※舟を漕ぎながらまたもやアップしてしまった本記事は編集中です。(笑)
湘南国際村近くへの用事ついでに、時間がギリギリ間に合ったので月二回開催されるKDPの譲渡会を覗いてきました。
KDPは神奈川県愛護センターに収容された犬達の里親探しを行なっている団体の一つ。
土地柄多く収容される猟犬類を積極的に引き出していることもあり、元保護犬である鳥猟犬類を我家に迎えた私も意識している地元の保護団体です。
現在ではボランティアさんが増え、譲渡会等を助けて下さるスタッフさんが増えましたが、基本的にはパートナーのかよさんとお二人でシェルターを運営されているようです。犬達の引き出しやお世話他でホームページやブログ等更新する間もないとても忙しい日々であるのに、脱走し捜索中の犬がいると知れば注視して下さり、捕獲に出向いたりもされています。
会場ではこの日、過去にも何度か一緒に譲渡会を開催されているという、岡山の猟犬レスキューに特化した保護団体「セントハウンドレスキュー」さんに初めてお会いしました。
この団体を紹介するにはこのページが一番判りやすいかしらね。
昨年夏に二人で立ち上げ、現在は八名のスタッフがいるようです。
里親募集中のアンディー君
とてもおとなしくて甘えん坊さん
KDPとハウンドレスキュー、共に熱心に活動されている保護団体です。興味のある方はホームページにアクセスしてみて下さいね。
里親募集の犬達に素敵な里親さんが見つかりますよう。
ところで先にお伝えしたとおり、我家にも元保護犬である鳥猟犬類のセター達3頭がいます。
健康な猟犬類と日々を共に暮らしてみれば、アマアマな家の中と本能のスイッチが入る外ではまったく異なる様子に気付きます。
自然の中ではその本能から生き生きと輝き、とても楽しそうな様子が実に良く判りますし、愛犬達が輝く自然の中で共に楽しむことが出来たら良いなと思う方に引き取られた犬達は幸せだと思います。
ここからは、一度、何かの機会でお伝えしたいなと思っていましたが...
犬達から信頼される飼主へと導いてくれたのは、これら鳥猟犬達の特性を知り抜き、育成に長けている、かつて猟の経験を持つフィールドトレーナーや、実猟をされている猟友会メンバーの女性達でした。当然ですが、犬達を皆大切に飼育しています。
かつての私は”猟犬達は不要になれば使い捨て”、”山でいなくなっても探してもらえない”という説をそのまま鵜呑みに、猟師に敵対心さえ感じていた時期があります。
実際、そのような一部モラルの無い猟師がいるために、猟師全てがそうであるとも思われてしまうのですね。
しかし、その一部のモラル無い猟師がいる限り、世間の目は変わらないことでしょうし、山の中ではぐれる犬が少なくないことも事実。そのうち戻る等と思って探さない人もいるかもしれませんが、探しきれないというのが現状でしょう。
猟犬類に特化したブリーダーや多頭飼いの高齢者による崩壊も後を絶たず、猟友会に入っていない猟師もいます。
猟場近くでは当然ながら猟犬の愛護センターへの収容が目立ちますし、そしてもちろん、猟犬のみならず一般的に愛護センターに収容される犬も後を絶たない現状。
なので個人的にはやはり、ブリーダー含め、全ての飼育犬へのマイクロチップ導入や、猟友会や自治体による猟犬飼育者の把握・管理・指導の徹底は必要なのではと思っています。
そして自治体と保護団体と猟友会が手をとりあうべきところではお互いに協力できる、情報交換するシステムもあればいいのになぁ。
さて、この日のお伴はスノウ。(笑)
久しぶりの外出でとても嬉しそうでした。
カイトが飛ぶ音におののき中(笑)