遺伝子組み換え技術によって生まれた、世界初の【青いコチョウラン】が
姫路市立手柄山温室植物園で1月24日(土)~2月1日(日)まで一般公開されます。
近畿地方では初公開になります。
コチョウラン展が1月24日(土)~2月15日(日)開催されます。
コチョウランは高級鉢物として大変人気が高いランですが、青い花は存在しませんでした。
この青いコチョウランは千葉大学大学院園芸研究科植物細胞工学研究グループの三位正洋教授及び陳東波特任講師と
石原産業(株)との共同研究により、ツユクサ由来の遺伝子をピンクの花が咲くコチョウランの培養細胞に導入し、
個体再生に至ったもので、H24年2月15日に初花が開花しました。
遺伝子組み換えにより、従来存在しなかった青色の花をもつコチョウランの世界初の開花でした。
千葉大学植物細胞工学研究室の15年以上の積み重ねと石原産業中央研究所で蓄積されたバイオ技術の融合が
成功に結びついたそうです。
少し形の違うコチョウランと2株展示されています。
遺伝子を組み換えた植物の展示には法的な制約があり、花粉や葉の繊維が外に拡散しない展示をしなければなりません。
そのため当園では展示用にガラスが2重のケースを用意されたそうです。
【ブルーエレガンス】
この青色は染色によるものです。
※2度目に咲く花は白い花がさきます。