まき子の酒

日本酒が好き。純米酒が好き。そんな飲兵衛が「母親」になってしまいました。今はムスコを飲兵衛へと英才教育中?!

アメリカ式 ハロウィン の楽しみ方

2008-10-19 07:14:23 | ワシントンDC観光(周辺も)

いつも色々と遊びに連れて行ってくれる歳の近いアメリカ人の友達夫婦が、
またもや面白そうな場所に誘ってくれた。

18時にレストランで待ち合わせ、ディナーを一緒に楽しみながらビールを何本か飲んで、
お店を出る頃にはすっかりほろ酔い、時間は20時過ぎ。

そんな状態、そんな時間から向かう。


車の行き先は、真っ暗な農場エリア・・・。
「ホントにこんなところに何かあるの??」 と思うような細い道を進んでいくと、
さらに舗装もされていない砂利道になる。
 

で、到着・・・ 「え??ココ?!」 ・・・ただの森じゃん(汗)。

と、思うのだけど、実はココは Haunted Forest 
要するに お化けの森 なのだ(URL)。


ハロウィンのある 10月の夜のみOPENする というから、その人気もすごいみたい。
広い駐車場にはたっくさんの車、入場までにずいぶん沢山の人が並んでる。





エントランスの手前にはちいさな小屋があって、まずはそこへ。


何やら、紙とペンが置いてあって、みんな書いてる。



こで、なんと!
契約書にサインしないと入れないのだ。


「あまりにもビビって心臓停止しても(ケガしても)、イベント側には何の責任もありません。」 
ってなもんである。
さすが、アメリカ。

ていうか…

ここに連れられてくるまで、実はどういうお化けの森なのかはよく分からず、
ただ単に、ハロウィンのコスプレイベント会場なのかなーと思っていたのだけど。
そんなにコワイの?!(汗)

ニコールに
「マキコ、恐くない?大丈夫?あたしは怖いよ~~~(涙)。」と言われるし。

でも、こういうイベントは初めての体験で、ピンと来ないし、
日本のお化け屋敷も全然恐くない自分は 「飲んだし大丈夫!」 などとワクワク。


中に入ると、森しかないと思っていた先には、色んなこんな灯りで盛り上がっている会場が。




大きな木が燃やされている前で、ポップコーンをほうばりながら、お化け屋敷に入る順番を待つ。
その間にも、ペイントボール(といっても、銃を撃つだけヴァージョン)で遊んだり。


しかし、この会場は、ドンドコとロックミュージックが流れて賑やかなのに、
お化け屋敷入口の向こうからは、ひーひーきゃーきゃーと叫び声が聞こえる。
えーそんなコワイのかな・・・(汗)。 と再び。

そして、来た!順番が!!


森の入口をくぐっていくと・・・






まっっっっくらな、本当の森の中なんですけど(>_<)!!!

うそ~ん、マジでこの中に入ってくの(汗)?!?!

真っ暗な上に、鬱蒼と茂った森のせいか、待ってた場所の音がほとんど聞こえないくらいの場所。
ひっそりと静まり返り、遠くの方では他の人たちの叫び声がこだまする・・・。

「マキコ、先に行ってよ。」 と、大の男が3人もいるのに、なぜか私が先頭に。
今まで、そんじょそこらのお化け屋敷は、平気でずんずん進める自分も、
こんな恐怖を感じるのは、初めてだ~~~。
かなりへっぴり腰だったに違いない。


ぼわ~んと浮かび上がる、カボチャの先は・・・。









    “何かいない?そこそこ・・・” “え?何も見えないよ・・・”

「グオォォオオオー!!!(←何か居たけど暗くて何が出たのかよく見えない)
       
        ぎゃああぁぁーー!!
      うああーあああーーー!!ポップコーーン!!
        






     きぃぃ・・・ ぱたん きぃぃ・・・ ぱたん きぃ・・・・・・・

ひぃぃぃぃぃぃーーーーー!!!!
          ぎゃああああーー!!(何かあるワケじゃないのに、叫びの連鎖が起きる)
    なになになになにーーーー!!
     このやろっっポップコーーン!! 







   “うう、こんな真っ暗な怪しい小屋を通過しないといけないの・・・やだぁ”

    のーのーのーのー!!どんたっちみー!!
   ギャーギャー!!
         キャーキャー!!!!
    
