昨夜グローブ座で観て来ました。
『フレンド~今夜此処での一と殷盛り』
中原中也とその友人の話。
まだ公演が始まって間もないことと、また明日木曜に観に行くのと、昨日はコンタクトレンズを忘れて、主演のマッスーを始め、役者さんの表情が今ひとつ分かりにくかったので(笑)、感想とレポは木曜の公演を見てからにします。
出演者の表情は分かりにくかったですが、芝居のストーリーは秀逸でした。
世界中で紛争の絶えない今だからこそ、心に響いてくるものがあります。
モダニズム溢れるデカダンスな時代から、殺伐とした文化の欠片もない時代へと移り変わる日本の様が、登場人物の変貌に映し出され、そんな時代に揉まれながらも、自らの心に忠実であろうとする僅かな人々の健気な姿。
涙無しでは観られない場面も多くあります。
前半の明るさや陽気さ、不気味さと不吉な予感を醸し出す後半との落差。
そんな時代に生きた人々は、何も特別なわけではない。今を生きる私たちと何ら違いはないとこに、幕が下りた時にあらためて気づかされるのです。
感想とレポは後日といいながら、けっこう話しちゃいましたね(笑)
今日はこのあたりで。
木曜はもう少し前の方の席で、ちゃんとコンタクトつけて観てきます!