鳥取旅行一日目の辨天娘さん で、初っ端から突っ走った私たち。
お昼から、かーなーり飲んでしまった。
バスで鳥取駅に戻った後は、当初予定では鳥取砂丘へ観光。
初めての来鳥なので、観光ポイントは押さえようかと。
が・・・。到着したら雨のようなモノがはらはらと。
しかも寒い。
遊べる時間も30分くらいしかない。
酔っぱらっていい気分だけど、なんとなく動くのがおっくう。
私 :どうする?
酒友:うーん。
ヨッパライ2人組 :鳥取砂丘はいっか~。(あっさり即決)
っていうか、早く Y酒店さん へ行きたかったのだっ!
Y酒店の店長には、blogを通じて色々教えていただいたり、私が勝手に勉強させてもらったりして、
どんな人なんだろう?!と、会ってみたい方だった。
電車もタイミング良く来るし、これは鳥取砂丘で時間を潰してないで早く行くっきゃないだろう!
それにしても倉吉に近づけば近づくほどに、なんだか雨が強くなっていく・・・。
うーん、やはりこれは 雪男だともっぱら噂のY店長 の神力によるものなのか?!
これには、晴れ女の私も適わないのか?!
と思いつつ、タクシーでブイっとお店に到着。
blogで知り合ってから会う人は何人もいたので最近慣れてきていたけど
いやー、会ってみたいと言ってもY店長となると、酔っぱらっていても、ちょっとドキドキ・・・。
というのも、店長は最近頭の毛を刈ったらしく、自ら
「ふふふ、ただでさえ、恐ろしい雰囲気の風貌が、ますます…。(▼∀▼)ニヤリッ」
って言うし
さらに、辨天娘さんの所の息子さんも
「Y店長は、フツーに立ってるだけでヤ○ザに見えるんですよ~」
なんて言うんですもの。
ちょいとキンチョーしながら入店すると・・・あら。
ニット帽かぶってるーー。
坊主頭でサングラスかけて腕組みして仁王立ちしてるのを想像していたので
(そんなんしたらお客さん来ないって)
「ニット帽が似合って、結構かわいっす」 と内心思ってしまった(笑)。
お店の奥には奥様が。
2Fはおうちになっているようで、上からドタドタドタ!っと音が。
あははー、お子さんが元気に走り回ってるのかなぁ。
結構広い店内でも日本酒が置いてあるところはすぐに分かった。
やっぱりスゴイ数。
おおー、これがルミカップ、これは真穂人ではありませんか。
と言うと、「2001年に詰めたやつ、これなら今空いてるから、飲んでみる?」 とY店長。
うわーい!
って、既にデキあがっているのに、まだまだ飲む気満々の私たち。
ここからは怒涛の試飲ターイム!
店内には、ちゃんと試飲ができるコーナーがある。
真穂人 おいしいね~、熟成感あるよ~。
この竹鶴も、あの「名刀」 とか 「上手投げ」とか評されていた にごり ではないですか~!
美味しい美味しい言いながら飲んでいると、Y店長もお店の奥からいろんなものを出してくださった。
ちなみに、利き酒という感覚が毛頭無かった私たち。
「ぺっ」する容器も用意してくれたけど、思いっきり試飲モード。
ここに並べられたお酒の数も、次第にどんどん増えていくワケで、上の状態から ↓ へ・・・
さらに増えつづけ、一体全体どれだけ試飲させていただいたのやら ↓ の状態・・・
中でも、勇翔 無ろ過火入れ原酒 と 燗あがり の旨いこと旨いこと!
燗あがりはお燗にもつけてもらった。
やっぱりお燗にするとうまーい!
この時点でもかなりの量を飲んでいたけど、全然疲れない味わい。
さらに、こんなの頂いちゃっていいんすか?! なんてモノまで奥から出てきました。
この2つ、もう瓶にちょろっ・・・としかない。
それを出してくださるなんて、ううっ・・・ありがとうございます (涙)。
まった~~りとろ~っという古酒なのに、後味に残らない、これもスバラシイ!!
試飲しながら、いろんなお話をしながら、そういえば鹿肉ってまだあるんですか?!
と、酔っぱらった勢いで言ってしまったら、
なんと残り少ないのに、鹿肉の佃煮 を持ってきてくださったのだー!
身は良い筋肉質で引き締まっているのが分かるような歯ごたえ、味もしっかりついている。
ちょびっとずつ、つまみながら飲むには、これはピッタリ。
うーん、Y店長、見かけに寄らず(失礼!) 優しいのかも。
散々、試飲させていただき、しっかりお世話になってしまい、
気付けば1時間近く(以上?)も滞在してしまった。
Y店長に 「それにしても、酒くせ~な~(笑)。」と言われるのも、ごもっとも・・・。
そりゃ、昼間からずーっと飲んでいたんだもの、きっとお店に入った時から臭かったんだろうな(汗)。
結局、真穂人、燗あがり、竹鶴にごり、勇翔、そしてルミカップに日置桜カップを購入した後は
猿之助 という居酒屋さんに行く予定だったので (まだ飲むんかいな?!)
そろそろおいとましようか、と言ったところ、Y店長が車でお店まで送ってくださるとのこと。
うーん、やっぱり見かけによらず (しつこい) Y店長って、とっても親切だ。
明日も8時から、酒蔵さんへ連れていってくれると言うし・・・ホントに感謝!
こうして、猿之助でも 竹鶴 雄町 のお燗 を中心に飲みまくり、宿へ戻った私たち。
「ふいーー。いっぱい飲んだね~~。」
浴衣に着替えて、ゴロン。
満足満足、幸せだ。
どれくらい、幸せなくらい飲んだかというと・・・
これくらい ↓
(足の裏まで赤いのがポイント)
次の日の酒蔵めぐりに、またワクワクしながら、眠りについた。
・・・ワケないか。
速攻、ZZZ・・・。
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