ワイナリーで紅葉ピクニック

ドイツから帰ってきて、ペルーに行く間のこと。
ワシントンDCはすっかり木々が紅や黄色に染まって、紅葉真っ只中！でした。

5月に行った　シェナンドー国立公園　へは
「絶対に紅葉の時期にもう一回行こう！」　と思っていたのだけど
ドイツで　ワイナリーの紅葉　の風景が、とっても綺麗だったのを受けて・・・

「そうだ！シェナンドーのワイナリーに行けば、ワインも飲めるし紅葉も楽しめるではないか！！」　

と、ナイスなことを思いついてしまった。
（国立公園のピクニック広場じゃ、堂々とお酒飲めないし）

車の道中も、周囲の景色を眺めるのが楽しい！

大きな落葉樹が、いろ～んな暖色に変わってる～～。
夏に通る時と、印象がまた全然違うなぁ。

目的のワイナリーは Veramor VINEYARD　という、とーっても、こぢんまりしたワイナリー。


場所は、もうシェナンドー地区にあり、標高も高い。
このワイナリーを囲む林も黄色に色づいて落ち葉もいっぱい。葉っぱを“サクサク”踏みながら進むと。



こんな開けた光景が目の前に。


芝の緑と、紅葉した木々、青い空のコントラスト。

うーん、やっぱし自然の色合いって、気持ち良いなぁ～。


最近は寒かったので、外でピクニックランチをするためには・・・と防寒対策バッチリしたのに、
この日は10月に逆戻りしたんじゃないか、というくらいポカポカ陽気！


テイスティングルームの中は、木造りの雰囲気があって、温かい。


朝イチに来たから、我々が一番ノリのお客みたい。
まだまだ静かで、ゆっく～りと時間が過ぎている感じ。



さてさて！それではテイスティング！
テイスティングノートも出してくれる。　8種類で5ドル、やっぱり嬉しい価格設定♪


白は　Chardonnay と　Seyval Blanc　と　Riesling＆Vidal　の葡萄の違い。

ロゼは葡萄の名前は分からなかったけど　Pink Chicken　なんて名前が付いてて
チキンのグリルやブルーチーズに合う味わい。

赤は　Cabernet　Franc と　Rooster Red と　Mourvedre　はスペインの葡萄だとか。
赤系はスチールタンクの微妙な味が、ちょっと気になったかな・・・。

最後のデザートワインに　D'Ora　という銘柄のものを。
解説してくれるお姉さんは　「ヴァージニアスタイルですよ」　と。
甘いことは甘いけど、キレがよくて、こういうタイプのことを言うのかな。これなら私も飲めるなぁ～。


うーん。どれを買おうかな～、と迷っていると、
そのお姉さんが　「今日は、もう一種類、サービスでテイスティングさせちゃいます。」　とな！

カウンターの中にあるポットのようなものから、ロゼの色合いをしたワインを出してくれた。

飲んでみると　温かい！

何々？！これは？！　と目を丸くしていると、
Pink Checken に、100％オレンジ果実と、シナモン系のスパイスを混ぜて作ったもの　
とのこと。

へえぇぇ～おもしろ～い！　しかも、おいし～い！！
寒い時期には、こんなホットワインを楽しむのもいいかもなぁ。

家へのお土産に、このPink Checkenを、そして、この後、ピクニックランチに飲む用には、
最近ハマってしまったリースリングのワインを購入。

レジで開けてもらって、グラスも2つ借りて、さぁ外へ♪


ふあ～～、やっぱいいね～～！！
この広い景色！

遠くのシェナンドーの山脈は、一面暖色。まさに紅葉真っ盛りだ。

葡萄の葉っぱも、きっと紅葉真っ盛り。
どんなんかな～♪　葡萄、ぶどう♪　一面赤い葉っぱの葡萄畑♪

・・・。










がーーーん。


す・・・すでに、枯れ落ちてますがな・・・（汗）。

そ、そうですか。
この時期じゃ、もう葡萄の葉っぱは無くなってるものなんですか・・・。
くそう。。。



でもいいのだ。

眺めの良い丘の上のテラスを我々だけで独り占め。
近くの枯れた葡萄畑を尻目に、遠くの紅葉を眺めながら。

持ち込んだブルーチーズとカスク、ハムサンドイッチと、美味しいワインで、
まった～～り。

もっと寒くなったら、ピクニックランチも出来なくなるかなぁ。
もしかしたら、ヴァージニアワイナリーでのピクニックランチも納め時なのかもしれない。


そう思うと、いつまでもいつまでも、ココに居たくなってしまうのでした。