旅してマドモアゼル

Heart of Yogaを人生のコンパスに
ときどき旅、いつでも変わらぬジャニーズ愛

たまには

2006-06-17 | ほかの話
ここのところ岡田君が出ずっぱりだったので
周囲でもカンペキに「管理人=岡田ファン」と思われてる管理人ですが…

岡田君と同じくらいに溺愛(?)しているこのお方、堺雅人。
ただあまりにもメディア露出度が低いため、めったに話題に出来ず
やっと8月の「噂の男」でワサワサと竹の子のように飛び出してきました。

PARCO劇場の公式サイトでも、動画が見られますが
今日からイープラスのプレオーダーも始まり、その「噂の男特集」の中でも
堺さんのインタビュー&動画コメントが見られます。
着ているものもなかなかいいカンジです。
(ていうか、なんで着ているモノの心配が必要なんだ?)

今回の芝居を「応仁の乱」(例えがあまりにマイナーでカッコ書きで説明付)
にたとえたりして、今回のインタビューでも堺節がサクレツしております。
その中で、ご自身の役割を「お口直しのお茶」と言うあたり
やはりあの濃厚どろどろぐちゃぐちゃメンバー(ひどいな)の中での
キラキラした「掃き溜めの鶴」的な存在を自ら抱いてるんでしょうかね?
まあ一人だけ「スズキさん」というフツーの役名ですし…
にしても橋本じゅんに可愛がられる堺さんって……見てみたいじゃないかー!

というわけで、全国にまだまだ健在中の堺ファンのみなさーん!
チケット取れるといいですねー!(私もな)

まあ、今は行けなくてもDVDがすぐに出る良い時代になりましたよね?

26 Agosto 1997 , Firenze(2)

2006-06-15 | 海外旅行記(2000年以前)
イタリア旅行記、フィレンツェ編のつづき。
スケッチブックの左側、「ジョットの鐘楼」とその陰にアタマだけ見せている「花の聖母教会」の写真は、もとい、写真というか、パンフレットの切り抜き。
なぜなら、写真を撮る時間がなかったから。

フィレンツェ市内の名所を(写真を撮る余裕さえないほど)急ぎ足で見て回り、なにはさておきとばかりにウフィッツィ美術館へ。
うん、まあそれはしょうがないさ。
バカンスシーズンとあって観光客は多いし、入場制限で入るまでに時間がかかるんだから。
ウフィッツィ美術館は、この旅行での(私にとって)3本指に入る超目玉。
わざわざ日本で購入したウフィッツィ美術館の(重い)本を持ってきて、飛行機の中や移動中のバスの中で掲載されている絵画を何度も見ては、「ああ、これを目の前で見られるのかあ…」と、憧れの絵画との対面に心を躍らせていたわけですよ。
もちろん、入場するまでのこの待ち時間の合間も、本のページをくってワクワク待ちかねていたわけですよ。
…そして、待つこと2時間弱。
やっと待ち焦がれたウフィッツィ美術館の至宝の作品との出会いが!!!
…と思ったら、「見学時間が限られてますので(現地の)ガイドさんの後についていってください!ここでのフリータイムはありません!」

…な、な、なんですとーーー????

どうやらガイドさんの専門らしく、聖母子像を描いた宗教画について順を追って説明し、あとは人気の「ラ・プリマヴェーラ」と「ヴィーナスの誕生」について説明をして、そして、そして……って、おいっ!!まさか、これで終わりかよ!!

ウフィッツィ美術館の見学時間、たったの1時間。

あの長かった待ち時間の2分の1ですよ?
ていうか、日本の美術館での鑑賞だって2時間以上はかかる私にとって、1時間なんて見なかったも同然の時間。

なんだ、これ

これがツアーの宿命なのか?

