ヨガインストラクター養成講座、沖縄での6日間が終わりました。
簡単にではありますが、振り返ります。
沖縄に到着した初日22日。
お世話になる沖縄オーシャンフロントに着いたのは夕方。
部屋の窓から海が見える、まさにオーシャンフロント。
西陽がめっちゃ差すけど(笑)
テンション上がるジャグジーバス。
バスルームからも海が見えるんだけど、外の遊歩道からも逆に見えるんじゃね?と気づいて、使うときはブラインドを下ろしてました。
しかも、西陽入ってくるしね…
そして、収容能力のまったくない冷蔵庫とめちゃくちゃ狭いキッチンに嘆きながら、近くのスーパーへ買い出しして、夕食作りました。
滞在中の前半は、朝食と夕食をほとんど自炊してました。
そして、翌日からの講座への期待とついていけるのかという不安の中で、いつもより早めに就寝。
翌朝は、緊張からなのか、早めに起床。
綺麗な朝焼けに心が落ち着きます。
講座前に、先生から課題が出されていた、太陽礼拝とシャバアーサナ、瞑想を終えてから、朝食に。
講座初日、張り切っていつもより豪勢な朝食。
いつもはスムージーしか飲んでないので、朝からこんなに食べることはないんだけど、でも、ミキサーは持ってこなかったし、急に小腹が空いても、デスクの引き出しからナッツを出して食べられるわけじゃないから、お昼まで持つように、ちゃんと摂りました。
初日の講座は10時からのスタート。
今回は生徒さんがとても多いということで、先生のスタジオではなく、公民館を借りての講義。
若い受講生が多い中で、先生の言葉を書き取り、太陽礼拝のポーズのアジャストを、先生のお手本を見ながら、そのポイントを書き取り…
もう、ついていくだけで必死でした。
初日のランチは、2月に卒業して、今回アシスタントとして参加されていたヨンジーさんのマクロビ弁当。
ヨンジーさんのマクロビ講座を聞きながらありがたく頂きました。
今回は生徒さん多いし、作るのは大変だったんじゃないかと。
2日目の午後にヨンジーさんは帰ってしまったのですが、その時の挨拶で、前回受講した時に願った夢が、先生の講座でマクロビのお弁当を作りたい!ということだった、それが今回叶って嬉しかったと、涙を流して語るのを聞いて、だからこそ、こんなに頑張ってくれたのかと、胸が熱くなりました。
そして、長いようであっと言う間に終わった初日、講座終わりのシャバアーサナも効かないほど、心身共にぐったりでした。
それでも頑張って、夕食の買い出しに行って、夕食を作りましたよ。
火を使わないローフード。時間かからなくて楽だからね。
だから、次の日の朝食もこんな感じ。
前日の夜から食べてるスイカは沖縄産。甘くてジューシーで美味しかった!
アサイーボールみたいに見えるのは、アサイーじゃなくて、無脂肪ヨーグルトと持ってきたマキベリーパウダーを混ぜて作ったもの。
材料が揃わないなりに、いろいろ工夫してるんですよ~
講座2日目は初日より1時間早い9時スタート。
この日は、ヨガのポーズ以外に、NLP(神経言語プログラム)、ヒプノセラピー、シータヒーリングを習い、頭の中はパンク状態。
新しいことを吸収出来るスピードが遅くなってるなぁとリアルに痛感しました(^_^;)
ランチは近くの『浜屋』さんで、沖縄そばを食べました♪
久しぶりのお肉。美味しいね。
そして、その日の講座終わりに、ついに明後日の卒業実技試験の課題が決定。
本来、一人でこれを全部(!)やらなきゃならないんだけど、今回は受講生が多いので、4人と5人のグループに分けられて、分担制による実技試験。
最初、4人のグループは、黄色いラインのあるところ(シータヒーリングの前)までと聞いたので、4人のグループに入った私は、他のメンバーが他のを選ぶ中で、ヒプノセラピーとFinalシャバアーサナだけなら、なんとかなるかもと自分から選びました。
