お寿司にまつわる講演 を聴いた後は・・・
いよいよ 寿司&日本酒 テイスティング だ。
いきなり 松竹梅 の樽酒が どどーん! とお出迎え。
まぁね、きっとこういう大手さんが、頑張って切り開いてきたんであろうけれど。。。
大量の人数が、ドドドっ!っとテイスティング会場になだれ込み、すぐに人だかりが出来てた入口近くのブース。
覗き込んでみると 月桂冠 。
ぜーんぶ4合瓶。 適当にそこらのを一口もらったけど・・・うぇ。選んだのが悪かったのかな(汗)。
アメリカ人は、これ飲んで、本当に「美味しい」って思えるんだろうか。
なんか、どーしても、そう思えない。。。
と、思っていると、これまた長蛇の列ができてるブースが。何だ何だ!
って、おい!キリン瓶ビールとワインの列かいっ!!
なんやかんやで、この列が一番長い・・・。「日本酒」じゃないじゃーん。
うわーん、うわーん(涙)。
やっぱりこれが現状なの?!
ため息つきながら、一番奥のブースに行くと、ようやくそれらしき日本酒発見。
おお!ここには、一升瓶が!
ようやく、今までに無い新鮮なラインナップだ!!
ずらっと並べられたのを見て、まず飲んでみたのは
くろさわ 純米 生もと造り そして 初孫 純米酒 。
月桂冠があまりにもイケてなかったせいか、この2つに“ほっ”としてしまった。。。
ちなみに、よくある「氷に突っ込んだ一升瓶」ではなく、ここには全部常温で置いてある。
聞いてみると、お燗にしても美味しい日本酒 をそろえたんだとか。
うんうん、上の二つも、常温でも美味しいけど、お燗も飲んでみたい!
と思っていたら、隣で 「お燗はありますか?(英語)」と聞いてるアメリカ人が。
ねねね!そう思うよね!
というか、アメリカ人でも、そう質問してくれる人がいて、ちょっと嬉しい!
って期待したら 「お燗が用意できないんです。」 と・・・。
あうー、それじゃあ、こんなラインナップにしても本領発揮できないじゃーん(涙)。
きっと日本のように、こういう会場でお燗を用意できるモノ自体が無いんだろうか。。。
とりあえず、“いつものように” 右からずらーっと全部飲んでみることに。
春鹿 超辛口 もなかなか。だけど、お燗で飲めないのが残念~~。
他のラインナップは
花の舞 (静岡 花の舞酒造)
日本刀 (↑と同じ酒蔵さん)
男山 (何の男山かは忘れちゃった)
黒瓶 (兵庫 八重垣酒造 この銘柄は、アメリカ向け?!)
瑞兆 純米大吟醸 (高清水の酒蔵さん)
奥の松 (福島 奥の松酒造)
酔心 (広島 酔心山根本店)
ちなみに、試飲のカップは、とーーーっても小さくて、注いでくれる量もひと舐めする程度。
(まぁ、それが試飲というものでしょうけれど(汗))
なので、カパカパ次から次へと飲んではメモして飲んではメモして・・・を繰り返していたから、
次第に顔も覚えられたのか 「あ・・・またこの子が来た。」 って感じになってたに違いない。
蔵元さんらしき人が 「お姉さん、さっきから飲みっぷりいいね!これも飲んでみなよ!」と日本語で話しかけてくれた。
「ジャーナリストか何かですか?!」
― いえいえ、ただの日本酒好きです~。
日本から来たばかりなんですが、ワシントンDCの日本酒状況を知りたくて。
なんて話に始まり、桶買いなんかの話まで。
「ヤだね~、こんな話がココでできちゃうなんて(笑)。」と、皮肉を言う蔵元さん。
この日の日本酒は、日本から持ってきたのもあれば、米国法人でこっちで作られているものまであるみたい。
日本酒がここまで知れ渡るようになった話とか、いろいろ聞かせてもらうと、本当に大変だったんだなぁとも思う。
お燗できるお酒、もっともっと広めてください~~(>_<)!!