素通りした部屋に見たかった絵を見つけて、出口へと向かうツアー仲間から離れて「ちょっとだけ…」と急いで見たりしたけれど、こんなのぜんぜんダメ。
ほんっとに、ほんっとに、期待はずれもいいとこで、ヴェネツィアがフリータイムが多くて楽しかっただけに、この落差にショックは大……

これに加えてホテルに対する不満もあって、このイタリア旅行を最後に、ツアー旅行をやめたのでした。

フィレンツェの不満を抱えたまま、翌日は聖地アッシジヘ。

26 Agosto 1997 , Firenze

2006-06-13 | 海外旅行記(2000年以前)
昨晩のショックからまだ抜けきれてない管理人です……
WBCのような奇跡の逆転劇を期待するだけです……

というわけで。
今日は、イタリア旅行のつづき。

ピサの斜塔を後にして同じ日の午後、花の都フィレンツェに到着。
花の都といっても、別にオランダのチューリップ畑のように、あるいはスペインアンダルシアのひまわり畑のように、花が町中に咲き乱れているわけではなく、花の都の名前は「花の聖母教会」という名称でも有名なドゥオモから来ています。(たぶん)

15世紀に開花した(おお、これも花)ルネッサンスの発祥地。
トスカーナの丘に囲まれた盆地にあり、当時のおもかげそのままの古い館や教会が建ち並び、イタリア絵画にもよく描かれる糸杉が続く郊外の丘には、メディチ家のヴィラが点在しています。
写真は詩人のダンテも好んだというベッキオ橋とアルノ川ですが、思わずセピアで撮影したくなるほどクラシックなのです。
そしてウフィッツィ美術館に代表されるように、イタリア随一のルネッサンス美術の宝庫。

…というわけで、美術好きの私にはヨダレが出るほど魅力的な街で、このときの旅行の中でも「めちゃ楽しみにしてる場所」ナンバー1,2を争う訪問地だったのですが。
ですが!
で・す・が!!

私を幻滅させたフィレンツェ滞在。そのつづきはまた明日。

恋愛戯曲

2006-06-11 | 観たものレビュー
これが噂の『噂の男』
左から三番目が堺さんです、なんて説明は堺ファンには不要の長物ですが(ていうか、一人だけ違う人種みたいだし。はきだめに鶴というか、泥の中のダイヤというか…笑)

で、今日の舞台『恋愛戯曲』の話。

アンジャッシュの渡部さんが出ている、というだだそれだけの理由で観に行きましたよ。
しかも東京楽日。

あ、鴻上さんの舞台だから、という理由もありますが。(とってつけ)

再演(キャストは違うが)だけあって、完成度の高い内容。
ペーソスの効いたセリフもくだらない(誉めてます)ギャグも面白い。
気付くと鴻上ワールドに引き込まれてました。

渡部さんは、ライブコントでも『おー!すげー』と思ってたので、いまさらだけど、やっぱり舞台慣れしてるし、滑舌がいいね。
小さい声もよく通って。ていうか、声がいいのだ。うん。

渡部さんも、テレビドラマより、リアクションの反応の良さや、体全体で感情を表現できる点で舞台向きかと。

三谷さん!早く彼の存在に気づいてあげて!
(渡部さんは以前テレビナビで三谷さんに熱烈なラブコールを送ってました)

アンジャッシュのコントのシナリオは全部、渡部さんが書いていて、どうやら笑いの感性に三谷さんと共通するものを感じてる、というのもあるようで。

ちなみに、最初に登場してきた時の雰囲気が、なんとなく堺さんっぽい感じ……がしたのは私だけだろうな、やっぱ。

26 Agosto 1997 , Pisa

2006-06-10 | 海外旅行記(2000年以前)
たっ、たっ、倒れる~っ!!

とまあこんなカンジで写真を撮るのがここでの「流行」だとか?

またまたひさしぶりのイタリア旅行記です。
ピサの街がどの国にあるか知らない人でも、ピサの斜塔の姿については写真とかで一度くらいは目にしたことがあると思います。

いちおう、ピサの街とはどんなところか、さらっと説明を。
ローマ時代に海港として栄えたピサ、中世には北のヴェネツィア、ジェノバとともに海の共和国として地中海に君臨して勢力を伸ばしました。
CMで妻夫木君と共演している「それでも地球は回っている」で有名なガリレオが医学を学んだピサ大学もあって、今も科学・数学の名門大学だそうです。
ていうか、そんな大昔からある大学なのかー(大学OBがガリレオだよ?)