そしたら、なんと、4人グループの所は最後の人が、その後のシータヒーリング、チャンテイング、クロージングもすべてやるのよと、担当決定後に、先生から告げられて茫然。
待って。終わりのトリヤンバカンのチャンテイングのマントラは、最初のサハナババトゥのチャンティングより倍以上長いんだよ~
こんなの暗記出来るわけないじゃーん!!(>_<)
という声にならない声が聞こえたのか、先生が「それじゃ、トリヤンバカンのチャンティングは小さなカンペは認めます」と言ってくれて、ホッとしたのもつかの間、「でも、本当は覚えなきゃダメだけどね」としっかりダメ出し・・・でもカンペ、いいんだよね。
試験のことを気にしながら、とても美しい夕焼けを堪能する余裕もなく、今日も買い出しへ。
ホテルに戻って、真鯛のカルパッチョなんて作っちゃって、夕食を食べながら、ずーーっとYouTubeでトラヤンバカンを何度も聴いたんだけど、詩もメロディーも頭に入ってきてくれないっすよ…(´Д`)ハァ…なんてことだろ。
明日の貴重な休日に、丸一日かけて、他のセッションも全部覚えるしかない!と、トラヤンバカンを聞きながら、睡眠学習で朝には暗記できてないかなあと期待しながら、就寝。
そして、そんな都合のよいことがあるわけがなく、朝起きても、何も頭に入っていない状態。
この日、先生と青の洞窟にシュノーケリングに行く人たちも多かったけど、私は体調のこともあって、悩んだ挙句、ツアーは断りました。
最初は、行く気マンマンで水着まで持ってきてたんだけどね。
でも、行かないことにしておいて、正解だったかも。
6時45分にホテルの前から出発だったけど、その時間の少し前にようやく起きたからね。
体調もイマイチだったし、みんなみたいに若くないから(笑)体力を回復するのに時間がかかるのよ~
というわけで、ゆっくりと起きて、歯を磨いて、昨日教わった鼻うがいをやって、顔を洗って、太陽礼拝、シャバアーサナ、瞑想して・・・からの朝食。
毎日サラダばっかりで飽きないかと思われそうだけど、ちょいちょいバリエーションを変えてるので、大丈夫。
ただ、今回マキベリーパウダーは自宅から持ってきたんだけど、サラダ用のヘンプシードナッツを持ってこなかったのを後悔してました。
でも、スーパーにサラダ用のアーモンドスライスが売ってたのを見つけて買いました。
やっぱりね、ナッツ系をトッピングするとサラダの美味しさが全然違うの。
朝食の後、ずっと試験勉強をして、気づいたらお昼を回って1時近かったので、気分転換兼ねて、海岸を散策して、ランチでも食べに行こうと外出。
宮城海岸のプロムナードをプラプラ歩きながら、海を見れば引き潮で遠浅になっていたので、防波堤を降りて、海へ。
青いお魚さんが泳いでて可愛い。
そして、貝殻拾いなんかしちゃったりして。気持ちよかったなあ。
ただ、そんなに長く散歩してたわけじゃなかったのに、沖縄の日差しの強さをすっかり油断して、日焼け止め塗らないで出てきちゃったから、少し焼けちゃいましたよ。しかもTシャツ着てたから、ヘンな焼け方しちゃった。
ランチは、近所のトルコ料理が気になっていたけど、そんなにガッツリ食べたくはなかったから、宿のフロントがあるオーシャンフロント1の2階にある「cafe cielmer」に入りました。
とーーーーっても、シャレオツなカフェーーー
窓際のカウンター席は、海を目の前にしてウットリするほど素敵なんだけど、見てこの日差し(笑)
2時を過ぎていて、他にお客さんもいなかったので、奥のソファー席へ。
沖縄の食材を使ったこだわりのビーガンプレートランチにしました。
見ただけで、とーってもヘルシーなランチ!
