神戸に引っ越したばかりの去年の9月、
家から三宮まで初めて相方と散策した時に偶然通った神社の前で、
「ここって、藤原紀香と陣内が結婚式挙げた神社だろ?」と相方。
え?!
そうなの?!ここだったの?!
ていうか、相方よ…
そういう芸能ネタにはまったく疎かったはずなのに…
相当、神戸のこと調べて知ったんだね(笑)。
というワケで、
私にとってすっかり第一印象がそんな芸能ネタになっちゃったのが
生田神社 。
でも、そんなので有名になる以前から(きっと)地元で長年親しまれてきた神社に
初詣に行ってみることに。
とはいっても、そんなメジャーな神社への初詣、
さぞかし人が並んでいることだろう。。。
さすがにお正月三ヶ日は外して、
仕事始めの月曜日、10時頃に「1時間くらいは並ぶ行列ができてるのかな~」と
様子見で行ってみることに。
三宮駅の方面から周っていくと、、、あれ?さほど人が居ない?
イメージでは、この辺りまで大行列になってると思ってたんだけど。
さらに進んで手水舎のあたりも、あら~~、けっこう空いてる!
参拝の列は、ちょうどこの楼門の下から始まってたけど・・・
想像してたのより全然人が少なくてイイ!!
明治神宮とか伏見稲荷とか伊勢神宮とか、そんな ”人でごった返し” を想像してたけど、
「そりゃそうだよね、あんな全国区で有名な神社とは違うんだもんね」
って、なんだかほっとしちゃった。
それでも、参拝の列に並んでたまたま隣になった初老のおばあちゃまは、
「今日はなんだか混んでるわね~。毎年来るのだけど、こんなのは初めてよ。」とな。
そうなの?!
ちなみに、眺めてて「面白いなー」って思ったのが、
明らかに ”仕事場を抜けてきました” って感じのサラリーマンがいっぱいいる!
しかも、同僚っていうより、課長以下の上司部下っぽいグループ3~5人。
仕事始めの初日だから、みんな揃って参拝に来てるんだろうか。
自分が今まで働いてきた職場では、
上司と一緒に初詣に行くなんてことは無かったから、なんだか新鮮。
さてさて。
参拝を終えた後は、
この拝殿・本殿の裏に広がっている境内内を散策してみることに。
いろんな末社がいっぱいある中、しかもこんな三宮のど真ん中なのに、
周囲とは明らかに異なる雰囲気を漂わせているのが
生田の森 。
この中は、「森」というほど鬱蒼と茂った木々があるわけではないし、
小道や小川は近年になってから造られた感じ。
…にも関わらず、なんだろう?このなんとも言えない空気感。
肌を伝ってくる空気が、まるで触れるかのような感じ…とでもいうんだろうか。
(あ、私はそっちの気(霊感とか)は、まったく「0」です!)
造られた小川は水道水なんかではなく、
井戸を掘った清水が流されているんだとか。
後々、ちょっと調べてみたら、
この界隈、”源氏と平氏の時代” には相当深い森だったという。
だから、合戦も度々ここで行われていた…と。
へー…ってことは、大昔は、ここでたくさんの人が戦死したんだよねー…?
「落武者の亡霊が…」とかそういう方向に考えてしまう私(汗)。
時代が移り変わるにつれ、森は少しずつ減っていき、
さらに昭和20年に戦争による空襲でこの森も一度は焼け尽くされたんだそう。
にも関わらず、
生き残った大きな楠の周辺からから芽が出て、やがて木になり、
再び「森」となって再生した…と。
この「生田の森」に入った瞬間に感じた、
”肌に添われるような空気、空気を触れられるような感じ” って、
そんな生命力ある木から発せられてるものなのかな~。
ちなみに、私のへたっぴな写真ではよく分からないかもしれないけど、
冬なのにこの「緑」!
冬が明けたら、もっとマイナスイオンいっぱいの「森」になるんだろうなー。
また季節が変わるごとに来てみたい♪
そうそう。
初詣といえば「おみくじ」!
日本人は「おみくじ」大好き!
ついつい一喜一憂しちゃうけど、
いつだったか、けっこう以前に、有名な神社の神主さんが
「おみくじは、何度引いても良いんです」
とテレビで言っていた事に幼心(っていうほど幼かった訳ではない)にショック!
「てことは良いのが出るまで引いてもいいってこと?
そんなんでイイの?!
なんだよ、おみくじなんて、結局は神社の金儲けに踊らされてるだけかよ!」
とグレて(笑)以来、あまりやらなくなってた。
んがしかーし!
飲み友達から「生田神社には英語ヴァージョンのおみくじがある」という面白い情報が。
それは見てみたいかも♪
思って、相方と週末に再訪。
おみくじをやるだけでも、けっこう並んでるんだな~。
で、英語ヴァージョンのおみくじとは!