1063年のパレルモ海戦(ピサの艦隊がサラセン軍に勝利)を記念して造られた壮大な大聖堂のその後方に建っているのが、ピサの斜塔。
1173年に着工されたのですが、地盤沈下のために工事が中断。
その後、塔の中心軸をずらしたりして工夫を凝らし、14世紀後半にようやく完成。
その高さ約55メートル。以前は294段のらせん階段を伝って頂上に上れたのですが、現在は上れません。入場禁止!です。
まあ、ここ数年は空前の観光ブームですから、来る人間がワサワサ上ったらヤバいことになるでしょうけどね。

てなわけで次は、フィレンツェへ向かいます。

つづく!

またまた買っちゃいました

2006-06-07 | お手軽ケータイ日記
12番目の選手ですよ?(笑)

ネットで見つけて衝動買い。
裾がきゅっと上に絞れるようになってまして。
かわいいよね?(着る人はともかく)
ジーコ・ジャパンの試合の日にはこれを着て仕事にも行っちゃうかもカモ?

サポーターズリングも忘れずに。(写真に撮るのは忘れたけど)

花よりもなほ

2006-06-05 | 観たものレビュー
最初に。以下ネタバレはありません(笑)

上映終了後、隣のMさんと顔を見合わせて、溜め息混じりの「面白かったね~」

木更津みたいに手を叩くほど爆笑したあとの「めっちゃ面白かったねー!!」や
スターウォーズみたいに高揚感に浸ったあとの「あー面白かったー!!」とか

そういうのとはまったく異質の「面白かった」

ほんとに、是枝監督が言っているように、見終わったあと、心がほっこりする
なんだろう、ほんとに上手く言えないんだけど……是枝マジック?

これはほんとに「本当にいい映画」です。

最近の映画界の傾向として「泣ける映画」=「感動する映画」=「いい映画」
という暗黙の了解があるようだけど、それは違うということに気づかされました。

「花よりもなほ」では、くしくも出演者の古田さんがこの映画の脚本を見たとき
「事件ねえなあ、と思った」と言っているように(パンフレットの中でね)
人命を脅かすような大事故も起きないし、歴史を覆すような大事件も起こらない。
ただただ、淡々と、裏長屋に住む市井の人々の日常が描かれるだけ。
主人公の宗左の仇討だって、それはあくまで宗左個人の抱える問題として描かれ
映画全編に流れるのは、フツーの人々のフツーの日常。
赤穂浪士の討入りも、町人にとっては商売の糧や話の種でしかないわけで。
ドキュメンタリー映画を撮ってきた是枝監督ならではの、人を見つめる視線。
それがこういう時代劇にもとても上手く活かされているとでもいいますか。
極端な善人も悪人もいない、人が本来持っている強さ、弱さ、ずるさが
とてもリアルにとても自然に描かれていて。
とにかく「イヤな奴」とか「好きになれない奴」が一人も出てこない。
(唯一の憎まれ役のような長屋の大家でさえ、憎めない愛嬌がある)
是枝監督の「愛」を感じますなー

人って、どんな環境だって、どんな境遇だって、満足できるかできないかは
気持ち一つなんだよーみたいなメッセージもなんとなく感じたり。

まあ、深読みしようと思えば、いろいろな解釈ができる映画でもありますが…
9.11以後続く復讐の連鎖の無意味さとか、勝ち組・負け組社会への皮肉とか
(雑誌でも是枝監督がそのあたりを突っ込まれてインタビューされてますが)

でもねえ、見終わると、そういうのは「どうでもいっか」となるんですよ。

大爆笑もなく、号泣もないけれど、なぜか癒され心が充足する映画。
小難しいことを考えずに、負け組たちが楽しく暮らしている裏長屋の生活を
自分もその一員になったつもりで楽しむのが一番です。


…さて。映画のあとの舞台挨拶。
もうネットやTVでも流れてたので、いまさら語るのもなんですが
1階客席後方から舞い上がる花吹雪とともに登場してきたときには
「うーん、やっぱり1階席がよかったかー!!」
と思いましたが、舞台に上がると2階席の一番前からも十分見えるわけで。
にしても、是枝監督、岡田君を含めて総勢12名。
これだけ舞台に並ぶとさすがに圧巻です。
ミューステで帽子の下から見える髪からなんとなく想像はついてましたが
やっぱり、岡田君、髪切ったーー!!
なんだろ、役作りかな?
もうすぐ夏だからかな?
でも、うっすらと生えたヒゲともども、とっても似合ってるのでいい!