と、飲んでばかりではありません。
お寿司も食べなきゃ。
とはいっても、ものすごい人のワリには寿司ブースが少なくて、
1時間の講演でお腹を空かせた人たちが、ずら~~っと並び、長蛇の列は絶えず。
造りおきの寿司ではなく、ちゃんと目の前で握ってくれるのだけど、
握るスピードよりもお客さんが取っていくスピードの方が早くて、あきらかにテンパっている職人さん。
いくら軍艦巻き・・・いくらが飛び散ってるよ~~~。
ほんっと、大変そう(汗)。
日本人ももちろんいるけど、やっぱり国際色豊な職人さんたち。
「え、らっしゃ~い!」 って、江戸っ子な声を出しながら握って、雰囲気出してる。
マグロやサーモンはいつも通りだけど、鯛・鰤・小肌・帆立なんかは、こっちに来てから初めてだ!
そして、大好物のイクラとウニにも、ようやくありつけたよー(涙)!!
食べる、飲むだけじゃなく、太鼓 のパフォーマンスも。
これは、目の前でやってくれて、なかなかの迫力!!
久々に太鼓の振動が体の芯に伝わってきて、じ~~~ん・・・。
大手のお酒だけだったらどうしようかと思っていたけど、日本酒ブースでは楽しめたし、寿司もなかなか。
しかも、まったく見ず知らずのアメリカ人のカップルと、ちょっとした会話から仲良くなってしまい、
「アレは?コレは?」と聞かれて、なぜか私がレクチャーしながら、ブースを回ったり。
熱気むんむんな会場で、いろ~んな人とお喋りできて、何気に楽しい~♪♪
が!
最後の最後で、会場を出ようとすると、目に入ってきたもの・・・。
米国カリフォルニア州 バークレイ市 米国宝酒造株式会社!!
・・・。
いろんな人に教えてもらって、聞いてはいたけど。
「アメリカで造ってます!!」
っていう表示に、
本当に日本酒が、アメリカの水、アメリカの米、アメリカの空気で造られてるんだなー、と実感してしまった。
なんだかフクザツ。
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電動式燗どうこ、ってのが、まだこちらではなかなか用意できないみたいですね~。
日本から持ってきても、きっと電圧の関係で、変圧器がないと使えないだろうし、
変圧器で何時間も続けて使ってると、よく壊れるし(汗)。
(ちなみに日本から持ってきた掃除機はソッコー壊れました)
春鹿の超辛口、こないだお燗で呑んだばかり☆
お燗にして美味しいの揃えてるのにお燗で呑めないって悲しいね~~
それは大いなる違いがぁぁぁ。
米はお米です~~。
アメリカの米はタダの当て字です~~。
「米酒」が「日本酒」なんて、ぜっっったいに認めたくないっす~~(涙)。
そこから既に誤った道を。。。(涙)。
ちなみに、小学生の頃は「米でしょ」、国旗が「米って書いてあるでしょ」=「イギリス」と思い込んでおりました。
アメリカで造られた酒は
”米酒”といったところでしょうか~
この表現があながち、
間違いじゃないところが微妙ですね
この現状を見ていたら、ホントになんとかしたい!!
って思うようになってきました。
それで明治かそこらの人たちは「メリケン」って読んでいたそうです。
で、当て字で「米利堅」→省略して「米」、で米国になったんじゃないでしょかね~。
もともとは、白ワインみたいに、冷やしてグラスに入れて美味しいと思われるようなのが取り入れられていたんじゃないんでしょうか。
そして、最近はニューヨークでは確かにお燗がブイブイ言っているそうですが、
ここワシントンDCでは、まっっっったく!!
平にお許し。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/staff/shoin/se_04.html
まき子さん、まともな日本酒と日本文化を伝えてください。
そのために松尾様がお選びになったんですよ~~!
