アメリカの肉とは程遠く・・・ at T.G.I. Friday

日本の牛さんは、なんでこうも脂が多いのか・・・。
「それは、狭い土地にぎしぎし詰め込まれて育てられて、“成人病状態”の牛さんだから」
と思う自分の考えは、偏ってるでしょうか。

もともと魚が大好きではあるから、日本にいても、普段は牛肉はあまり買わない。
たま～～～に牛肉を食べようとすると、自炊で野菜タップリ料理にするならまだしも、
そものもを「ステーキ」みたいな感じで食べると、やっぱり一口目で飽きてしまう。

が。

アメリカに行って、魚があまりにも不味くて、お肉に手を出し始めたら
「日本の牛より脂は少な目で赤身ぎっしりなのに、ウマイ！」　と、びっくり。

もちろん、スーパーで大安売りしてるような粗悪な肉はゴムみたいになるけど（経験者）、
普通に買う分には、全然美味しいのだ。


さて。
帰国して、もう4ヶ月ほど。

この4ヶ月の間に「牛食いてーー！」という相方の要望により、たまにステーキを食べにいくものの、
何処に行っても辟易して　「やっぱ、行かなかった方が良かった」　という後悔で終わってしまう。

特に！
高級なお店の方が、もーー脂多すぎてダメダメ。　霜降りはもう・・・要らないっす（涙）。
「どこか日本に、アメリカの、あのステーキを再現してるところは、ネーのか？！」　と探せど・・・
なんだかピンとこないお店ばかり。


そんなある日。
ある意味　“期待を裏切られたくないから、あえて避けてきた”　お店に行ってみることに。
いわゆる「解禁？！」

その名も　T.G.I. Friday's 。 （HP）

赤と白のストライプが印象的なこのお店、意味は　Thank Got. It's Friday.
日本語的に直訳すれば　花金！（花の金曜日）
（ちなみに、なんで　“ 's ”がついてるかは、勉強不足ですみません、知りません）

お店のコンセプトとしては
「そんな花金のようなウキウキ気分が、いつも楽しめますよ」　

はーーーー。懐かしい～～。実は！
大学生時代に、このＴ.Ｇ.Ｉ.Ｆｒｉｄａｙ's で、結構長くバイトをしていたのだ。

本場はアメリカのチェーンレストランだから、
日本にあっても、やっぱりアメリカ人のお客さんが多くて、英語を喋る機会もあったなぁ。
こっちはチップ制なんてないのに、ちょっとしたお小遣いくれたり。

去年も、アメリカではたまにT.G.I.Friday'sに行っていて、馴染み感はあるから、
「ここなら同じようなお肉が食えるんじゃないか？！」　とも思うし、
「やっぱりダメか・・・」とガッカリしてしまうかもしれないから、避けていたのだ。

最初に、お決まりの　バッファローウィング　を。

「コレ、絶対にアメリカから　“バッファローウィングソース”　を仕入れて、和えてるよね。」
などと言いつつ（笑）。

だって、アメリカの友達が手土産に持たせてくれた、↓我が家のソースと、同じ味なんだもん。

大事に大事に使ってます。


それはさておき。

肝心のステーキが来ましたーー！それなりな大きさで250g。

これで2900円だから、お値段的にはアメリカと変わらないかな。

では、いざ頂きます！果たして味は、あの美味しかったアメリカのステーキと同じなのか？！













うーーん。それなり。



って、かなり淡白な感想になってしまった（汗）。

霜降りじゃないし、しっかり赤いんだけど、ん～～なんだかなぁ。
旨みが少ないというか。
厚さもそんなにないし。
そんでもって、　ニューヨークストリップ　なのに、やっぱり脂多い・・・。

感動しなかった。。。あぁ・・・やはり「がっかり」で終わってしまったか（涙）。


やっぱ雰囲気もあるのかなぁ～。
アメリカで食べるからこそ美味しいワケで、「アメリカ紛い」のお店で食べるだけじゃ、ダメなのかも。
ドギーバッグも、なんだかやりづらい雰囲気だし。。。


あ、ちなみに今回は「ステーキ探し」をしていただけだから、こんな感想になっちゃったけど、
普通に行く分には、それなりに楽しいお店だと思いマス。
（バイトしてたから、ちょっと贔屓？！）