5月末は母の誕生日なので、ムスコを連れて帰省。
関東に住んでた時より近くなったから月1ペースで行ってるのだけど、
今回初めて、高速道路を途中で降りてどこかに遊びに行こう!ということに。
神戸から実家までの道中だったら琵琶湖あたりがいいよな~と、
滋賀県の先輩にオススメをいくつかご教授いただきまして・・・
(ありがとうございます!)
「一番私が行きたい!」と思った 魚釣り に行くことに♪
ちなみに、相方は生きている魚を掴むことができない。
(死んでる魚ですら、生魚の調理は無理だろな)
なので「釣りなんて嫌がるかな~」と思ったけど・・・
「魚好きのムスコのために、
一度、魚を釣るところから、調理するとこ、食べるとこまで見せてやるのだ!」
と言い訳をつけたら、即OK(笑)!
そんなワケで向ったのは 醒井養鱒場 (さめがいようそんじょう)。
ここは、約180年も前に設立された、日本では一番古いマス類の養殖場なんだとか。
駐車場は2箇所あるみたいだけど、辿り着いたのは「南入口」の広い駐車場で、
「きたがわ」という、釣った魚を料理して食べられるお店が入口。
そこを抜けると、なんとも年季の入った(笑)養鱒場の入口が。
「国定公園」・・・なの?!?!
この奥は、
マイナスイオンたっぷりの川水と森林で、すっごい気持ちいい。。。
古くから続いている養鱒場だけあって、
あちこちに流れている川の水もすっごいキレイ・・・。
醒井養鱒場のホームページ曰く
「霊仙山(1094m)山麓の鍾乳洞から湧き出る清水で魚を育てている」
とな。
しかも「釣り堀がどんどんどーん!とある」くらいにしか思ってなかったのに、
中はとっても広々としていて、散策してるだけでも楽しい。
ここは 養殖池 かな・・・?
ここは ルアー釣り場 。完全リリース制らしい。
うちの坊主に「魚とは?」の教育を一貫で見せる(←まだ言ってる(笑))ためには、
釣って帰るのが大前提!!
なので、釣り池 へ♪
ここは、入場料として一人100円で、竿とエサ付き。
(そのエサ・・・同じマスの生身ようなんですが気のせいでしょうか??)
そして、釣ったマスは全て買取。
(一度釣ったものをリリースすると罰金5,000円かかるので要注意。)
塩焼きサイズの小型池と、500g~1kgの大型池と分かれているのだけど、
大型池を見ると・・・
でか!!!でかすぎーーー(笑)!!!
こんなん釣って帰ったら大変だわ!
(というのも実家は「鮎」以外の川魚は「おいしくない」と言って食べない。)
ってことで小型池を攻めることに。
ムスコはまだ竿は持てないし、相方は逃げ腰なので、
「おし!かーちゃん、釣ったるでー!」
ってエサを入れたら、ものの数秒で食いついた(笑)。
ほれ!ほれほれ!!これがアンタの好きな魚だよー!
びち!びちびちっっ!
と釣れたばかりのマスの動きに、もっとビビるかと思いきや、
案外、じーーーと見つめる。
バケツに入れてビチビチ跳ねるマスを、また興味深そうに ”じ~~” 。
あ、ちなみに、他の客がいなかったからか、
釣り上げるとすぐに係員のおばちゃんが釣り針をうまく取り除いてくれる。
しかもバケツを覗き込むムスコのために、
タライを出してきてくれて、魚を触りやすくしてくれました♪
”ちょん!” と触って、すぐに手を引っ込めるものの、この場から離れない。
「楽しいね~!」って、もっといっぱい釣りたいのだけど、
たくさん釣って帰っても困るから、ってことで、
3匹目、最後に相方にもやらせてみたら、一番でっかいのを釣り上げるし・・・
ふ、釣りってそういうもんだよね。
釣り上げた魚は、3匹で合計400g。
ここでは、200円/100g で買取。
高いと思うか安いと思うかはアナタ次第?!
