旅してマドモアゼル

Heart of Yogaを人生のコンパスに
ときどき旅、いつでも変わらぬジャニーズ愛

ホントにばいばい

2006-12-29 | お手軽ケータイ日記
年を越す前に、「もう一度だけ観たいよね」ということで、渋谷シネマライズに『木更津キャッツアイ ワールドシリーズ』を観に行きました。

ダーッ!ワーッ!号泣!な感じ(どんな感じやねん)だった公開初日から二ヶ月

Mさんともども、落ち着いて観ることが出来ました。

マウンドでの五人のシーンと、その後に続くお父さんとの最後のシーンでは、やはり涙涙…でしたが。

二回目を観て改めて思ったのは「やっぱりこれで終わりでいいんだね」ということ。

テレビシリーズを見返すと、見返さなくても、映画のエンドロールに流れる昔の映像を見れば分かるけど、キャッツの5人がほんっとに若い。

あのテンションは、あのときの彼らだからこそ成り立ったんだなと、そう思うのです。

数々の主演映画や主演ドラマを一人で背負って立つほど一人前になった彼らには、もうキャッツアイは無理だなと

哀しいけれど、そう思わざるを得ないのです。

まあ、そう思わせるためにクドカンや磯山プロデューサーを始め出演者、キャッツアイチーム全員が作った作品なんだなと、つくづく思いましたよ。

不思議なのは、この木更津キャッツアイを越えるドラマが、私の中で、いまだに出てこないこと。

何度でも観たくて、何度観ても新鮮で、何度観ても飽きなくて、何度観ても笑えて泣けて、っていうドラマ

…あるとすれば『新選組!』なのですが、組!は大河ドラマなので、比較するにはちょっと…違うかなと。

確かに面白くて感動できるドラマはあるんですけど、一応、一通り見ればいいやっていう感じで、強烈なインパクトは残らないんですよね。

いい表現が見つからないんだけど、最終回が終わった後、完全に燃え尽きちゃって、あしたのジョー状態で、虚無感でいっぱい…みたいな?

木更津も組!も、クドカンと三谷さんのオリジナルなんですよね

やっぱりオリジナルがハマった時のインパクトって、スゴイなと。

脚本家の強い思いが、ストレートにダイレクトに、私たち視聴者にぶつかってくるんだなと。

そんな作品にまたいつか出会いたいと、強く願ってやみません。