衣笠山でおさんぽ

 多頭飼いも最後の一頭となったヴァレンシア、ゆるゆるな日常を送っています。

子安の里 関渡川下流

2013-04-28 15:58:09 | 
GW二日目、先日に引き続きの湘南国際村への用事ついでに、関渡川下流でワンズを遊ばせてみた。

蛍が観賞できる遊歩道よりも、やや広めの沢が海まで続いている関渡川下流。ちょうど、秋谷海岸から湘南国際村へ抜ける二つのトンネルの間で、一瞬、眼下に見える小さな渓谷である。


そのトンネルを抜けた右側の林道沿いから、沢へは何ヵ所かの降り口がある。


沢へ降りてすぐ、辺り一帯に咲いていた名も知らぬ可憐な野草




沢幅や深さは余り無いものの、子供や犬を遊ばせるにはちょうど良い。



丸石が敷いてあるところは、飛び石しながら渡っていく。



両側は崖地。空気がひんやりと心地よい。





延々と続く玉砂利の道。



ここでもガビチョウが賑やかに囀っていた。





知らぬところではバカ力を出し、引きが強くなるボブ達。この滑りやすそうな大きな石を二頭引きで下るのは至難の業。



途中、小さな滝のようなものもあった。



身体が茶色く、脇腹辺りが黄色い小さな野鳥が出現。



ヴァレンシアのアドレナリン分泌量はMax。



正面に見える橋は、海側から湘南国際村へ向かう二つのトンネルの間。




この辺りになると渓谷を抜け、辺りが開けてくる。





そのまま進むと、東屋らしきものがあり、ベンチで休憩することが出来る。



飛び石を渡り、反対側へ。



イケイケ娘のヴァレンシアと、沢を渡ることに躊躇したボブ





どうにか沢を渡り、東屋へ。


テーブルやイスのある場所では、食べ物が落ちていることがあると知っているアサマシイ男

GW中であるため、ハイカーが目に付く。


この先は間もなく海に流れ込む場所。



犬の声が上流から聞こえたため、ここから林道に抜けることにした。



もう一度、飛び石を越えていかねばならない。



しかし水に入りたかったヴァレンシアは、フレキシリードに変えた途端、沢に跳び込んでしまった。





どんどん先を行くヴァレンシア。



既に反対側の岸へ到着している。



と、思ったら、また沢へ入り、こちら側へ戻ってきた。





水が余り綺麗で無いのが気になる...。



ヴァレンシアはいつまでも水の中から離れない。







ようやく呼び戻し、一気に林道上へ駆け上がる。





この先、とても狭い林道を進む。



何かの小屋を発見。かなりの台数の車が止まっている。



たくさんのタンクを持った人たちが、勢いよく溢れ出ている水を汲んでいた。


子安の里の天然水汲み場

必ず一旦沸かしてから飲料水として使うのだそう。美味しいだろうね、きっと。ちなみに、ワンズは匂いを嗅いだだけで飲まなかった。なんともったいない。

この先で林道は終点。ワンズにとってはなかなか楽しい沢歩きであったと思う。


その後、実家へ立ち寄るため、湘南国際村を葉山方面へ下る。


ツツジがとても綺麗な湘南国際村の斜面

間もなく左手に「KDP」という保護犬団体の看板が見えた。保護犬が2頭もいる我家、このまま見過ごしてはならぬ気がして、急きょ立ち寄ることに...。



そこではちょうど、KDP(神奈川ドッグプロテクションズ)の里親会&フリマが開かれていた。







駐車場は満杯。既にたくさんの人で賑わっていた。




駐車場警備、受付、バザー会場、地産物販売などは全てKDPスタッフが行なっている。私も梅干しや新鮮な野菜類を購入。売り上げは保護動物達のために使用される。








犬を見たい人は受付でアンケート記入し、張られたロープ内で保護犬達と触れ合うことができるシステムのようだ。



ところでここで、とても穏やかな優しい目で、ボブとヴァレンシアに声掛けして下さったご夫妻と知り合った。

お話をしているうちに、ヴァレンシアの保護元であるCACIのことも存じていらした。とてもしっかりとした団体だと感じていると話され、なんだか嬉しい気持ち。



先代の愛犬はEセター、享年14歳であったとのこと。亡くなった愛犬と同じ犬種を迎え入れたいと、探しているのだそう。

話をしているうちに、この日の里親会でお見合いが可能な犬達の登場となった。なんと、大型犬から中型犬まで10頭以上を一人で引き連れている。

その中にはセターが二頭おり、トレーニングが行き届いていることが判る。


スタッフのアナウンスで入場する犬達


その後振り返ると、先ほどのご夫婦はセターズと触れ合っているようだ。


良いご縁が見つかりますよう。


セター種を見ると、ワタクシも思わず気持ちが入ってしまう。



触りたい衝動を抑え、先を急ぐことにした。

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4 コメント

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Unknown (ゆずまま)
2013-04-28 18:29:58
本当にお散歩コースがこんなにも恵まれいるなんて
素晴らしい事ですね!最初のお花は「一輪草」かも・・・

ワンズはみんな幸せに暮らす権利があると思うのですが
人間の身勝手が 彼らの人生を決めてしまいますね。
改めて 「ゆずは幸せですか?」と聞いてみようなか・・
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もちろん幸せです (BJAmom)
2013-04-28 20:55:41
ゆずまま様

ゆずちゃんも保護犬でしたね。
ゆずちゃんはおとなしいようですが、アイリッシュはイタズラ激しい傾向があり、力もあるので成長期に放棄してしまう飼主も多いのだとか。

里親を待つばかりの犬達はまだ希望がありますが、殺処分が確定してしまった犬達を想うと、とても辛いですね。


あの群生していた花が一輪草でしたか。有難うございます。



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我が家も行ってきました。 (スピアリ父)
2013-04-28 23:45:57
前回の記事を見て我が家も行ってきました。
ドッグランへの行き帰りにいつも近くを通っているのですが、遊歩道へは初めてでした。
スピアリも大興奮で終始リードを引っ張ってました。
渓谷への降り方がわからず今回はパスしましたが、次回は行ってみたいと思います。これから暑くなるので水辺の散歩は魅力的ですね。

KDPにはアリシャにそっくりなセターが保護されているのでとても気になります……。
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渓谷への降り方 (BJAmom)
2013-04-29 07:33:23
海岸から湘南国際村へ二つのトンネルとくぐったらすぐ、右手に林道へ、戻るように入る道があります。その林道へ入ってすぐと、その先も何箇所か降りる道があります。ちなみに林道は久留和海岸近くに抜けられます。

渓谷は涼しくて、沢も浅いので犬を遊ばせるのには良いでしょう。滑りやすい飛び石があるのと、雨後の増水で散策道の一部が水に浸かっていることもあり。長靴に履きかえていきました。

問題は駐車場。立石は休日ですと大変な混みようですよね。前田川も行きたいのですが、そちらも駐車場が...。
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