数量限定が惜しいくらい素晴らしいクリーンヒット。
サントリーの子会社になっているアイラ島のボウモアが、バレル樽
仕込みのピーティなウィスキーを出しました。
これがスパイシーで素晴らしいです。
最近は全世界でウィスキーブームとなっており、昨年比40%と
いう、ちょっと信じられないというかバブルではなかろうか?と
思うような市場環境です。
この全世界での市場環境で好まれるのは、いわゆる万民向けの
「ウィスキーって美味しいね」という分かりやすく、かつ宣伝
効果を兼ねて備えた、味と商品特徴の際立ったものになりがちで
すべからくシェリー風味という答えに行き着くことになります。
いわゆる「香りが豊かで飲みやすい」味を、ウィスキーでも
作るわけですね。
しかし、そうなってくるとシングルモルトの特徴である、蒸留所
毎の個性というのはどうしても失われることになるわけで、どれを
飲んでも大同小異になってしまうのは、従来のウィスキーの”幅”を
知っている者にとっては詰まらない世の中になったということです。
ボウモアが美味しいのは、アイラ島の数あるピーティーなウィス
キーのなかで、バーボン樽に由来するナッティなバニラ風味が
出汁のような芯を作るからで、カラフルで甘いシェリー樽原酒
とは一線を画するコクのようなものがあるからです。
それが、じつはサントリー買収後のブレンドからは見られなく
なっていました。それがこのテンペストで復活したのです。
だからこそ、本来のボウモアを祝うべき一本であり、限定発売が
惜しい一本ということになります。
そして、もしできればレギュラーラインナップの1本として通年
発売していただくことで、販売価格もこなれたもになるはずで
しょう。
その期待を抱かせる祝い酒でした。
ボウモア 10年 テンペスト
サントリーの子会社になっているアイラ島のボウモアが、バレル樽
仕込みのピーティなウィスキーを出しました。
これがスパイシーで素晴らしいです。
最近は全世界でウィスキーブームとなっており、昨年比40%と
いう、ちょっと信じられないというかバブルではなかろうか?と
思うような市場環境です。
この全世界での市場環境で好まれるのは、いわゆる万民向けの
「ウィスキーって美味しいね」という分かりやすく、かつ宣伝
効果を兼ねて備えた、味と商品特徴の際立ったものになりがちで
すべからくシェリー風味という答えに行き着くことになります。
いわゆる「香りが豊かで飲みやすい」味を、ウィスキーでも
作るわけですね。
しかし、そうなってくるとシングルモルトの特徴である、蒸留所
毎の個性というのはどうしても失われることになるわけで、どれを
飲んでも大同小異になってしまうのは、従来のウィスキーの”幅”を
知っている者にとっては詰まらない世の中になったということです。
ボウモアが美味しいのは、アイラ島の数あるピーティーなウィス
キーのなかで、バーボン樽に由来するナッティなバニラ風味が
出汁のような芯を作るからで、カラフルで甘いシェリー樽原酒
とは一線を画するコクのようなものがあるからです。
それが、じつはサントリー買収後のブレンドからは見られなく
なっていました。それがこのテンペストで復活したのです。
だからこそ、本来のボウモアを祝うべき一本であり、限定発売が
惜しい一本ということになります。
そして、もしできればレギュラーラインナップの1本として通年
発売していただくことで、販売価格もこなれたもになるはずで
しょう。
その期待を抱かせる祝い酒でした。
ボウモア 10年 テンペスト
感謝!