SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

Cio-Cio-San❓

2024-05-26 11:52:00 | 日記


楽譜棚に入っていた
古いオペラの楽譜。
MADAMA BUTTERFLY
(Cio-Cio-San)と
書いてあります。





イタリアの作曲家
ジャコモ・プッチーニ。
1904年に2幕ものの
「蝶々夫人」を発表
しました。
19世紀の長崎が舞台
ですので
親しみやすいオペラです。

主役の蝶々さん
スズキ、ゴロー
ヤマドリ侯爵は
わかりますが
親類のヤクシデ
叔父のボンゾー(僧侶)は
なんだか変!(笑)

このオペラには
日本の旋律が
沢山とり入れられて
いますが
1899年−1907年まで
ローマに滞在していた
イタリア公使夫人
大山久子が
日本の音楽をプッチーニに
伝えました。

彼女は
英国グラモフォンが
録音した
世界最初の邦楽レコードを
持っていて
プッチーニは
これらのレコードを
大山夫人から借りて
日本の旋律を研究した
ようです。
このレコードには
雅楽「越天楽」
長唄「越後獅子
吉原芸妓連中による俗曲
「君が代」「深川節」などが
吹き込まれていました。

オペラに登場するのは
第1幕

①越後獅子
②君が代
③さくらさくら
④お江戸日本橋


第2幕

①いざなぎいざなみ
②宮さん宮さん
③豊年おどり
④推量節

日本人からみると
違和感もありますが
なんといっても
異国オペラな中では
最高傑作には
間違いありません。

(2‘15‘‘)






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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
蝶々夫人 (たこちゃん)
2024-05-26 10:26:46
おはようございます。
蝶々夫人って、ローマ字だと
Cio-Cio-San !!?

オペラは、ほとんどいかないので、
越後獅子などの日本音楽のメロディーには
気づいていないのですが、
レコードで聴いたものを、いまでいう
耳コピして、楽譜にしたわけですね。

ピンカートン役の方、なかなか
見目麗しいですが、15歳の蝶々夫人
貫禄ありすぎ。

ミスサイゴンというミュージカルも
根強い人気ですが(見に行ったことはない)
先進国の男性 vs 後進国?のけなげな女性
という組み合わせは、共感をそそるのかしら。

今日は、卒後50周年の女子会(年1回)。
コロナ中もやってました。
歩くと暑いし、中はエアコンだろうし、
着るものに困る。
食べると、お腹くるしいし。
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蝶々夫人 (のびた)
2024-05-26 13:10:30
歌劇は実際に観たことは無いけれど 昔見た八千草薫さん主演の全幕 映画で見て 鮮明に覚えています
アリア ある晴れた日に が大好きです
長崎・グラバー邸を訪れると 三浦環?のレプリカと歌が聴こえてきます
返信する
Unknown (m-sha)
2024-05-26 19:44:58
たこちゃん、こんばんは。

女子会はいかがでしたか?
こちらは
昼間は暑かったのですが
夕方から急に気温が
下がってきました。
今の時期、着るものに
悩みますね。
その日にならなければ
決まらない。

プッチーニの耳コピ、
吃驚ですね。
邦楽のレコード、
すべて旋律だけで
聴いたようですが
原曲とほとんど差が
ないのです。
日本の旋法は
わからないと
思うのに……。

私も残念ながら
「ミス・サイゴン」は
観ていません。
死ななくても
よかったのにね。
返信する
Unknown (m-sha)
2024-05-26 19:52:47
のびたさま、
こんばんは。

八千草薫さんの
蝶々夫人?
素敵だったでしょうね。
ぴったり。

蝶々夫人はやっぱり
日本人でお着物の
着こなしが
綺麗な方が良いです。

外国の方は
残念ながら
お着物が身に付かなくて
違和感満載でした。
マリア・カラスも歌は
素晴らしいですが
メイクが怖い。
YouTubeですが。(笑)
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