今宵の一枚は田代ユリのニューサウンズ・イン・オルガン、録音年月日は不明、レーベルはCBS Sony。不思議なことにこのアルバムそこそこ有名なのに、録音データはもちろん、演奏者のcreditが田代ユリ以外一切ない。bassが非常に印象的でなかなか聴きごたえがあるのだが残念。誰かなぁ。?オルガンという楽器は普段ほとんど聴かないし、そもそもメジャーな楽器ではない。musicianもJimmy Smithぐらいしか思い浮かばない。日本では田代ユリぐらいしか知らない。地味な楽器?で音が伸びるので、ユーモラスな響きが前面に立ってしまうので、気合を入れ対峙して聴く気にならないのだ。間延びした音、といったら失礼かもしれないが、マジになれないのだ。
先入観なしによくよく聴き込んでみると思いのほか新鮮。「お、これは。!!」といったフレーズが聴き取れる。