スノボのために木曽駒に来たはずが・・・

去年から、3連休は何かと 木曽駒高原 の別荘に行く。
家族3人だけで車移動だし、別荘なら誰にも会わないし、密度の低い自然の中でしか遊ばないしね。

木曽駒高原とか開田高原はスキー場もいっぱいあるから、今回の3連休も別荘とスノボを合わせて行くことに。
でも、今まで夏しか行ったことがなくて、冬の木曽駒を全く知らない。

しかも3連休の2日前から今季最大の寒波！
どんだけ積もってるんだか…ドキドキ…

と思ったら、きれいー！初めて見る木曽駒の一面雪景色！

そんなにどっかり降ってなくて安心。
でも、マイナス10℃ （笑）。

屋根も真っ白。
こんな景観になるのね、なんかいーじゃなーい♪



いつもBBQする裏庭は、夏はこんな感じだけど…


ここも景色が一変！



夏みたいに歩いて行けないけど、雪がキラキラしててキレイ〜。


とばかりも言ってられない。
こんもり積もった雪で、駐車の切り返しに苦戦。
しかも、車のドアを開けると、私の足首は埋まりそうなくらい積もってるから、こりゃ息子は歩けんわ。

とりあえず、車から家の入口まで雪掻きで細い道を作り、相方は家の中への荷物運び、私はもちょっと道を広げるように雪掻き。
こんなまともに雪掻きしたのは人生初かも。
めっちゃ体力使うじゃないっすか！


と言ったら、鳥取の師匠に「この写真は雪かき前ですよね？」って突っ込まれました（笑）。
う…こんなんで大変って言ってすみません〜〜。


道を広げて荷物を入れたら、相方とムスコだけ、さっそくスキー場へ。
と言うのも、別荘に到着したら、電気水道ガス周りを開けて、掃除、食材整理、荷物整理、布団敷きなどなど、やることいっぱい！
それ終わるの待ってたら、スキー場に行くのが遅くなっちゃうので、この日は私とワンコでお留守番。

1時間かけて宿泊環境が整った後は、メンズが帰って来た時に駐車しやすいように、もうちょっと雪掻きやろうかな、と。

でも、その前にちょっと一杯♪

と、つまみ（昼ごはん）を準備してた時に相方からLINE電話が。
「スキー場の駐車場に着いたんだけど、腰がやばい、今から帰る」

え？！　滑らずに帰ってくるんかーい！
スキー場から1時間で帰ってくるから、''ちょっと一杯♪'' やってたら、雪掻き、間に合わないじゃん！

お預け食らって、黙々と道路まで雪掻きしてる時に、メンズ帰宅。

見てー！雪掻き頑張ったでしょー！
（各方面から「それくらいで頑張ったいうな」って、これまた突っ込まれそう（笑））

それにしても、腰、大丈夫？！
「お腰が痛いのぉ〜（笑）」

って、この時はふざけてたけど、笑えない事態に。
部屋に戻ってウェアから着替えてる時…

「ぐあ！！」

悲鳴とともに、ソファに腰掛けたまま固まってる相方…「っっっ！たっ…立てない」
まじか！それって、まさか ギックリ腰 なんじゃないの？！（汗）

手助けしようと下手に手を出すと、余計に痛がるから見守るしかない。
私の肩を支えに、ゆっくり立ち上がろうとするも、悪戦苦闘。
10分くらいかけてなんとか立てたけど…

これはもう、整体か整骨院、接骨院に行かないと。
調べると、車で5分のところに整骨院がある！

すると、「車で5分かぁ…ふぅ〜〜よし…」

…よし？
ちょっとマテーい！
まさか、自分で運転しようと思った？
無理ムリむり！絶対ムリ！
私が運転するから！

 

