歴史作家 智本光隆「雪欠片―ユキノカケラ―」

歴史作家 智本光隆のブログです。

超二流と初代義貞

2019-03-29 06:58:03 | 日記

訃報が続きますね・・・

 

まず、横浜ベイスターズ初代監督の近藤昭仁氏が亡くなられました。

ホエールズがベイスターズになった1993年からの監督就任で、

とにかく93年オフの選手大量解雇があり、波乱の時期の監督でした。

「ノーアウトが1アウト3塁との時はスクイズしないと」でお馴染み?

手堅いと思いきや、開幕投手有働は未だに驚いていますが。

進藤、石井、波留など・・・若手野手を育てるのに上手く、

島田、五十嵐などセットアッパーも起用にも手腕を発揮した印象はあります。

玉置さんが「捨て石になってくれた大勢の人達にことを」と優勝時に語っておられましたが、

この3年間が土台となり、98年の優勝で花開いたことはいうまでもありません。

現役時代を知る訳ではありませんが、早稲田から大洋ホエールズに入団し、

背番号1を強奪?して、ショートに定着して主に1、2番を打ち、

三原魔術のもとで昭和35年の優勝に後年、同年日本シリーズMVPにも輝きました。

打率は低くとも一芸に秀でた選手で、「超二流」と称されたとも。

 

 

もうひとり、

大河ドラマ「太平記」で初代新田義貞役を演じられた萩原健一さんもお亡くなりになられました。

他の方は多分、別の作品や役の方が印象深いかもですが。

初代というのは、数話だけ登場した病気で降板となり、

16話で根津甚八さんに交替した時、役柄も腹に一物ある策謀家→愚直で無骨な鎌倉武士

に変更になりました。

私個人としては後者の方が義貞のイメージなのですが、

策謀家の萩原義貞で物語が進んだ場合、どうなったのかはいまだに気になっています。

特に後半ですね・・・

 

 

謹んでご冥福をお祈り申し上げる次第です。

 

 

 

智本光隆


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