歴史作家 智本光隆「雪欠片―ユキノカケラ―」

歴史作家 智本光隆のブログです。

祈念―がんばろう東北―

桜の花に癒され、地震の爪あとに涙し・・・しかしながら確実に仙台の街は復興しております。1歩づつではございますが、前進していきたいと思っております―8年前、被災地からこの言葉をいただきました。今年もまた、春がめぐって来ました。今も苦しい生活を送られている方々に、お見舞いを申し上げます。本当に1日も早い復旧、復興がなされますよう、尽力して行きたいと思っております。

桃山乱戦奇譚紀行第7回―神の駆けた道―

2013-06-06 01:29:53 | 桃山乱戦奇譚
さてと、次なる目的地は豊臣秀吉由来の「太閤の石風呂」なのですが。
単純に箱根湯本駅まで戻っても、それは芸がないので。
よし、一駅歩こう!
それでと・・・・・



函嶺洞門


毎年、お正月でおなじみの。
ここを下ってくる映像、箱根駅伝の中でも一番好きです!
ちなみに、智本光隆の高校の担任の先生は、6区走ったらしい。
そうか、あの先生は「山の神」のひとりだったのか・・・
ただ、近年はそんな「山の神」の影響で、すっかり上りの方が有名ですが。
なお、、、ためしに走って見ましたが、
「神への道」は30メートルくらいであっさりと挫折しました。




このアングルもよく見るかな?
塔ノ沢駅への道がわからず、30分くらいうろうろする。
徒歩でないと入れないところにあるのね・・・




箱根登山鉄道で宮ノ下へ。
スイッチバックでのんびりと向かう。はじめて乗ったかも?
・・・この日、とにかく強風がすさまじくですね。
線路に大枝飛んできて、急停止するとか大変でした
ケーブルカーやロープウェイは止まってたっぽいし。
ともかく、宮ノ下に無事到着。



宮ノ下食堂 森メシ


この時、2時半だったかな?空腹なのでちょうど目の前の店へ。
本来、取材途中に地元の店にはあんまり立ち寄らないのですが。高いし(w



魚の日替わり定食 980円


でも、こちらのはなかなかに美味でした。店内の雰囲気もお洒落です。
外は相変わらず、出ていくのをためらうほどの風でしたが・・・


まあ、、、空腹も癒されたので立ち上がり、
目的地である「太閤の湯」へ!!

桃山乱戦奇譚紀行第6回―早雲寺―

2013-06-02 23:00:36 | 桃山乱戦奇譚
さて、箱根湯本ではまずは早雲寺へと。




小田原北条氏(後北条氏)開祖・北条早雲の遺命により2代目・北条氏綱の開いた禅寺(臨済宗)です。
作中の通り、小田原攻めでは豊臣秀吉が一時、本陣をおきました。
その時点で北条3代(早雲、氏綱、氏康)の菩提寺であったわけで。
まあ、秀吉らしいというかなんというか。
石垣山城が完成すると、箱根湯本一帯を焼き払って行ったらしいですが。。。




これが現在の北条5代の墓所です。早雲、氏綱、氏康に氏政、氏直。
江戸時代の寛永年間に寺は再建、北条一族の墓所も建立されました。
歴群では「やられ役」が多い北条の方々に、誠心誠意の祈りを・・・




本堂裏。このあたりに秀吉が、湯殿を拵えたかは定かではなく(w




さて、、、早雲寺から箱根湯本をぶらぶらと歩くと。。。



気になる店名・・・



「湯もち ちもと」

これが入手できなかったのがこの旅、最大の心残り!!

桃山乱戦奇譚紀行第5回―決戦!箱根湯本―

2013-05-22 00:01:05 | 桃山乱戦奇譚
さて、物語の進行は箱根へ。
・・・現実には逆に回っていたりしますが(w
そんな中、箱根湯本駅へと降りたったのは、異常に風の強い日でした。



箱根湯本駅。


はい、前に1度ネタにしておりますが、箱根湯本と言いますと、、、



第三新東京市で綾波さんがお出迎え。


「綾波は制服か、プラグスーツしか認めん!!」
とか思わなくなったな。うん、、、大人になったもんだ。
写真は湯本駅の側のえゔぁ屋様。
そして大人気でした、この浴衣綾波。撮るのにけっこう苦労した。
なお、購入した土産は・・・




ヤシマ作戦。意外(といったら失礼ですが、かなり美味でした!)




そして、えらく大好評だったのが、このマグカップ。
ロゴ入りグッズを製造する特務機関。


そんな箱根湯本なのですが、面影っぽいとこはないらしく・・・
駅正面はそのままだったらしいですが、再開発で建て直されたとか。




駅側面も似てはいないな・・・
シンちゃんも見えないし(w


最後に、、、






セカンドインパクトはとっくに過ぎましたが、
根府川は海の底ではないらしい。
先生は今、どこの教壇に立っているのやら、、、
TVシリーズ世代でないと、きっとなんのことやら(w


・・・さて、次回は真面目に取材に戻ろう!

地元書店に感謝!!

2013-05-20 23:27:54 | 桃山乱戦奇譚
発売から3週目になりますが、、、




写真は「文真堂 荒牧店」様。
実はこれまで、歴史群像新書の取り扱いがなかったようなのですが、
(自分が書く以前はわかりませんがw)
この度、ついに、念願の、取扱いを開始してくれたらしいです。
ありがとうございます。これからもがんばります!!


さて、そんな『桃山乱戦奇譚 天下人の血』はまだまだ絶賛発売中!!
みなさま、お手に取っていただけましたでしょうか?
できることでしたら、そのままレジへと向かっていただければ、
作者が泣いて喜ぶこと間違いありません!!!


今日のベイ
よし、三浦よく投げた。
そして打線。若手の時に打ってやれ(切実)



智本光隆

桃山乱戦奇譚紀行第4回―恩讐の彼方へ―

2013-05-14 22:07:00 | 桃山乱戦奇譚
さて、、、岱崎砦から下って、バスまでまだ少し時間がありますが、



駒形諏訪神社。


山中城本丸に守護神として祀られたとのこと。
祭神は建御名方命(大国主命の子)、そして日本武尊命。
日本武尊命か・・・よ~く祈っておこう(w




大樫の木。
樹齢は500~600年ということらしいので、山中城攻防戦を見守ったことになりますね。


そして、最後に宋閑寺へ。
ここには合戦で死んだ豊臣、北条両軍の戦死者が弔われています。




並んで立つものは左から北条軍の間宮康俊一族、山中城主・松田康長、
そして豊臣軍の一柳直末の墓所。
(周囲には無名の墓もありました)


まずは、主人公と一騎討ちを演じていただいて、間宮康俊殿に。
そして、400年の歳月を超え、並んで立つ武者たちの墓所へと祈りを。
激戦地に敵味方が、共に並んで祀られているというのは、めずらしいことです。


そして、山から下りて三嶋大社へと参拝する。




電車の中の中学生たちの、合格を真っ先に祈っておこう。





ちょうど満開





さて、次はどこに行こうか(w