歴史作家 智本光隆「雪欠片―ユキノカケラ―」

歴史作家 智本光隆のブログです。

祈念―がんばろう東北―

桜の花に癒され、地震の爪あとに涙し・・・しかしながら確実に仙台の街は復興しております。1歩づつではございますが、前進していきたいと思っております―8年前、被災地からこの言葉をいただきました。今年もまた、春がめぐって来ました。今も苦しい生活を送られている方々に、お見舞いを申し上げます。本当に1日も早い復旧、復興がなされますよう、尽力して行きたいと思っております。

鏑矢祭

2017-05-10 07:05:08 | 日記
5月8日のこと。
場所は上野国新田郡の生品神社(現在は太田市か・・・)








生品の杜に集う戦士達。
新田義貞が生品神社で鎌倉幕府倒幕のために旗揚げした、
5月8日に毎年挙行されている「鏑矢祭」です。


「鏑矢祭」は昭和8年(1333)の「新田義貞挙兵六百年祭」の際、
その一環として始まられたと言われております。
戦時中の一時中断を挟んでいますが、あと17年ほどで100年に!
義貞が挙兵に際して鎌倉の方角に矢を放ったという故事により、
地元の小学生が式では、





このように矢を放ちます。
これ数年前には真南に近い方向に打っていたように思うんですが、
最近の学説・・・新田軍は前橋の上野国府を襲撃したあと、
高崎の寺尾城に入ってから南下した・・・
を採ってやや東側に替えている?


とにかく現在では生品神社の神事となり、毎年行われおります。
「鏑矢祭」については後ほど詳しく・・・何かをw




太鼓の演奏もあります。



智本光隆