これに、リンゴとバナナとパイナップルのスムージーと、くず餅のデザートがついてきます。
栄養補給した後は、再び部屋に戻って勉強を。
そして、私の前の3番目のセッション担当で、私の番の時にはアシスタントとして入る、みゅーさんのラインに連絡。
夕方、日が陰ってから、外で打ち合わせしましょうということに。
6時、ホテル前の遊歩道で合流して、夕陽を背中に受けながら、二人でお互いの流れの部分を確認。
そして夕闇が迫る中、防波堤の海側に降りて、陰になるところで、お互いのパートをそれぞれレッスン。
私のヒプノセラピーとかシータヒーリングとか、知らない人が見たら、妙な宗教かと間違えられそう(笑)
でも、誰も見ていないだろうと思ってやっていたら、なんと同じグループのイチさんに上から発見されちゃいました。
そして、そのあとも、スマイルと、彼女と一緒に参加している別グループのスイートにも、「ずっと右上の方から見てたよ~(笑)」と言われ。
意外と注目浴びてたのね(笑)
そして、夜にスマイルとスイートの部屋に集まって、一通りのセッションの練習をしようということに。
その前にみゅーさんと、ホテル近くのアメリカンピッツアのBella Napoliへ。
このお店、丸の内朝大学の宇宙プロデューサークラスのクラス委員をやっていたちるちるが今沖縄に住んでいるんだけど、彼女から美味しいよ!とお勧めされたお店。
たしかに。イタリアンサラダもチョリソーピッツアも美味しかった!
ピッツアの前にあるドリンクはベリースムージー。
でも、私がいつも作っているスムージーとは違うんだよね~
こんなにシャーベット感はいらないんだけど・・・
そして夕食後、9時から広々とした1LDKのスマイルとスイートの部屋で、全セッション通しの練習。
お互いに、ここはこう直したほうがいい、とか、ここはどうしたらいいか、とか確認しあいながら、0時過ぎまでやっていました。
実際にやればやるほど、自分のセッションの長さにドヨヨン・・・
朝、もう一回やろうか、と8時半に遊歩道のスペースに集まることにして、この日は解散。
ヒプノセラピーやシータヒーリングは、暗記とか考えんと、もう自分なりの言葉でなんとかするしかない!と決断して、チャンティングに絞って、また寝ながら聞くという方法に出たんだけど・・・
そして、最終日の朝。
チャンティング、最初の方はかなり記憶出来てきたんだけど、やっぱり暗記は出来なかった・・・
仕方なく、小さなカンペを作りました。パタパタと折ると、手のひらに入るサイズ。
8時半過ぎに、遊歩道に集まったけれど、通しの練習をする時間もなく、ただお互いの不安を解消するために、確認しあうくらいの時間しかなかった。
9時半、公民館へ。
そして、さっそく卒業試験開始。
4つのグループが同時にスタート。
ミミ先生と、アシスタントのさつき先生が各グループを回って、内容をチェック。
時折、ミミ先生から「それは違う」と鋭い指摘が入ることも。
自分のセッションの時は、とにかく、自分の言葉で語ることを心がけました。テキスト的には飛ばしてしまった所があるんだけど、それはそれで、繋がってるので特に問題はなく・・・(たぶん)・・・多少のミスというか、勘違いでオタオタすることもあったし、ミミ先生から「そうじゃないでしょ」と指摘を受けた点もあったけれど、なんとか、なんとか、ヒプノセラピーとシータヒーリングを終了。
そして、私を一番悩ませてくれたトリヤンバカンのチャンティング。
他のグループが、他の人たちも一緒に唱和していたのに対し、こちらは他のメンバーが「ゴメンね」という表情で、私一人がボソボソと歌っている状況。
後半のメロディーも覚えたはずなのに、なんだか曖昧になって、音痴か?みたいになっちゃって。
でも、なんとか歌い終えて、最後のクロージング。
終えた途端に、全身から緊張が抜けて、個人的には終了感でいっぱい。
さつき先生が、終わったグループから回って、それぞれの講評をしてくれて、その後は、グループのメンバー同士でお互いの講評。
イチさんから「とても母性を感じたよ。なんかね、お母さんの『ご飯』と『お味噌汁』みたいだった」と言ってもらって、さつき先生からも、私の「声」について、『癒し』という点で高評価をいただいて、正直ホッとしました。声については、卒業パーティーの席でも、聞き耳?を立てていたという人から「声がすごくよかったよー」と言ってもらえたから、これについてはね、自信を持とうと思う。
もちろん私だけじゃなく、グループの仲間、そして他のグループの、一緒に3日間頑張ってきた仲間たちが、それぞれがとても堂々としたインストラクターぶりを発揮していたと思うの!