見た目もワクワクして美味い和食だからこそ、酒が旨いわけで。
しかし、アメリカのことを何故「米国」と書いたんだろう?
何故、JRが和太鼓のスポンサーだったんだろう??
てっきりアメリカの方こそ「日本酒と言えば熱燗」な文化なのかと思ってましたがー。
この中ならまずは春鹿、初孫あたりを僕もチョイスしてるかなー。
しかし95ドルは泣けますね・・・
そういうの造るなら「SAKE」っていうな、って。。
しかもティラピアは寄生虫が危ない、ってコメンテーターのみなさまに散々言われていたので
信じられません(汗)。。。
>米国への日本酒輸出における米国規制
一瞬見てみましたが、読む気が失せるような内容ですね(汗)。
どっちかというと「日本の文化を知ってもらおう」っていう会ですね。
>って事はそっちのお寿司屋さんはみんな普通の白飯なの?
まったくの白飯ではないと思うんですよ~。
白飯とは言えないシャリなので。
でも、何がどう混ざっているのかは分からず・・ちょびっっとは酢を入れていると思うんですが。
>外人さんがにぎってるお寿司、美味しそうに見えないんだよなぁ。
彼らも頑張ってる姿を見てしまったので、あまり
大きな声で言えないですが、
ちょっと同感です・・・(汗)。
特に日本人ではなく韓国人が握ってると・・・。
英会話講座は、やっぱり「間違い探しコーナー」と化しそうだったので、やめました。
造られていたら嫌だな。。。
http://www.jetro.go.jp/biz/world/n_america/us/qa_01/04A-000972
仮に小口で送ることができたとしても、届くまでに何ヶ月もかかりそう・・・
というかですね、普段蒸留した強烈な精製酢を使っているくせに、醸造酢のやわらかい口当たりがなぜ我慢できない!と思ったり。醸造酢、かえって生臭いんだろうか。
月桂冠は純米酒出してなかったのかな?最近の月桂冠純米はどうですか?
ただまあ、日本でも消費量から見ればみんな大手のお酒をつまみとか温度とか工夫しながら飲んでるわけですし、居酒屋ではみんなビール飲んでるわけで。そういう意味では日本文化が正しく紹介されているとも(笑)アメリカでもHot Sake頼んでるような外人(笑)にはほとんどお目にかかったことありません。つまみでの工夫のし様もないですし(揚げ物は死ぬほど売っていますが、酒だと酸が弱くて負けるかも)。もっとも、いい酒や肴をガバガバ消費されても日本人として困るわけですが(笑)
アメリカでの醸造は酵素による高温糖化なんでしょうか。高温糖化ってあまり削らなくてもアミノ酸量が少ないものを作れるんですよね。アメリカでもササニシキ、コシヒカリは作っているので、酒米には困らないと思いますが。
個人的には少量限定品を運んでくれる輸出入免許を持った業者さんが現れてくれないかなあ、と思うわけなんですが。免許ってそういう目的では交付されないんだろうか。
★事業目論見書
この目論見書は、非常に細かく書く必要があります。例えば、仕入れ先や販売先に始まって、売上数量・金額、仕入数量・金額、その他の売上金額・仕入金額、販管費・一般管理費、1キロリットル辺りの販売経費などなど、、、。この目論見書の作成がひと仕事です。
http://solicitors1.com/shurui_kyoka/shurui_kyoka.htm
1キロリットル・・・ 無理かなあ・・・
ワシントンDCの桜の所で私が書いた英語、間違いがあるの気付いた?
つっこまれる事を期待したんだが・・期待すな! 笑
マッキーの英語講座?も楽しみにしてるんだけど!
酢飯でない寿司なんて~・・・悲しい。
って事はそっちのお寿司屋さんはみんな普通の白飯なの?