ありませんでした。。。ちーん。
おみくじを渡してくれる巫女さんに聞いたら、
正規のおみくじは日本語だけで、
この ”抽選BOX” みたいな「とんぼ玉みくじ」は、英語…っていうか多国籍表示で書かれているそうで。
友達が言ってた英語ヴァージョンはもう無くなっちゃったのかなー。
見てみたかったなぁ(涙)。
本来の目的となんか違うけど、
ひいてしまったおみくじの結果は…
「大吉だ!わ~い!」
…ってやっぱ一喜一憂してる(笑)。
やっぱりなくなっちゃったんだね。
ほんと、普通のおみくじと同じだったんだよ。
普通のおみくじで英語ヴァージョン、
たまたまテレビ見てたら海外の旅行客がもってて、
「これだぁー!」って思ったんだけど、
それは京都の神社だった・・・。
生田神社では無くなっちゃったんだね~。
こう言う所に息づくものって確かにある。
俺は伊勢の内宮と島根の神魂(かもす)神社に行った時それを強く感じたな。アッ、東京の明治神宮でも。
人が管理して保ってる感はハンパないけど、それを押しのけるような神の清廉で神々しいさ、威厳みたいなものが満ちてる。
英語のおみくじは残念だったね。
大吉、大凶とかは何となく分かるが、末吉とかは何て言うんだろう? 笑
今年はひかずに終わっちゃいそう。
何か嫌なの出るの怖くて。 笑
いつも、いいのが出るまで平気で引いてるくせにねぇ。 笑
見ないで一年取っておくのはどうですか?
「答え合わせおみくじ」で振り返ってみる、とか。
今でこそ「パワースポット」と言われるようになってしまいましたが、
そう注目される以前からやっぱり人それぞれでも感じ取るものってありますよね。
私はやっぱり自然が豊かなところに来ると、じーんとします。
那智の時もすごいじ~~~んと感動しましたし。
自然の厳かな雰囲気って、大昔の人が「神と崇めてしまう」というのもわかるなぁ、と。
明治神宮、結局一度も行かなかったです。。。
この先、行くことあるのかなぁ~。
そっちに住んでる時に行っておけばよかったです。
貴女が独身の頃、倉吉の師匠のブログで拝見していました。ギャラリーですが懐かしく思い、書き込ませていただきました。
因みに私は、旦那様の職場のある衆院兵庫4区の播州人です。山田錦の里の近くでもあります。
神戸で日本酒を呑むなら、冷酒ですが、高速長田の「吟醸」を進められたものですが最近はどうなんでしょう?
*神戸でもちょっと怖い地区ですが
日本酒絡みなら吉川の方にいらっしゃる際には、おそらく有馬街道を通られると思いますが、 箕谷や淡河の田んぼが綺麗な以外は特に何もありません。
海鮮や懐石料理は神戸に美味いものは何もないと言っていいくらいです。
しかし、関西の冬といえば松葉ガニ、是非、山陰や丹後に足を延ばしてください。(夏は能登がよろしいですが、名古屋からの方が近いですね。)
倉吉にお越しの際には、智頭ではなく蒜山高原を経由されることをお勧めします。
(蛇足ながら長崎や福岡の磯貝もお勧めです。)
トアウエストにお住いのようですね。関西は行動半径が小さく、神戸の人は大阪に行くこともほとんどせずに神戸で完結したりします。また神戸も(御影付近を除き)庶民の街ですが、上方の人懐っこさもありながら大阪(近すぎ「)や京都(顔色見すぎ)と違って人の距離感が適度なので他所のお人でも違和感がないと思います。お店でもガツガツやっているところは大阪人の経営だったりします。
でも地域コミュニティのアイデンティティがはっきりしている方が心地よいとお感じなら、だんじりのある東灘や自治会がなくてもまとまりのある岡本なども訪ねてみてはいかがでしょうか?
言葉も神戸は摂津言葉よりは播州弁に近いので(西に行くほど)、ボン(男の子の愛称、ボクとも言う)の神戸訛りが楽しみです。
同県人として、皆様のこちらでのご多幸をお祈りしております。
いやはやでも懐かしいですね♪
おっしゃる通り、神戸の人たちは、
大阪とも京都ともちょっと違う、
まさに我々「齢30代にして関西デビュー」というような者には優しい街、優しい人ばかりです。
立ち飲み屋さんに行っても、児童館に行っても、
居心地の悪さは全然ありません♪
でも関西エリアに引っ越ししてきて、こちらの土地勘はまだまだ0に近く、
「播州」「摂津」といった言葉もそうですが、
勉強不足で、まだ自分の頭の地図と「言葉」がマッチングしていなく漠然としているのが気持ち悪いです~。
でも、やっぱりこういうのは「実際に行ってみて」わかるものと思って、
これから先は長いし少しずつ「自分の地図」を広げていきたいです!