その変貌にとても驚かされたし、それゆえに人ってこんなに変われるんだ!って確信出来た。それは私も同じなんだと思う。
そして、実技後に続いて行われた筆記試験。
こっちはまったく復習していなかったので、先生が口頭で出す問題を書き取るたびに、「え?なんだっけ?」と頭の中が真っ白に。
あれだけ調べて頑張って、みんなの見本に、とまで先生に評価されたレポートにまとめていた八支則についても、所々記憶が抜けてしまって、もう筆記は『悲惨』といっていいほどボロボロ。
でも、答え合わせは、生徒同士でペーパーを交換してチェックして、最終的には、「自分が先生になったつもりで、メッセージを書いてあげてね」と、先生が筆記を回収することはなかったので助かりました。
私の回答を答え合わせしてくれたみゅーさんは、私の解答用紙に花丸を書いてくれた上に、「Relax」とメッセージを書いてくれて・・・なんて優しいのー
最終日のお昼は、沖縄の野菜を使った精進料理のお弁当。
午後はチャクラについての話、輪になってチャクラマントラをみんなで唱えて、そして最後はマーラー(数珠)を使ったマントラ。
心の中でマントラを唱えながら、公民館を出て、海へ。
引き潮の海で、数珠をすべて数え終わるまでマントラを唱えながら、誰とも話すことなく思い思いに過ごす時間。
そして、最後の課題。
「自分の人生の使命」について、一人ずつ前に出て空に向かって叫ぶ。
それを、みんなが「そうだ!そうだ!そうだ!イェーーーイ!!」と盛り上げる。
みんな、志高くてすごい。
という私も「この世を愛でいっぱいにすることです!」なんて、とんでもない使命を言っちゃったけどさー(苦笑)
それから公民館に戻って、認定証の授与式。
一人一人、ミミ先生からインストラクターの認定証いただきます。ていうか、私、卒業できるのね!!
本当に嬉しくて認定証もらいながら笑ってます。
ミミ先生と。
てかミミ先生、あらためて顔ちっちゃいよ~(笑)
最後は、沖縄で音楽を教えているという最年長?受講生モーリーのギターで楽しく歌って踊って盛り上がって、ついに3日間の講義が終了!!
夕方、サンセットビーチでBBQの卒業パーティー。
モーリーのギターも冴えわたって(笑)、みんなもアルコール入ってテンション上がって、先生も一緒に踊ったり、歌ったり、おおはしゃぎ。
みんな最高ーーーーッ!!
講義初日は、もう必死で、最後までついていけるのか、不安になるくらいだったけれど、無事に卒業出来たのは、一緒に頑張る仲間たちがいたから。
そして、時には厳しく、そして優しく温かい眼差しで、生徒一人一人の力を引き出して、努力を見守り続けてくれたミミ先生がいてくれたから。
全員で集まるなんてことはなかなか出来ないかもしれないけれど、また何かの機会に集まれたらいいなと願ってやみません。
みんな、きっと、それぞれの自分の夢に向かって走り出すんだろうな。
私もここからがスタート。
急がず、慌てず、自分の目標を見失うことなく、もっともっと精進していきたい。もっともっといろいろ学びたい。
自分がなりたい理想の自分になるために。
śānti シャンティ
沖縄での奮闘、読ませて頂きました。
専門の用語は分からなかったですが、勉強に実践にかなり頑張っているのは伝わってきました。
無事に卒業し、認定証を貰えて何よりでしたね^^
自分がなりたい理想の自分、ぜひなれると良いですね♪
そうですね、専門用語の説明を完全に忘れてました(笑)
まあ「私、頑張ってきたよ!」ってことを伝えたかっただけの記事なので、細かい所はスルーしてもらって構わないです。
インストラクターとしてはこれからが本当のスタートなので、まだまだブラッシュアップしていきます!