    がすっっ!!
       “ぐえっ!”(180cm長身ニコールが、恐怖のあまり、お化け人間を本当に蹴り上げたらしい)







   “ここ絶対に何かでるよ・・・何か・・・”

ガリガリガリガリ!!
 ガンガンガンガン!!
バリバリバリバリ!!

         ぎゃああああーー!!(とにかく音だけでもビビル)
     うああーあああーーー!!
        ポップコンポップコンポップコーン!!

       そこには誰もいないってば!!







   “しっ、あそこ、カボチャの頭かぶった人が潜んでる” “よし、反撃開始だ!”

    喰らえ、ポップコーーン!!!!
      
(と、カボチャ頭の口を押さえて、ポップコーンを押し込む。 ゴメンネ、バイト君)







こんな感じに、普通のお化け屋敷なんかよりも数倍怖い森だったのに、
相方の “恐怖のあまりのポップコーン攻撃” のお陰で(“おにわそと”じゃないんだから)、
無事に心臓発作もなく生還したのでありました。

でも、本当の森の中を使って、抜けるのに30分くらいかかるお化けの森を作っちゃうなんて、
さすが、アメリカ規模だ。

混じって本当の幽霊もいたかもね・・・。


コメント (22)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 上から人が落ちてくるので ... | トップ | レッドスキンズ と 大統領... »
最新の画像もっと見る

22 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (葛飾のオヤジ)
2008-10-19 07:29:46
かなりへっぴり~腰で歩くまきっコ、
想像するだけで笑える( ´艸`)プププ

ポップコーンで反撃するルールなんですか?
軽くて飛ばないポップコーンが闇に舞っている事も想像すると・・
またまた( ´艸`)プププ
返信する
■葛飾のオヤジさん (まき子)
2008-10-19 08:06:48
最初に森に入っていく時は、ほんっとーに恐かったんですってば!
いつもは化け屋敷に友達と一緒に入ると、
私も面白がって驚かす側になるのに、ココはそんな余裕もなく。

でも、
>軽くて飛ばないポップコーンが闇に舞っている事も想像すると・・

そうなんです。
おかげで怖いはずの暗闇に笑いが起きてました(笑)。
返信する
そんなことしてると (kazu)
2008-10-19 10:50:46
ブギーマンが出てくるよ(笑)
返信する
■kazuさん (まき子)
2008-10-19 10:57:30
ブギーマン・・・ひいぃぃぃ~~!!
そ、そんな怖いのはご勘弁を~~(涙)。
ポップコーン面白がって投げつけて、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!
返信する
Unknown (純米狂@takezo)
2008-10-19 12:10:38
ハロウィンに肝試しですかっ!!
自然の中で もしかしたら本物の幽霊が出るかも
ってところが また恐怖を倍増させるんでしょうかね!!
それにしても行列が出来るほど人気なんですね~!!
返信する
そんなことしても (煮酒)
2008-10-19 12:43:24
ドギーマンは出てこない。(=_=)
返信する
肝試し? (bleu et rouge)
2008-10-19 13:43:26
近所の大きなお寺に井伊直弼さんのお墓があって、そこで少年の頃にクラスの仲良しグループで肝試ししたことを思い出しました。ペアを組んだのが某首相のひ孫ちゃんだったのですが、その娘を置いて走って逃げちまって女の子たちから大顰蹙でした。あぁ、苦い思い出です。

ポップコーンで攻撃されたカボチャ頭の方が怖かったかも? 口にポップコーン押し込まれるなんて!! 
ホントに怖いのは人間ってことでイイでしょうか!? (^-^;
返信する
どんだけ (ぐるま~ぐっさん)
2008-10-19 16:01:10
ポップコーンを消費したんでしょうか(笑)
返信する
骨折はオバケ係のほう? (nao)
2008-10-19 17:10:32
めちゃくちゃ笑えるんですけど(笑)。
もう、ヒーヒー言っちゃいました。
翌朝ポップコーンの掃除だけでたいへんだったでしょうね~。同情しちゃいます。
あ?鳩を森に放せば片付くか!
返信する
■takezoさん (まき子)
2008-10-19 17:12:23
とんでもなく広い森での肝試しでしたよ~!
こういう「ハロウィン時期のお化けの森」は、
アメリカでは典型的なイベントらしいです。
ニコールも、昔、別のホーンテッド・フォレストでバイトしてたとか。
行列はとにかくすごくて、エントランスを通過するまで30分、中で待つこと1時間で、
結局森を出たのは、23時半くらいでした(汗)。
返信する

コメントを投稿

ワシントンDC観光(周辺も)」カテゴリの最新記事