旅してマドモアゼル

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ときどき旅、いつでも変わらぬジャニーズ愛

28 Agosto 1997 , Roma(4)

2006-06-27 | 海外旅行記(2000年以前)
そろそろ自分でも飽きてきた(笑)イタリア旅行記です。

2日目のローマは終日フリータイム。
朝からお目当てのヴァチカン美術館へ。
出来れば開館前に行くつもりだったのが、30分ほど遅れて到着……
激混み!!長蛇の列!!
出遅れたー!!
入館するまでにえらい時間がかかりましたよ…

さて、ヴァチカン美術館ですが、前日訪れたサン・ピエトロ寺院の北側に隣接してまして、歴代の法皇が収集、または巨匠らに制作させた美術品の宝庫。
中は27のスペースに分かれてまして、それらを結ぶ通路は全長11km(!)にも達するそうです。
全部歩いたらハイキング並みだよ?
ということで、ただ歩くだけじゃなくて、すべての美術品を丹念に見て回るとなると1週間はかかると言われてます。
ルーヴルと同じじゃん…
とはいえ、そんな余裕は長期休暇の取れない我々日本人にはないわけで。
ヴァチカンで「ここだけは見逃すな!」というポイントをあげると

Ⅰ.ピナコテカ(絵画館)
Ⅱ.ピオ・クレメンティーノ美術館
Ⅲ.ラファエロの間
Ⅳ.システィーナ礼拝堂

の4箇所かな。
特にシスティーナ礼拝堂は有名なミケランジェロの「最後の審判」を見ないでは、ヴァチカンを立ち去れません。

ちょうどイタリア旅行の前に、システィーナ礼拝堂のミケランジェロの絵画修復がすべて終了したこともあって、たしか日本テレビだったと思いますが、その修復作業の様子を放送していたんですよ。
長い年月に煤や埃、後世の画家の加筆などで隠されていたミケランジェロが制作した本来の色、本来の絵の姿の全貌が修復作業で表れたそのときの、目の覚めるような鮮やかな色に、本当に衝撃を受けました。
で、その関連本も買ったのですが、カラーで掲載された絵画の美しさに「実物をぜったいに見なきゃ!!」と思ってたのです。

実物とのご対面。
想像していた以上の迫力です。
写真も撮ってないので説明しにくいのですが…
礼拝堂に入った瞬間に、鮮やかな色の洪水と力強い絵画に圧倒されます。

ちなみに写真は、ヴァチカンとはまったく関係なくて…ナヴォーナ広場です。
かつて紀元一世紀末、ドミティアヌス帝が造らせた競技場だった所です。
なので、南北に細長い楕円形をした広場なんですよ。
広場中央に四大河、ナイル、ガンジス、ドナウ、ラプラタの噴水、北にネプチューンの噴水、南にムーア人の噴水があります。
四大河の噴水は、バロック期の建築家ベルニーニによる傑作です。

ちなみに、ローマの街中にはいろんな噴水がたくさんあって、どれも個性的なデザインなので、行かれる機会があったらチェックしてみるのも楽しいかと。

ナヴォーナ広場にあるバール。
ここのチョコレートジェラート「タルトゥーフォ」は人気のデザート。
ちなみにこういう外のテーブル席ではテーブルチャージを取られます。
当時知らなくて「値段違うよ!」と文句を言ってしまいました…
すぐに説明されて分かったのですが、うう情けない話です……


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2 Comments

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あら?午前様になっちゃった (まーうさ)
2006-06-28 00:25:19
るるりんさん こんばんは…といったらいいのかどうかが微妙な時間…。



噴水といい美術館といい…全てが芸術の街ですね~。私だったらまさにおのぼりさん状態、キョロキョロしちゃいそうです。

絵画や彫刻を見るだけで1週間かかりそうだなんて(しかも11キロ…マラソンみたい)どんな規模なのか想像も出来ないですよー!
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おはようございます(笑 (るるりん)
2006-06-29 08:45:49
まーうささん、こちらはおはようございますです。



私も初イタリアだったので、フリータイムの時はまさにおのぼりさん状態でしたよ!

バスの乗り降りもまったく分からなかったし。

「ここ?」「え?ここ?」「ここだよ!」「あ、降ります!降ります!」という状態?(爆

おもえば私も成長したものです…
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