この日は楽しかったから、800円くらい、イイじゃ~ん♪
ここでありがたいのは、持ち帰りにすると、
その場で〆て、はらわたを綺麗に取り除いてくれること!
このおばちゃんが、またとっても優しくて。
クーラーを持ち込んでもOKなことは知ってたけど、
荷物になるのが嫌だったので、
300円で発砲スチロール(保冷氷込み)の持ち帰りパックに。
さてさて。
釣りは思いっきりワタシが楽しむべく?!な感じだったけど、
ちゃんと「教育の一環」を全うするためには、
実家で食べさせなきゃね!
と、実家の台所で、調理。
さっきまでビチビチいってたマスが、かちーんと硬直。
「これ、さっき釣ったお魚さんだよー!」と見せても「きょとーん?」
だけど、頭の中ではどう思ってるのかなー。
3匹のうち、一番小さいのは、単純な塩焼き。
他の2匹は、
「きたがわ」のおばちゃんに教えてもらったホイル焼きに。
お腹にスライスしたニンニクを入れて、塩コショウしたマスに、
たっぷりオリーブオイルかけただけ。
私も食べてみると、
釣り堀のマスっていうと泥臭い味っていうイメージがあるけど、
ここのは全然臭くないからビックリ。
やっぱり「綺麗な水」だからなのかな~。
「あらー!お魚さん、骨だけになっちゃったねー!」
さすがに3匹全部はムスコ一人では食べきらないので、
「マスって何?」という相方(笑)にムニエル半身ずつ食べさせるべく、
骨と皮をきれいにとってみる。
こうして見ると、やっぱり大きいマスって身がピンクなんだな~。
でも、
どっちもムスコの食いっぷりが良くて、見てて楽しい~!
今は「きょとーん?」な反応が多くても、
きっといつかアウトプットしてくれる時がきてくれるでしょう♪
生きて泳いでる魚、それを釣った瞬間、魚をさばいてるところ、
カチコチに固まった魚、それを調理して、食べて、
食べたあとは「ごちそうさま」。
当たり前だと思っていても、それは本当にありがたいこと。
なーんて難しいことはわからないだろうけど、
いつかわかる日がくるかな。。。
というより、私が最初から最後まで楽しんじゃった♪
また釣りに行って、魚を食べさせてあげたいな~。
~ おまけ ~
実家に帰って母親に話をしたら
「あら、あんたも幼稚園くらいの頃、
お父さんにそこ(醒ヶ井養鱒場)に連れてってもらってたわよ。」
ですとおおー?!?!
お・・・覚えてない(笑)。
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51年前ってことは庄助さんがまだ子供だったころのことですよね。
そんな方と同じ場所に行った話ができるなんて♪
おそらく私の父も子供の頃に行ったんだろうなぁ。
奥方様扱いもですか(笑)。
でも庄助さんの場合はきっと「優しい」から・・・
私の場合は「勿体無い」からです、ずばり!
我が家も若様、姫様扱いと奥方様扱いでせっせと骨をとって食べさせています。(笑
命を落とした魚たちがとても「無念」なことになるのです。。。
この相方の魚のもったいない食べ方を目の当たりにすると
「そーゆーところはきちんとムスコには教えよう」と思います。
そしていつかムスコと二人で
「とーちゃんの食べ方、汚いね~、もったいないね~」
と言ってやるのが夢です(いじわる(笑))。
この養鱒場はほんっとに気持ちのいい場所でした。
昨日は日中は30度まで上がったけど、そんな暑さを感じないような
マイナスイオンたっぷりな感じで。
1kg級のマスも泳いでるのは上から観れるのですよ~。
それが釣れるとは限らないくらいたくさん泳いでいますが。
それに、1キロの鱒・・・マジで?!
いや、釣ってみたいなぁ。
俺、鱒って好きだよ。
川魚、臭いとか言う人いるけど、全然そんな事ないと思う。
それにしても・・・何その王子様待遇。笑
このあいだ行った釣堀り、全く釣れなかったが、あれ、店の管理でどうにでもなるような気がするな。