殴り書くことば

ロープが垂れていても、掴みたくない時が
誰にも縋らないで、泣きたい夜が
へらへら笑ってる僕にさえ、そんなのがある。

遺書

2009年07月02日 01時47分31秒 | 気まぐれ日記
さよなら
さよなら と
こっそり泣いているのです






嫌だ嫌だはガキの駄々
誰か誰かと呼ぶ声に
応えてしまえば勿体ない

私は大人になれぬでしょう
非力なことを不幸ぶり
周りを悪に仕立て上げ

子供のままに
恨み恨んで逝くでしょう






私が一番怖かったのは
来ないはずのない明日で

私が一番待っていたのは
来るはずのないこの今日で




ようやっとようやく
果てを知ることに嘲笑


私は大人になれぬでしょう
今ここで

子供のままに泣き出し
自分が悪かったのだと
悲しみに耐えられず

逝くでしょう




逝くことに

したのです