爪を剥がしたその下に
血の滲んだ肌が見える
硬いカラで守ってもらって
外の世界を知らない肌
やわらかく無防備でグロテスク
自分を可哀想と思った午後
腕は手は肌は風へ
足は指は皮は土へ
同じ色だねって笑った炎天下
黒く焦げた肌は
いつのまにか白くなってて
ちっとも同じじゃない
弱くなるために脱皮するんじゃないでしょうに
下水で溺れる破れかけたさなぎ みたいに
やわらかく無防備グロテスク
こんな私にあなたは生きろと言った
破れたさなぎを抱きしめた午後
あなたは笑わず生きろと言った
血の滲んだ肌が見える
硬いカラで守ってもらって
外の世界を知らない肌
やわらかく無防備でグロテスク
自分を可哀想と思った午後
腕は手は肌は風へ
足は指は皮は土へ
同じ色だねって笑った炎天下
黒く焦げた肌は
いつのまにか白くなってて
ちっとも同じじゃない
弱くなるために脱皮するんじゃないでしょうに
下水で溺れる破れかけたさなぎ みたいに
やわらかく無防備グロテスク
こんな私にあなたは生きろと言った
破れたさなぎを抱きしめた午後
あなたは笑わず生きろと言った