夢を語る

今クールは、なんだか久しぶり！なくらい、連ドラを見ているわたくしなのですが、なにげに面白いドラマが多い・・・せい・・・だったり？

水曜日の日テレドラマ「神はサイコロを振らない」
大好きな女優２人（ともさか＆三谷氏ご内儀）とパイロット役に不似合いな“サノスケ”が出ているのと、同局の「スイカ」とよく共通したキャスティングに、ちょっぴり期待を抱いて、初回から見ているのですが

いいよ、これ

なんだか知らんが、泣けるのさ
泣くって言ってもあれよ？
ぐわんぐわんと号泣じゃないのよ？
気付いたら涙がツツーってなカンジよ？

これはあれかね？
小林聡美のヤッチに自分を見るからかね？
齢も同じだし（さりげなくカミングアウト）
まさにヤッチと同じ十年を生きてきたわけよ
だからヤッチの言葉や行動のひとつひとつが、やたらと胸や心に突き刺さるっつーか
うん、うん、切ないねー

「十年前の夢をおぼえていますか」

おぼえてねぇ・・・

でっかい夢、ちっちゃい夢
いろんな夢が消えてしまった十年
いろんな夢をあきらめてきた十年

登場人物たちのいろんな思いが飛び交うドラマ
まったく
自分が生きてきた十年はどうだったんだと、問われているような気がしてくるよ

後悔のない一生なんてないだろうと思うけど、じゃあ今日までの十年間を精一杯生きてきたかと問われたら、正々堂々「うん」とうなずくことはできないなと思うのさ

精一杯生きるってどういうことだろうね？
もしも今日、「あと○日であんたは消える」と言われたらどうよ？
私はやだなー　とことん拒否したいなー
だってやりたいことのまだ半分も、いや１割だって終わってないよ

十年前の夢は覚えてなくても、今抱いている夢は捨てちゃダメだな
なーんてことを思ってしまう「神はサイコロを振らない」

いいよ、これ　（またもや回し者か、私は）