…し〜ん

「やだ、怖い、お前、雪道走ったことないだろ、俺の車も乗ったことないだろ、あーだの、こーだの」

ブツブツうるさーい！そんなこと言ってる場合かー！

それに言っとくけど、ペーパーじゃないからね！

そりゃ、実家でたまにしか乗ってないけど、運転ビビったりしないから！
（まぁ、駐車はいつも斜めになる（笑））

と言うわけで、初めて相方の車を運転。
すると、後部座席から
「そこ！右に切り返して！バック！もうちょっと前！中央線踏んでる！」
あ”ーもう！ごちゃごちゃうるさーい！

無事に、整骨院の行き帰りともに、雪道でも運転できました。
LINE電話のタイミングがあとちょっと遅かったら、私、飲んでたよ…あっぶなー（汗）。

整骨院でマッサージしてもらって、少しは歩けるようになったけど、やっぱり普通には動けないみたい。

夜ご飯のすき焼きの時も、時々立って「ふぅぅぅぅ」。

ちょこっと捻りを入れてみて「ふぅぅぅぅ」


痛そうだけど、なんもしてあげられないのがツライところ。
ギックリ腰はとにかく安静にすることが大切らしいから、ソファにゴロりんちょ。
このゴロりんするだけでも、ナマケモノよりもゆっくりな感じで、ほんっと辛そう…


2Fに寝室があるけど「階段ムリ…このままソファで寝る」とな。
ということで、何かあるといけないから、私は布団を2Fから下ろしてソファの隣で寝ることに。
必然的にムスコもその布団で一緒に寝るわけで。

そうだ！閃いた！
ムスコを一人で寝せる！

ムスコ、まだ一人で寝れないんです〜〜。
いつも、私か相方が寝かしつけないといけないんです〜〜。

そこで。
「ママ、まだ仕事があるから隣のテーブルにいるね。パパも隣のソファにるから、安心でしょ。」

でも、ここからが長い…布団の中から、ずーっと話しかけてくる。
（相方は、疲れたのか、ソッコー寝た）

「ままぁ…」どした？　
「呼んだだけ…」しゃべらないで寝なさい
「ねれない…」目を瞑ってれば寝られるから
「本読んでいい？」だーめーでーすー

こうして30分後、ようやく寝落ち。


次の日も成功。

2日とも、私の方を見て寝てるのが、また可愛い（親バカ）。
ほんっと、すぐ近くに私も相方も居るのに、布団で一人で寝る…ってだけで不安なのね〜。

翌朝は「一人で寝られたじゃーん！えらいえらい。これでもう家でも一人で寝られるね！」
と、いい子いい子なでなでして “持ち上げて” みたものの「別荘は別！家では一緒に寝るの！」

ははは、そう言うと思ってたわ。
まぁ、そう言ってくれるのもあと何年かだから、いっか。


さて。
そんなわけで、初日からぎっくり腰になっちゃったから、スノボにも行けず、結局別荘でダラダラ〜〜。
唯一出かけたのが、いつも食材を買うイオンだけという。（←2日目は私の運転で）

でも、帰りは、また5時間かけて神戸に帰らないといけない…相方の腰、もつのか？！
はたまた、私が運転して帰ることになるのか？！




2日後、なんとか、歩く、座る、立つはできるようになって（それでも一つ一つの動きには時間がかかる）、運転手ふっかーつ。


でも、帰り道の途中、I.C.に入る前の中津川で、鍼灸院に寄ることに。
これでなんとか神戸の家まで帰ることができました〜。

今までも、腰が痛い腰が痛いって何度もあったけど、今回はドッカーン！と大きなのが来ちゃったみたいね。。。
特に何もできなかったけど、冬の木曽駒の綺麗な雪景色が見られただけでも良かったということで。

あ、あと2つ。

今まで、絶対に相方の車の運転をさせてくれたなかったけど（下手だから、と言って）、とうとう運転してやったぜー！

そんでもって、腰が痛い相方のお世話もいっぱいしたので、借りができたぜー！
ふふふ。（鬼嫁？）