日経新聞夕刊の1面に掲載されている『あすへの話題』というコラムが好きで、よく読んでいるんだけど
昨日の夕刊は、元厚生労働省事務次官の村木厚子氏のコラム。
村木氏が郵便不正事件で逮捕・勾留された時の話から始まって、その裁判の後、職場復帰して間もなく起こった東日本大震災の話へ。
大臣とともに郡山の避難所を訪れた時の話で、被災者を励まして歩く大臣の後ろに付いていると、被災者の方から「アッ、村木さんだ。よかったねえ。がんばってね。」と言われたのだそう。
『「頑張ってね」と言う大臣の後を、「頑張ってね」と言われながら歩くのはきまりが悪かった。』
なんだそうですが、そのあとで他の方から「いいことをしたね。人は励まされるばかりじゃ元気が出ない。村木さんを励ますことができてうれしかったと思うよ」と教えてもらったそうです。
『人は支えがなければ生きていけない、しかし支えられるだけでは元気が出ない。』
支える
支えられる
両方があって、人は心のバランスが取れるということ。
それは被災地のことだけでなく、私たちにとって一番身近な家族でも同じだと思う。
家族、友人、職場、地域社会…
支えられてるなぁと実感することはわかりやすいけど、自分が誰かを支えているかどうかってわからないよね。
でも、きっと自分の存在って、誰かの支えになっているんだよね。気づいてないだけで。
うん、あなたも誰かの支えにちゃんとなってるよ。
なにげない一言に
なにげない行動に
支えて、支えられて
そうやって社会や国が出来てきたはずなのに。
村木氏はこのコラムの最後にこう締めくくっている。
『誰もが支え手となれる、そして誰もが必要な時に支えてもらえる社会をめざしたい。』
昨日の夕刊は、元厚生労働省事務次官の村木厚子氏のコラム。
村木氏が郵便不正事件で逮捕・勾留された時の話から始まって、その裁判の後、職場復帰して間もなく起こった東日本大震災の話へ。
大臣とともに郡山の避難所を訪れた時の話で、被災者を励まして歩く大臣の後ろに付いていると、被災者の方から「アッ、村木さんだ。よかったねえ。がんばってね。」と言われたのだそう。
『「頑張ってね」と言う大臣の後を、「頑張ってね」と言われながら歩くのはきまりが悪かった。』
なんだそうですが、そのあとで他の方から「いいことをしたね。人は励まされるばかりじゃ元気が出ない。村木さんを励ますことができてうれしかったと思うよ」と教えてもらったそうです。
『人は支えがなければ生きていけない、しかし支えられるだけでは元気が出ない。』
支える
支えられる
両方があって、人は心のバランスが取れるということ。
それは被災地のことだけでなく、私たちにとって一番身近な家族でも同じだと思う。
家族、友人、職場、地域社会…
支えられてるなぁと実感することはわかりやすいけど、自分が誰かを支えているかどうかってわからないよね。
でも、きっと自分の存在って、誰かの支えになっているんだよね。気づいてないだけで。
うん、あなたも誰かの支えにちゃんとなってるよ。
なにげない一言に
なにげない行動に
支えて、支えられて
そうやって社会や国が出来てきたはずなのに。
村木氏はこのコラムの最後にこう締めくくっている。
『誰もが支え手となれる、そして誰もが必要な時に支えてもらえる社会をめざしたい。』