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千姫・忠刻結婚400年を記念して姫路城内(西の丸)で2016年11月23日~2017年3月20日まで特別展示されます。
化粧櫓には、左が「千姫色彩乾漆座像」
右が大河ドラマ「真田丸」の【千姫】(演者:永野 芽郁(ながの めい)さん)の衣装一式
山吹色地染め銀箔霰飛ばし綸子小袖(やまぶきいろじぞめぎんぱくあられとばしりんずこそで)に
東雲色白色横段地七宝丸花柄唐織打掛(しののめいろしろいろよこだんじしっぽうまるはながらからおりうちかけ)
入口右には、姫路市山田に生まれた【後藤又兵衛】(演者:哀川 翔(あいかわ しょう)さん) の甲冑一式、
銀塗桃形兜(ぎんぬりももなりかぶと)・紺糸縅銀小札素懸当世具足(こんいとおどしぎんこざねすがけとうせいぐそく)と
◾大河ドラマ「真田丸」での千姫・後藤又兵衛の紹介パネルが展示されています。
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西の丸長局の廊下 通称(百間廊下)には男山天満宮(千姫天満宮)が望める【千姫パワースポット】があります。
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千姫が遙拝した男山の写真を撮り携帯の待ち受けにしてください。
あなたの好きな人を思い浮かべて男山天満宮に願いを拝げてみてください。
もしかするとあなたの思いを、千姫が届けてくれるかも!
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長局には、千姫が男山天満宮を建立したときに奉納された6枚の羽子板も展示されています。
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1617年 千姫の化粧料(持参金)10万石(今の約100億円)で忠刻・千姫夫婦のために西の丸は整備されました。
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1623年 千姫が本田家の繁栄を願って千姫天満宮を建立しました。
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千姫の小径の北側に、忠刻と千姫の歌碑があります。
初秋の風を 簾にまきとりて 忠刻
軒はにおふ 竹の葉の露 千姫
この歌は長男幸千代が生まれ、千姫が幸せに包まれていた時に詠まれた句です。
軒までのびた竹にこの幸せがずっと続くようにと、想いが込められていました。
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千姫の小径の、市之橋近くにたたずむ千姫像は、西の丸の方角をじっと見守っています。