私は偏見はあまりない方だと自分では思っているんだけど、外人さんがにぎってるお寿司、美味しそうに見えないんだよなぁ。
きっと同じ様にフランスやイタリヤで日本人シェフが料理してるの、今は随分大丈夫になったんだろうけど、相当抵抗あったろうなと思いますね。
マッキーの容姿で写真撮りながら、酒をガンガン呑んでたら、確かにジャーナリストに見えなくもないな! 笑
比較する対象によって、また評価も変わってきますね。。。
なんかフクザツ。
「カップになみなみ注いじゃってください(笑)」ってやって繰り返しやってましたが。
なにか。。。
山田錦とか・・・(汗)。
大手さんなんかは、アメリカで作った酒米でお酒を造っているとか。。。
ちなみに、食米は、世界的にみても日本の次においしいのが「カリフォルニア米」と評価されている、
ということも聞いたことがあります。
確かに食米はこちらで買っても、問題なく美味しいです。
ウニは大丈夫でしたが、コハダの「酢」の味わいがどうも苦手みたいです。
ちなみに、アメリカ人はやっぱり「酢」が苦手らしく、
しゃりもほとんど「酢」が効いてません(涙)。
白飯に刺身乗っけてるだけのような味わいです。
サンシンさん、ほんっとに海外進出してほしいものです!!
こういう場でお燗が出せないなんて・・・うぅ。
主催者様。
小さな試飲カップを用意されて良かったと思います。
もし湯飲み茶碗なんか置いてあった日には…
今に酒米も作るんじゃないかと・・そうなったら、やばいよね。
寿司屋にとっては良い客、それとも悪い客?
集まった人たち、コハダやウニをどう受けとめていたのかしら。
せっかく「お燗向きの酒を」といいながら燗の用意がしてないなんて、
酒もですが、サンシンさんにも海外進出してもらわないと。(笑)
太鼓、カミさんが叩く時でも店を空けるわけにいかないから
いつも留守番ばかり。4月20日ももちろん見に行けませぬ。X-)
日本のよさは、日本に来てこそわかるもの!
日本にしかないものがアメリカにあってたまるか~、みたいな。
だから、「米国宝酒造」って書かれてあったのも複雑な気持ちで・・・。
米国で作るなら「日本酒」って言わないでよ、って言う気持ちと、でも輸入すると高くなる日本酒についてはちょっと・・・なーんて。。。
アメリカンライフ、あと1週間ですか!
日本に早く帰りたいとは思いますが、この1週間も満喫してくださいね♪
日本の文化をアメリカで目にできるのは本当に興味深いですよね~。
ちょっとニセ物っぽいところがなんかほっとするでしょ。・・・いや・・・そう思うようになるはずっす!
やはり本場は日本に来ていただいて!!味わっていただかなくては!こんなアメリカクンダリで味合わせてたまるもんか~~~!!なんて。
1番恋しいのは・・・きっと私・・・。
今、サンディエゴ。アメリカンライフも1週間きりました!
でも来年は居ない~~(涙)。
でも日本で日本酒飲んでる~~(嬉)。
日本と往復しながらだったら、日本酒や居酒屋に困ることもないし、
最終的にそういう仕事もアリかも。。。
(なんちって)
何百人かなぁ。会場がパンパンでした。
でも日本人は少しで、やっぱりアメリカ人の方が断然多かったです。
だから、ビールとワインの列が一番長蛇の列だったのかも。。。
白ワインを飲んでる人もおおかったなぁ。
あのカップルに、さっそく例の英会話フレーズを使ってました(笑)。
役に立ちましたよ~。
・・・って、来年もいる??
ほとんどが海外の人だったかい?
やっぱり会場の良い所は大手さんが陣取ってるのかな?
しかも日本のビールに列が出来てるとは・・・う~ん日本酒の会なんだよね?! 笑
海外に違う文化のものを定着させるのが大変なのは想像に難くないね。
せめて燗が出来たら良かったね。
知り合いになったカップルだけでも良い情報を持ってかえれたら、救われるかな!