予定だったので秋葉原に出向く事に。
秋葉原でお店をいくつか回ったのですが欲しいと思えるものがなくそのまま離脱。この日もお昼ご飯をわずかしか食べておらず、ガッツリ行こうと調べていたら新宿に食べ放題のお店があると判りそちらに向かったのでした。
いざ新宿に着いたものの出る改札を間違えてしばらく目当てのお店を探してさまよう羽目に。なんとかお店にたどり着き夕食にありついたのでした。
夕食後、そのまま宿に向かうのも勿体無いとビックカメラ(ビックロ)に立ち寄りました。
特に買えそうなものはないかなぁと思っていたらトミカプレミアムの「はやぶさ2」を発見。この夏で廃番と聞いていてちょうどコミケではやぶさ2の解説本を買っていた事もあり購入する事にしたのでした。
その後徒歩で新宿駅に向かったのですが、スタジオアルタ前に来た時にTM NETWORKの「Get Wild」が聞こえて来ました。
振り向くとちょうどスタジオアルタのアルタビジョンで来年公開の映画「シティーハンター」の予告が流れていて歓喜。新宿といえばシティーハンターの舞台にもなっている街なので聖地で新作アニメの予告を観れたのが大変嬉しかったのでした。
その後宿に戻り小一時間掛けて荷物を整理。簡易ビジネスタイプの宿なので荷物を広げてのんびり出来たのは大変助かりました。真夜中近くまで整理に時間を費やしようやく眠りについたのでした。
今年の夏コミ最終日、正直コミケ自体はまともに身動きが取れなかったものの他の面で色々面白い体験が出来て大変満足している次第です。
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