旅してマドモアゼル

Heart of Yogaを人生のコンパスに
ときどき旅、いつでも変わらぬジャニーズ愛

26 Agosto 1997 , Firenze(2)

2006-06-15 | 海外旅行記(2000年以前)
イタリア旅行記、フィレンツェ編のつづき。
スケッチブックの左側、「ジョットの鐘楼」とその陰にアタマだけ見せている「花の聖母教会」の写真は、もとい、写真というか、パンフレットの切り抜き。
なぜなら、写真を撮る時間がなかったから。

フィレンツェ市内の名所を(写真を撮る余裕さえないほど)急ぎ足で見て回り、なにはさておきとばかりにウフィッツィ美術館へ。
うん、まあそれはしょうがないさ。
バカンスシーズンとあって観光客は多いし、入場制限で入るまでに時間がかかるんだから。
ウフィッツィ美術館は、この旅行での(私にとって)3本指に入る超目玉。
わざわざ日本で購入したウフィッツィ美術館の(重い)本を持ってきて、飛行機の中や移動中のバスの中で掲載されている絵画を何度も見ては、「ああ、これを目の前で見られるのかあ…」と、憧れの絵画との対面に心を躍らせていたわけですよ。
もちろん、入場するまでのこの待ち時間の合間も、本のページをくってワクワク待ちかねていたわけですよ。
…そして、待つこと2時間弱。
やっと待ち焦がれたウフィッツィ美術館の至宝の作品との出会いが!!!
…と思ったら、「見学時間が限られてますので(現地の)ガイドさんの後についていってください!ここでのフリータイムはありません!」

…な、な、なんですとーーー????

どうやらガイドさんの専門らしく、聖母子像を描いた宗教画について順を追って説明し、あとは人気の「ラ・プリマヴェーラ」と「ヴィーナスの誕生」について説明をして、そして、そして……って、おいっ!!まさか、これで終わりかよ!!

ウフィッツィ美術館の見学時間、たったの1時間。

あの長かった待ち時間の2分の1ですよ?
ていうか、日本の美術館での鑑賞だって2時間以上はかかる私にとって、1時間なんて見なかったも同然の時間。

なんだ、これ

これがツアーの宿命なのか?

素通りした部屋に見たかった絵を見つけて、出口へと向かうツアー仲間から離れて「ちょっとだけ…」と急いで見たりしたけれど、こんなのぜんぜんダメ。
ほんっとに、ほんっとに、期待はずれもいいとこで、ヴェネツィアがフリータイムが多くて楽しかっただけに、この落差にショックは大……

これに加えてホテルに対する不満もあって、このイタリア旅行を最後に、ツアー旅行をやめたのでした。

フィレンツェの不満を抱えたまま、翌日は聖地アッシジヘ。


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2 Comments

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ツアー旅行の宿命 (まーうさ)
2006-06-16 22:19:42
るるりんさん こんばんは!



すごいすごい楽しみにしていたものがあっけなく終わっちゃったんですか。それは悔しいですよねー!時間で動くから自由利かないし(私はお土産店で急性胃腸炎発病でツアーバスから置いていかれた事あります。渋滞に巻き込まれてたので歩いて追いつきました)楽しむ余裕がないんですよね。

そういうのもあって、調べモノ好きってのもあって、旅行計画は自分でやるようになっちゃいました。詰め込み過ぎる悪いクセはあるんですが…(苦笑)
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同じです(苦笑 (るるりん)
2006-06-17 10:35:58
まーうささん、こんにちは♪



えええ?ツアーバスに置いていかれたんですかー?

ヒドイですね~(普通は人数かぞえますよね?)

急性胃腸炎を抱えながら歩いて追いつくのもタイヘンだったでしょうね。

私も旅行計画を自分でたてると「ここもあそこも、あっここも!」と行きたい所がいっぱいで、でも結局行けない所が出来たりして。

こんなところで日本人的貧乏性(?)が発揮されちゃうんですよね…

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