旅してマドモアゼル

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ウィーン 10月28日「シェーンブルン宮殿」

2005-12-18 | 海外旅行記(2001~2005年)
ハプスブルク家の栄華をしのばせるヨーロッパ有数のバロック宮殿のひとつで、「美しい泉」という意味の夏の離宮「シェーンブルン宮殿」
その歴史は、1696年レオポルト一世の時代に建設が始まって、18世紀マリア・テレジアの時代に完成。
あたたかさを感じさせる印象的な外壁の黄色は、「マリア・テレジア・イエロー」と言われています。
青い空に映えるいい色です!
そして宮殿内の部屋の総数は、なんと1141室!
・・・うーむ。掃除がタイヘンですなー(←庶民的発想)
そのうちたったの40室だけが一般公開されています。


この日はシェーンブルン一本にしぼろうと決めていたので、宮殿40室の全見学と、庭園の見学を網羅したClassic Passを購入。
オーディオガイドは日本語のものがないので、英語のガイドをチョイスしましたが、子供でも理解できるように、分かりやすい英語(中学卒業程度のレベルかな?)で説明されているので十分に楽しめます。
フランツ・ヨーゼフ一世やシシィことエリザベート皇妃、マリア・テレジアの部屋など、ハプスブルク家の人たちの居住のほか、6才のモーツアルトが御前演奏をした「鏡の間」(このとき大理石の床ですべって転んだモーツアルトを、マリー・アントワネットが助け起こし、モーツアルトが「僕のお嫁さんにしてあげる」と“プロポーズ”したという話は有名)、ウィーン会議の時の舞踏会でも知られる大広間などなど、どの部屋も絢爛豪華、ひたすら優美!
ほえええ~ってなカンジです。
ベルサイユ宮殿もすごかったけれど、こっちも負けず劣らずです。
とはいえ、写真がなくて申し訳ない。(たしか写真禁止だったと記憶してます)
いつか、みなさまご自身でその目でお確かめを。

宮殿見学のあとは、こちらも素晴らしいと評判の庭園へと向かいます。
この日も天気は晴れてて、しかも暖かかったことに感謝。

つづく!


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3 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
豪華なりー! (まーうさ)
2005-12-18 20:14:06
るるりんさん こんばんは!



雲1つない青空に映える建物の美しさ!

生で見たらどんなに感動するんだろうって思いましたよ!

「宮殿」とあって豪華ー!1141室(何でピッタリした数字じゃないんだろう?)なんてあったら1週間は迷えるし、外出したくてもどこから出られるのか、またどこの方角から出てきたのか…方向音痴の私には分からなくなりそうです。(←宮殿に住むも働くも向いてない)
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大好きな場所 (アイリス)
2005-12-19 02:02:32
こんばんわ~



 ここのレポ、待ってました。お天気がよくて、暖かくて、なによりでしたね。ゆったりとお庭も歩けたことでしょう。私が最初に行った日は大雪で観光客の姿はなし。美術学校の生徒さんが磨く

シャンデリアの擦れ合う音がチりンチりンと響いて、それなりにロマンティックだったのですが、雪の庭には、無数の漆黒のカラスが・・・怖かった。2度目は夏の盛りで、観光客が溢れんばかりでした。その点、るるりんさんはラッキーでしたね。アントワネットとモーツアルトがかくれんぼをしていた美しい部屋の数々をまわると、いにしえのエレガントな日々がしのばれますが、その後のふたりの運命を思うと・・・。

 
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素敵な場所♪ (るるりん)
2005-12-19 12:45:57
>まーうささん

かつてベルサイユに行った時も「圧制の象徴みたいな金ピカでしょー?」と、話のネタ程度の気持ちで行ったのですが、実際に訪れて、その芸術としての価値の高さに衝撃を受けましたよ。

ここも一見するだけの価値があります!

でも、確かに出入り口は迷いそうです~(笑)



>アイリスさん

真っ白に敷き詰められた雪の庭・・・にカラスの群れは怖いですよねー!

とはいえ“夏の離宮”は人だかり・・・(汗)

観光のベストシーズンは難しいですよね。やっぱり花の盛りを堪能できる春や紅葉を愛でられる秋がいいのかなあ。

部屋の華やかさと悲しい歴史、その対照に心が打たれます。
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