…む…ヒゲ……

パブロフの犬状態だな
ヒゲの話になると、「ヒゲの似合わないあの方」が脳裏に急浮上…

浅野忠信さんはそのヘアスタイルからして「芸術家」
アーティストじゃなくて芸術家
立っているだけで迫力ありますね、このお方は
そして、やっぱりヒゲが似合うのだな

古田さんはいつもと同じ…(笑)
髪がちょっと短かったら、いのうえひでのりかと思っちゃうよ

濃いモスグリーンのワンピを着たりえちゃん、可愛くて素敵
着物もワンピースも似合うそのスタイル、憧れますー

ここに来るのに2トントラックでやってきたの?みたいな寺島さん(笑)
その個性あふれるガラシャツは寺島さんしか着こなせませんよ

キム兄の土井勝先生のモノマネがあったり(撮影中にやってたそうで)
続編(まず連ドラそして映画でファイナルという…それって「○猿」だよね?な話)
の話が出たりと、盛り沢山だった舞台挨拶

なんだかさー、あっという間に終わっちゃったよー!!!
(フォトセッションとかあったりして時間は結構あったと思うのですが)

あうー

会場を去っていく岡田君の姿を指をくわえて2階から見ているだけの私でした。

ちなみに、ネット情報による後日談。
舞台挨拶のあとの打ち上げで、是枝監督には岡田君主演での別の企画があるそうで。
しかも、知能犯の役だってさー!!!おお、やってくれ、ぜひぜひ。

で、「…配給の松竹によると、『花よりもなほ』の海外配給権が既に邦画歴代最高となる1億円を突破し、韓国や香港、タイのほかヨーロッパ圏など10カ国以上での公開が決定。さらに米英などからもオファーが殺到している。興収は15億円を目指す。」
とサンケイスポーツの記事にありました。(まとめるの面倒くさいからコピペだよ)

ひとごとながら、すげえ嬉しい。

みなさまもぜひ、劇場へ足をお運びください。
なんとかコードより、はるかにずっとずっといい映画だと思います。

ハシゴ舞台

2006-06-03 | お手軽ケータイ日記
ハシゴ酒ならぬハシゴ舞台。

朝9時 丸の内ピカデリー到着

9時30分 『花よりもなほ』上映
松竹配給映画の予告編多すぎ。映画大満足。

12時くらい 舞台挨拶
舞い上がる。あっという間に終わった感じ。

1時過ぎくらい ランチ
パスタ食べた。場所を変えてケーキタイム。

4時少し前 帝国ホテルへ
S百貨店の宝飾展示会
舞台のチケットもらうだけじゃ悪いので、とりあえず展示会を見る。
見たことのない桁に笑うしかない。
そしてそれを買う人。
私、買えない人。裏長屋組。

5時 『ミー&マイガール』観劇
弁当パンフ付き。

8時 舞台はねる。
賑やかなカーテンコール。スタンディングオベーション。
私&Mさん立つ気力体力ともになし。

帰り道 『ランベスウォーク』の歌が脳内で大リピート。
岡田君、どこに行っちゃったの~


……映画と舞台挨拶の話はまた明日(たぶん)

早起きの習慣

2006-06-02 | お手軽ケータイ日記
明日は丸の内ピカデリーに9時集合。
早起きせな。
というところなのですが、実は先月からずっと、仕事が休みの日も早起きしてるのです。
早起きのきっかけは、いろいろな理由があるのですが、前は早起きするのは損という感じでいまして…間違いでしたねー
今は一日を無駄にしなかった、という気持ちの方が強くて、気分がいいんですよ。
眠りが足りないなーと思ったら昼寝をすればいいわけで。
日中の昼寝のそれは気持ちいいことこの上ないのです。
出かけた時は昼寝出来ませんが、時間たっぷり遊べるのでそれも良し。

あ、目覚まし時計をセットしておかないと……
明日は禁・寝坊です。