功名が辻 第１１回 仏法の敵

また言うか、一豊

黙っていればいいものを
「小りんに助けられた」
と、ド正直さを遺憾なく発揮

そのくせ、「何もなかったのだ、本当だ」
と、自分で点けた火をあわてて消火活動

そんな不器用さが、とってもらぶりんな一豊
小りんもそんなラブリンさに惚れたらしく
「おまえをいじめたいのさ」…ってＳですか
ゆがんだ愛で迫る小りんの表情がすごーくすごーく色っぽい
まさみちゃん！すごくない？

なんだか濃厚な雰囲気漂う回想シーンにひるむ（？）ことなく
「わたくしが幼かったのです」と見違えるように殊勝な千代。
でも「側女にしたい人が出来たら連れてきてくださいませ」
と、千代一筋のだんなさまに軽いジョブを食らわすことは忘れない。

ちょっと待て、と慌てた一豊のリアクション
一瞬だけど宙を飛んでましたね
こういう芝居に、さすが舞台役者の根性を見ますなー
いや、根性というか、習性？

舞台役者といえば、三谷将軍も味わいのある芝居を。
首元に巻いた白い首巻は、まさか洋装土方の真似なのか？（違）
火鉢に向かってハクションそして灰かぶり将軍は脚本ト書き通り？
来週が最後の出演なんでしょうが、次回の予告の「え？」も最高でしたー
来週の放送も楽しみです！

って、感想終わっちゃうじゃん。

楽しみといえば、治兵衛がかわゆいですねー
この可愛い男の子がのちに
成宮寛貴
になるわけですよ、うきゃきゃ
早くナリが出てこないかなー

ところで、千代が治兵衛に書道を教えているシーン
「山田、お母さんの後を継いだのか」
散らばった半紙の中に「ネタ」を探したあなた！
「トリック」映画第２弾は、今夏公開です。

さて、今回の比叡山攻め。
歴史的にも有名な戦ではありますが…

浅井に加勢した三好勢に呼応した石山本願寺。
その浅井勢は比叡山に陣を張って信長に対抗。

自らが「神」であろうとした信長にとって仏は敵なのか。
神へ向かう天下取りの道を阻むものは抹殺する
狂気にも似た信長の信念と行動に振り回される家臣たち。

比叡山攻めに最初は表立って反対しつつ、結果的には命令に従う光秀
表向きは命令に従いつつ、心情に反する命令には決して従わない秀吉

二人の命運を分かったのは、仏の御心なのか


ところで、わたくしには「だんなさま」がいないので
やりたくても出来ないのですが

（ト書き）旦那が帰ってくる
だんな「○○（私の名前）、帰ったぞ。こたびも命拾うたぞ」
わたくし「お命の持ち帰りこそ功名の種にございます」

どなたか、やってるという方はいませんかー