旅してマドモアゼル

Heart of Yogaを人生のコンパスに
ときどき旅、いつでも変わらぬジャニーズ愛

摂取と消費と体重のしくみ

2014-06-01 | Yoga & Healthy & Beauty


今日は、定期的に通っている猫背矯正スタジオ『きゃっとばっく』さんの1周年イベントに、友人のなおちゃんと参加してきました。

去年の9月後半から通い始めて、今日まで半年以上。
最初の2ヶ月で明らかに出た成果がモチベーションを高めてくれて、それ以降も定期的に楽しくスタジオに通い続けています。
食べることにも心を配るようになって、自分の体を『プロデュースする』楽しさもわかってきました。
そのきっかけを作ってくれたのが、きゃっとばっくさんだと言っても過言ではないかと。

今日は午前中の栄養学講座だけの参加でしたが、新しい学びの場になりました。
『ダイエットの本質~メディアの情報に騙されない為の知識』
というテーマで、きゃっとばっくさん唯一の栄養士、片岡さんの講義は、本人の体験談も交えたとても興味深い内容でした。

必死になるダイエットではなく、一生続けられるように、ライフスタイルを変える食生活の改善がウェイトコントロールになること。
まずは適正体重を目指して、そこを達成してからの栄養バランスであり、さらに食べるモノの質を変えていくこと。摂取カロリーより消費カロリーを多くする生活のバランスをとること。
頭ではわかっているけど、あらためてなるほどと思うことを復習した感じです。

そして、体内の水分量が体重の変動に一番関係していることが、私の中で目からうろこの話になりました。
塩分とグリコーゲン。
ラーメンや鍋を食べると体重が一時的に増えるのは、それに含まれる塩分によって体がむくむことが原因。なんと塩分1gで100gの水分が体に蓄えられるそうです。塩分10gで1kgの計算ですよ。
そしてグリコーゲン。米やパン等の糖質は体内でグルコースというブドウ糖に分解されて、エネルギー源として一時的にグリコーゲンという形で蓄えられます。個体差はありますが、グリコーゲンは肝臓に90~150g、筋肉に100~400g貯蔵されているので、三倍の水を含んで体に蓄えられたグリコーゲンは、体内に500gのグリコーゲンをを貯蔵していたとすると、約2kgの体重変動を起こすことになるわけです。

ダイエット中によくあるリバウンド。これは脂肪が増えたわけではなく、ダイエットのエネルギーに使われたグリコーゲンが補充されて、それが水分と一緒に蓄積された状態なのです。その理論でいくと、ダイエットを始めると最初いい感じで体重が減少するのは、脂肪が減ったわけではなく、グリコーゲンが消費されて減っただけ。
減ったグリコーゲンが補充されると、体重が戻ってしまうので『リバウンド』したと勘違いしてしまう、というわけなのです。
ダイエットを進めていくと、ある時からなかなか体重が減らないという停滞期に入りますが、それは停滞期ではなく、グリコーゲンの消費と補充が安定した状態の本来のダイエットスピードということになるのです。

知らなかったですね。
たしかに体重の上下移動は今でもよくあります。その変化に一喜一憂することも多々ありました。
でも、その上下を繰り返しながら、時間をかけて体重は減り続けていくわけです。
私もある時気付いたら、ダイエットを始めた時から10kg減っていたのですが、でもそれは人からどれくらい体重が減ったか聞かれて、あらためて考えたら結果そうだったと気づいたんですよね。

グルテンフリーや糖質制限、ローフード等、今いろいろな食生活の提案が出されてはいるけれど、何が正しいのか、はっきりと正解が出ているものはないそうです。
だからこそ、メディアに氾濫する情報に惑わされることなく正しい食の知識を得て、自分自身の体質も含めて食生活のあり方と向き合うことが、食生活の改善に必要なことだと、教えてもらいました。

そんな食生活改善の講義後のランチは、神楽坂のイタリアンへ。

季節の野菜たっぷりのバーニャカウダ

いいですね、ヘルシーですね。
そして、水牛のモッツァレラを使ったマルゲリータピザ。

そしてパスタ。

最後にドルチェ♪


まあ、大切なのは、摂取カロリーより消費カロリー。頑張って消費に励みましょう(笑)
ストレスもダイエットの敵。
たまには、こういう自由な食事も楽しまないとね♪



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