ケンウッド(Kenwood) で お花見

今年は3/29～4/13がワシントンDCでの Charry Brossam Festival という 桜祭り なのだけど、　
DC地区の中でも、観光地の　タイダル・ベイスン　が有名。

でも、実は、こんな観光名所以外にも、すごい桜の名所があるんだとか。
教えてくれたのは、日本から来た、相方所属部署のボスのボスのボスのボスのボスくらいの格の人。

「帰国前に、見たい桜名所がある」との事だったけど、ＤＣからは車でしかいけない為、我々がお供する事に。

朝10時には空港に着かないといけない為、早起きして7時前にホテルにお迎え。



どひゃー！！　ウィラード・インターコンチネンタル　ではないか！！
世界各国の要人が泊ってきたという・・・映画にもよく出てくる、DCの象徴的なホテル。

旅行でちょっとリッチに♪というなら分かるけど、出張でココ・・・やっぱお偉いさんは違うなー・・・。

とはいえ、ボスは威張ったような所は全く無く、気さくで頼り甲斐のありそうな、面白いおっちゃん。
そう・・・相方にとっては「上司」であるけど、私にとっては「好みのおっちゃん」なのだ。
車の中でワイワイお話ししていると、以前、ワシントンDCに住んでいたらしく、この辺りは詳しいみたい。

そのおっちゃんご希望の桜の名所は メリーランド州 の KENWOOD （ケンウッド）　。
オーディオメーカーのKENWOODと何か関係があるのかは、よく分からず。。。

さて、ＤＣの桜はほぼ満開に近いけど、ちょっと北のメリーランドはどうかなー・・・。






うーーん、惜しい！！！
この並木道沿いに並んだ桜、満開だったら、さぞかし綺麗なアーチだったろうに、２～３日早かったかぁ。。。

我々は、また見に来れるけど・・・おっちゃん、残念（涙）！


ちなみに、この辺りは観光地ではなく　高級住宅街　なのだ。　
すごーー！家がステキー！！

　

庭には、かわいいリスが、ちょこちょこ走っているし。

　

はあぁぁぁ～～～。
ため息が出るような家ばかりだ。。。

日本でも、田園都市みたいな高級住宅はあるけど、あんなひしめき合ってる景観じゃなくて、
とにかく庭が広くて、ゆ～～～った～り。


そして、桜が本当にたくさん植えられているばかりか、樹齢も相当いってそうな大きさばかりなのだ。
こんな面白いノッポな桜も！　カメラに収まりきらないよ～～。





うわぁ！！この枝垂れ桜は、見事だ！



大きければ良いというものではないとはいえ、これは本当に綺麗。

でも、何でこんなに桜がたくさんあって綺麗な見所なのかというと、地区の条例で

「家の庭には、1軒につき最低1本の桜を植えなければならない」　

と決められているとか。
うひゃ～、そんなのが条例で決められちゃうのが、さっすがアメリカ！


桜祭り真っ最中のＤＣのような熱気があるのも良いのだろうけど、
本当に静かで、小鳥のさえずりを聞きながらの朝早い清々しい散策は、これはこれで癒されるものがある。

ここにお燗があったらなぁ。。。

と、思わず口に出てしまったら、おっちゃん大爆笑（汗）。
「朝からかいっ！」

そーなんですよ・・・この清々しい空気の中で、自然を眺めながら美味しいお燗を・・・。
オススメの銘柄、教えておいたけど、日本帰っても飲んでくれるかなぁ。



そして十分に散策した我々は、空港へ。

チェックインカウンターの中まで送っていこうとすると、「いやいや、こっちなんだよ。」と、おっちゃん。
ん・・・？我々が無意識に入ろうとしたカウンターは　エコノミー。

だがしかし、サクっと First Class に入っていく後ろ姿が、またかっちょよかった・・・。


満開ではなかったとはいえ、おっちゃんには素晴らしいところを教えていただいて、よかった～！



【今日のオベンキョ】←自分の為だけに書き始めようかと。なので無視してください。
selective　→　Otthan is selective about his favorite place.
                    My master is selective about Kanzake I like.　（いつも、ありがとうございます！）