いろいろな情報もありがとうございます。
ぜひまた、コメントを入れに(もちろん入れなくても!)遊びに来てください♪
私は、雅子妃が元気な頃に巡幸に遭遇しました。道路規制は数キロを順送りしていたようですが手際の良さに感心したものです。
さて、本題です。
おせっかいですが、書きそびれたことがちょっと引っかかり、これも知っておいた方がエエで、ということで書いてしまいました。
「書けへん」等の意味が京都・滋賀=その他関西
できない(標準語)=でけへん、できひん
神戸の「何しとん」が兵庫以外の関西人にとっては結構耳障りである、等はそもそもイントネーションの違う方々にとっては小さな問題でしょうが、大人の実用問題として敬語の曖昧さにお気づきになったでしょうか?
しとってや(してはる)*頑張ってやぁ、と異なりスパッと言い切る、したった(してはった)、おってや(居てはる)、おったった(居てはった)、いっとってや(行ってはる、いったった(行きはった))等。*カッコ内は大阪等
ネイティブの兵庫県人にとっても(除く但馬)英語のリダクションのようにサラリと聞き逃してしまい、今一つニュアンスの分かりにくい言語であります。
京言葉や船場言葉(大阪市内の年配者には名残がある)と比べてぶっきら棒に聞こえても、実は丁寧な気持ちがあったりします。ご参考までに。
以上、本題、以下、うだ話
最近は三ノ宮、元町界隈で呑み歩いていないので古いネタになりますが、手軽に良いワインが飲める地区だと思います。
旦那様の家飲みに、北野坂と中山手通りの交差点付近にある今井商店がお勧めです?以前は地下にある定温倉庫(セラー)で凄い種類から選べたのですが、倉庫はポーアイに移転してしまい現状は不案内です。
CPは和食よりフレンチのランチやビストロの方が良いですよ。
ビストロなら近藤亭とか雰囲気も良くリーズナブルでした。狭い街なので吟醸のスタッフがここにいたりもしました。
中華は関東の方が美味しいといいますが、老祥記の豚まんは冷めても美味しいのでおやつにもなります。
どなたかも書いていらっしゃいましたが神戸の定番は別館牡丹園の五目焼きそばとのことです。
2月も下旬になれば「いかなご」の解禁が迫り、神戸の主婦はそわそわし始めます。神戸なら垂水の昼網でその日のうちに料理します。
試しにつまむなら山椒のこってり飴煮風よりもあっさり生姜風味の方が酒のお供になるかと。
当分は神戸で新年を迎えることはないと思いますが、零時を合図に港の船が霧笛を鳴らすのは風情があります。
私は阪神高速を走行中、魚崎辺りで新年を迎えましたが、十分聞こえました。ほんの数分のことですが、神戸ならではかもしれません。
長々とお付き合いいただき申し訳ありません。
失礼いたしました。
「書けへん」等の意味が京都・滋賀≠その他関西
以上、訂正です。
失礼しました。
ありがとうございます!
「なにしとん」言いますね!
これって神戸の言葉だったんですか~。
いつも行く元町の立ち飲み屋のお兄さんが、
ムスコに「なにしとん!なにしとん!べろべろべろべろ~」
って遊んでくれます♪
そのお兄さんが根っからの兵庫人なので、
神戸の方言は参考になるのかも?と改めて思いました。
確かに、関西弁を全く知らない自分にとっては、
「へ~?!これって大阪や京都では耳障りな言い方なの!?」
と思いますネ。
>ぶっきら棒に聞こえても、実は丁寧な気持ちがあったりします。
というのは、とってもありがたいアドバイスです。
ありがとうございます!
ちなみに、今でもスーパーのライフとかコープでは
「いかなごくぎ煮」はよく売ってるんですが、
時期的にはいまからが本当なのですね?!
外食は相方とも週末にしてるのですが、
確かに洋食のCPは関東と比べると抜群に違いますね。
一方日本食は確かに高い。。。蕎麦も高いですね~~~(涙)。
うどん屋さんも、自分が行くところが高いだけなのか、
そこそこなお値段で。
ちなみに今日のお昼は、南京町を開拓しよう!と行ったのですが、いまいち。。。
そもそもあの大通り沿いのお店はあんま美味しくないですね(汗)。
一本外れたり、南京町ではない中華屋さんは美味しいお店もいくつかあります♪
ちなみに、南京町の「老祥記」は今日も大行列をなしておりました。
私も長々と返信を書いてしまいましたが(笑)、
ヒロさんのコメント楽しませていただいています♪
ぜひぜひ、また神戸、兵庫…に限らずいろいろ教えてください!
またblogを見にいらしてくださるのを楽しみにしています~!